竹内涼真「撮影が過酷なので…」ドラマ『テセウスの船』での苦労とは

ライフスタイル
2020.02.19
ストレッチやランはもはや生活の一部。常に最高のコンディションで仕事に備えるため、ストイックにカラダに向き合う竹内涼真さん。毎日のルーティンやトレーニングの秘訣を自らの実践を通して語ってくれました。
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時には、カラダをアスリート並みに引き締めたり、ウェイトを増やし筋肉を鍛えて大きく見せたり。役柄に応じて、自身のカラダを自在に操る竹内涼真さん。現在放送中のドラマ『テセウスの船』で主人公の田村心を演じるにあたり、映画『太陽は動かない』の際に最も大きく作り上げた筋肉を落とす必要があったという。

「役作りのために今はあえてジム通いをやめているんですが、撮影が過酷なので、何もしなくてもどんどん体重が落ちてしまうんです。そのぶん、たくさん食べて体調管理を徹底しています。ただ、鍛えていないときでも家でテレビや台本を見ながらストレッチはこまめにしているし、毎朝、現場に行く前に熱いお湯に浸かりながらカラダをゆっくり伸ばして温めるのが僕のルーティン。血流を良くしてカラダを目覚めさせるウォーミングアップをすることで、お芝居の反応も早くなるし、セリフも出やすくなるんです。それに気づいたのは、アンアンの“カッコいいカラダ特集”で表紙をやらせていただいたとき。代謝を上げる目的で朝の入浴を始めてみたら、毎日調子がよくなったんです」

ほかにも体調を保ちながら体型をシャープにするために、有酸素運動として、ランニングも取り入れているそう。

「寒い季節は室内でトレッド・ミル(ランニングマシン)も使います。走る時間は、強弱をつけながら30~40分。ランで痩せようというよりは、朝走って代謝を上げた状態で一日過ごすとエネルギー消費に繋がるので、結果的に燃焼効率が上がるんです」

これからトレーニングを始める人に向けて何かアドバイスはありますか?

「ストレッチやランって代謝を上げる手っ取り早い手段。始めるまでは面倒だけど、習慣づけてしまえば楽になります。ちなみにどんなトレーニングをするときでも、どういうカラダになりたいかをイメージすることが大事です。痩せたい、鍛えたい、筋肉をつけたい…目的はどれでもいいけど、それだけではざっくりすぎ。具体的に数値化できなくても、人間の気持ちや思考が成果と関連しているってことは、自分でもこれまでに実感しています。トレーナーさんが言うには、トレーニングと同時に脳へ刺激を与えることで、さらに効果を高めるんだそう。そのためには、ウエストのくびれをこれぐらいにしたい、この筋肉をもっとこういう形にしたいなど、細かい部位までしっかりイメージすることが大事。もちろん筋トレをすれば筋肉はつくけど、自分が向かう方向を頭にしっかりイメージすることで、カラダはさらにそのモードに入りやすくなるんです」

日々トレーニングをこなしながらも、実は竹内さん、食べることが大好きなんだそう。

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「筋肉を保ちたい期間は、肉などのタンパク質や炭水化物を積極的に摂るように気をつけたりもしますが、そもそも毎日撮影が続いてもロケ弁だけで済ませることはないですね。カラダは8割以上食事から作られるもの。手作りされた温かいものや、バランスのとれた食事は大事です。僕は一日の最後に、フレンチでも焼き鳥でも、その日に自分が食べたいものを食べられる店をいくつかストックするようにしているんです。ご褒美があると思うから、その日一日をさらに頑張れるんですよね(笑)」

たけうち・りょうま 1993年4月26日生まれ、東京都出身。現在放送中の日曜劇場『テセウスの船』(TBS系)では、主人公の田村心を熱演。また5/15公開の映画『太陽は動かない』では、藤原竜也と初共演し話題を集めている。同作品の連続ドラマ版はWOWOWにて5月放送予定。

Tシャツ¥10,000 パンツ¥39,000(共にミノトール インスト TEL:03・6455・1466) その他はスタイリスト私物

※『anan』2020年2月26日号より。写真・森山将人(TRIVAL) スタイリスト・徳永貴士(服) 白男川清美(プロップ) ヘア&メイク・佐藤友勝 取材、文・若山あや

(by anan編集部)

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