ドロドロな人間模様がクセになる! 華流賢者オススメ“宮廷系中国ドラマ”6選

2022.10.20

多種多様な名作が勢揃い。華流賢者がオススメする注目作品LIST。ここでは、宮廷系に注目します。

宮廷系

宮廷ドラマといえばドロドロした人間関係が醍醐味。陰謀渦巻く宮廷を舞台に、屈辱を耐えた主人公が最後に果たす復讐劇が快感！

『瓔珞（えいらく）～紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃～』

女官から皇后へ。破天荒な女性の生き様。
宮廷ものドラマ人気に火をつけた作品。「宮廷ものは話数も多いしシリアスなので見るのが大変だけど、このドラマはほどよくポップで主人公が悪女たちを倒すストーリーがわかりやすい。イケメン、美女だらけ！」（中国人姉妹YouTuber・しーちゃん）。「宮廷ものドラマの中でもまだドロドロ度が軽いので、中国ドラマ初心者にオススメです」（中国人姉妹YouTuber・ゆんちゃん）

『宮廷の諍い女』

宮廷もののドロドロを堪能したいなら…。
清朝の後宮が舞台。「中国時代劇の歴史を変えたと言っても過言ではないサバイバル権力闘争。製作費は当時として巨額の7000万元（14億円）と伝えられ、以降は増加の一途。本作の製作費を下回ればドラマがヒットしないといわれるほど。時代考証も丁寧で、見ごたえ十分。ドロドロな人間模様が詰まっています」（ライター・沢井メグさん）

『琅や榜（ろうやぼう）～麒麟の才子、風雲起こす～』

※「や」は王＋邪

鮮やかな復讐劇に夢中になる“神級”ドラマ。
中国の南北朝時代をモデルにした架空の時代を舞台にした熾烈な宮廷復讐劇。「個人的に全中国ドラマの中で一番オススメ！　物語が作り込まれていて、伏線回収の連続。このドラマを見てしまったら他では満足できないかも（笑）」（ゆんちゃん）。「続編も面白い。ラストは1から見続けた人へのご褒美のような展開が待っています！」（漫画家・魚田南さん）

『風起花抄（ふうきかしょう）～宮廷に咲く琉璃色の恋～』

ドロドロと爽やかさのバランスが絶妙。
唐を舞台にした宮廷ドラマ。「宮廷の陰謀に巻き込まれて命を落とした母親の名誉を取り戻すために、男装したヒロインが謀略と戦うというストーリー。爽やかな恋模様、そして物語の鍵にファッションが登場するので、宮廷もののわりにスッキリと見ることができます。舞台である唐の時代の文化の描き方が素晴らしい」（沢井さん）

『明蘭（めいらん）～才媛の春～』

くじけず悪に立ち向かう、強いヒロインが爽快。
北宋の時代を舞台に、とある夫婦の愛を描く。「主人公はいいとこのお嬢さん。彼女が結婚して夫を才知で支えていくというストーリーですが、とにかくヒロインが強い」（しーちゃん）。「主演はそれぞれ中国で有名な俳優で、共演時はリアルな夫婦だった二人。今は離婚されてしまいましたが、当時はすごい話題に」（ゆんちゃん）

『萌妃の寵愛絵巻（もえひのちょうあいえまき）』

皇帝の寵愛を拒む新感覚ドラマ。
宮廷のドロドロを逆手に取った宮廷ドラマ。「ひょんなことから妃になったヒロインが、『宮廷のドロドロに巻き込まれて死ぬのは嫌！』と、皇帝に愛されないよう奔走するラブコメディ。1話完結でライトなタッチなので、ドロドロは苦手な人や、はじめて中国ドラマの時代劇に触れるという人にオススメです」（沢井さん）