BE:FIRST・SOTA「RYUHEIが僕の布団に…」 “マブダチ”エピソード

エンタメ
2022.02.13
約半年のオーディションを乗り越え、昨年11月にデビューしたボーイズグループ「BE:FIRST」の7人がananに初登場! 彼らが今感じること、見据える先について話を聞きました。ここでは、RYUHEIさんとSOTAさんのインタビューをお届けします。

RYUHEI×SOTA

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RYUHEI:SOTAくんは卓越したダンス技術に余裕さを混ぜられるところが、初対面からすごいなって。あと、肩とか顔とか、角度を一つひとつ細かく工夫を重ねてて、かっこいい!

SOTA:肩をこれだけ上げたら脇はこれくらい開けるとか、シルエットに対する感覚は鏡を見ながら、磨いてきた自負がある。

RYUHEI:僕は体型的に細くて、ダンスが小さく見えるのが嫌で鏡を見たくなかった時期があるから、ずっと鏡を見て練習を続けてきただけで勇気あるなって。

SOTA:RYUHEIのダンスは、顔のもっていき方とか指先の動きとか、僕が気にしてなかったことにすごく意識がいってて、最初からリスペクトだったけど。

RYUHEI:嬉しいです(照)。僕もリスペクトしてます。合宿中に思ったのは、SOTAくんはキレイ好き。服をちゃんと畳んでトントンと詰めてて、キャリーバッグがタンスみたいだった。僕は、ひとまとめに袋に入れちゃうのに。

SOTA:中学生だからいいけど、あまり片付けないよね(笑)。合宿中に相部屋になった時も、押し入れからあるだけ布団出して敷いたり。あれは楽しかったけど、RYUHEIが僕の布団に…。

RYUHEI:ダイブ!

SOTA:僕はちょっと潔癖で、足を洗ってから触れてほしいのに…。あれは悲劇だった(笑)。

RYUHEI:SOTAくんはいつも洗顔フォームのついた真っ白な顔で「RYUちゃんおはよ~」って言ってくれたのも印象的。

SOTA:しょうもな(笑)。

RYUHEI:ふふふ。僕ら二人はマブダチですよね?

SOTA:うん、ずっ友な(笑)。

RYUHEI

自分を見失わず、息の長いグループに。
強みは、小さい頃から習ってきたジャズダンスで培ったしなやかさです。感情表現は、まだ中学生で失恋ソングもあまり聴いてきてないから、自分の想像力で補っている部分も多いんですけど、自分が巡らせた分、人の想像も掻き立てられるんじゃないかと思います。

メンバーには「変わったヤツ」ってよく言われます。でも、この評価については審議です! 僕から見れば、ずっとエネルギッシュな太陽属性のLEOくんとか、みんな変わってますからね(笑)。BE:FIRSTは全員でまっすぐ前を見続けられるグループ。オーディション中からお互いの想いや努力を認め合ってきたけど、これからも自分を見失わず、人の意見を尊重できる人間性を大事にしたい。そうすれば、ナンバーワンになった後も、息の長い活動ができると思います。

中学校生活にBE:FIRSTの活動が加わりましたが、好きなことを楽しみながら成長できているこの状況が本当に幸せです。大変なことは、ホテル泊だと朝、お母さんが起こしてくれないことくらい(笑)。どうせ起きられないと思いつつ、本当に起きなきゃいけない1時間前にアラームを掛けるけど、やっぱり無理です。

長距離の移動が増えたのも生活上の変化ですね。縮こまった腰を伸ばすために、猫のポーズをよくやっています。元々体は柔らかかったんですが、本格的にストレッチをしてから、関節すべての可動域が広がって、ダンスにもしなやかさが出ました。痛みを感じてからがストレッチです! 無理のない範囲で、じわじわ伸ばして達成感を味わってください。

(写真左)リュウヘイ 2006年11月7日生まれ、愛知県出身。グループ最年少ながら、長い手足を活かした色気のあるダンスで魅せる。
ジャケット¥99,000(エム エー エス ユー/ソウキ TEL:03・6419・7028) カットソー¥10,450 パンツ¥28,600 靴¥55,000 ベルト¥12,100(以上ラッド ミュージシャン 原宿 TEL:03・3470・6760) イヤリング¥15,400(トーガ ビリリース/トーガ・アーカイブス TEL:03・6419・8136)

SOTA

次元の違うダンスを見せつけていきます。
昔から自分のことを知りたいという好奇心の強い子どもで、いろんな方法で自分と向き合ってきました。そのひとつがダンサーの道を究めることで、ダンス漬けの毎日を送り、出場した世界大会で4回優勝し、その振り付けも担当しました。

自分の音楽で自分を表現したい気持ちが芽生え、オーディションに参加したんですが、マイクを持ち、音楽との距離を縮めながら踊る気持ちよさは、今まで味わったことのない幸福感でした。それを体験し、アーティストとしての表現方法が身についてきた今こそ、ダンサーとしてのスキルを掘り起こして、唯一無二のパフォーマンスをしてみたいという想いが強まっています。最近僕を知ってくれた人たちに伝えたい。みなさんが思っている以上に、僕ダンスうまいです(笑)。まだ世界一の実力を披露できていないのがもどかしい。ラップや歌唱の技術を磨きつつ、もっと自分の本質のダンスを見せていきたいです。それが、本気で世界を目指すBE:FIRSTが、次元の違うパフォーマンスをするグループだと認めてもらうために必要なことだと思います。

昔から緊張するとストレッチするクセがあって、脚を広げて膝を曲げて、上体をひねるだけで、心が落ち着くんです。最近一人暮らしを始めたのですが、相変わらず踊りまくっています。マンションなので音を立てないように、つま先立ちで踊っていたら、体幹が鍛えられ、新しい軸技が身について、まだまだダンスのスキルも向上中。常に進化を止めず、バチバチにパフォーマンスする僕たちの姿をたくさん見せていきたいです。

(写真右)ソウタ 2001年1月18日生まれ、神奈川県出身。ダンスはもちろん、ラップスキルも高い。世界一を知るがゆえの視座の高さを持つ。
カーディガン¥49,500 シャツ¥42,900 靴¥68,200(以上トーガ ビリリース/トーガ・アーカイブス) パンツ¥99,000(エイティーズ) リング、左手人差し指¥24,200(オール ブルース) 共にエドストローム オフィス TEL:03・6427・5901 右手小指¥18,700(ミラ/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575) その他はスタイリスト私物

ビーファースト 新曲「Brave Generation」が好評配信中。また、昨年11月に行われた初ワンマンライブを収録したDVD&BD「“FIRST” One Man Show‐We All Gifted.‐」が2月16日に発売予定。

※『anan』2022年2月16日号より。写真・堀越照雄(TRON) スタイリスト・井田正明 ヘア&メイク・下永田亮樹 伏屋陽子(ESPER) ヘア・Kurushima(Y'sC) プロップスタイリスト・玉ノ井哲哉 取材、文・小松香里 小泉咲子 鈴木恵美

(by anan編集部)

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