ももクロが芸能界入りのきっかけ? 俳優・宮世琉弥「東日本大震災で被災し…」

2020.7.29
今後、世界のトレンドを作り出していく世代として、大きな注目を浴びているZ世代。その多くは、現在まだ10代。幼い頃からネットを通じて海外コンテンツに親しみ、リアルタイムで世界のトレンドに触れてきた彼ら・彼女たちは、グローバルな視点を持っており、既存のルールにとらわれない。

今回はそんなZ世代の注目株の一人をご紹介。『パーフェクトワールド』などのドラマに出演、資生堂「シーブリーズ」のCMにも今年から抜擢された宮世琉弥さんです。

「表現力を学んで身につけ、目を生かした演技をしたい」

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「小学生の時に東日本大震災で被災したのですが、復興支援としてももいろクローバーZさんが来てくださり、ステージを観た人が元気になる瞬間を見て、僕もエンターテインメントの仕事をしたいと思いました。僕の特徴は目の力だと思うので、俳優として、それを生かした表現に挑戦しています。ぱっちりさせたらキラキラ系、ダルッとさせるとサイコパス系など、いろいろな表情が作れると気づきました。役者さんの声の表現やジェスチャーを勉強するために、洋画は字幕と吹き替えの両方を観ます。そうして、監督さんと会う時に、少しでも多く表現のバリエーションを持っていけたら。あと、僕、新しいお仕事やオーディションの日は早起きして、顔のむくみを取ったり朝風呂に入ったりして気合を入れます。ただ、1日にお風呂が2回の日が増えるとガス代が高くなり、“あ~!”ってなることが、悩みどころです(笑)」

目標を尋ねると、2つ教えてくれた。

「一つは、いろいろな作品に出て、いろいろな役を演じて、幅が広い俳優さんになること。そして、もう一つが、自分が制作側となって映画を作ることです。『Fukushima 50』を観た時に、自分が経験したことが描かれていて衝撃を受けました。そうした人の心を打つ作品を、いつか、手がけてみたいと思っています」

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【発掘秘話】「人を元気づける仕事がしたい」と思っていた10歳の時に、地元である宮城県のショッピングモールでスカウトされた。

ブレイク俳優の登竜門「シーブリーズ」に抜擢。

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資生堂「シーブリーズ」のCMに出演中。高校生の青春を描いた胸キュンストーリーを演じる宮世さんの爽やかな姿は必見です。

ファッションショーのランウェイに登場!

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「Tokyo Virtual Runway Live by GirlsAward」に出演、バーチャル空間のランウェイを歩いた。モデルとしても表現力を存分に発揮! ©Tokyo Virtual Runway Live by GirlsAward©AbemaTV, Inc.

みやせ・りゅうび 2004年1月22日生まれ 宮城県出身俳優。ドラマ『パーフェクトワールド』、映画『夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風』などに出演。今後も待機作が多数。趣味はファッションと一眼レフカメラ。

※『anan』2020年8月5日号より。写真・小笠原真紀 取材、文・重信 綾

(by anan編集部)