3種類を重ねづけして、清らかさの中に色気を忍ばせて。
“知性”と“ヘルシーさ”“あどけない甘さ”は、女性の外せない魅力ポイント。3種の香水を重ねると効果は倍増。湯上がりのようなシャンプーの香りを髪や首の後ろに、クリーンな洗剤の香りを洋服のタグや背中に、エロスを感じるムスクの香りは下半身へ、それぞれ2プッシュを目安に。
「香水をレイヤードする時は、つける位置を変えて香りが混ざらないように。つける前にティッシュに3つの香りをプッシュして、相性を確認してみてください」(牧野さん)
フェルナンダ「フレグランスボディミスト(マリアリゲル)」
写真・上
ジャスミンと洋梨の豊かな香りを基調に、スズランのほのかな甘さが大人の可愛らしさを演出してくれる。「ずっと嗅いでいたいと思う爽やかなシャンプーの香りだから、髪の毛や首の後ろにつけてナチュラルに漂わせてください。清楚な中に、色っぽさが滲み出ます」(牧野さん)。50g¥1,400(フェルナンダ TEL:045・228・7789)
ランバン「エクラ・ドゥ・アルページュ オード パルファム」
写真・中
石けんのような柔らかい香りで、ラストはムスクの甘さが出る。「男性にとって石けんの香りは、お母さんに抱っこされていた子供の頃の記憶を無意識に思い出すため、癒し効果や安心感があります。これからもずっと一緒にいたいと思わせることができますよ」(牧野さん)。50ml¥8,600(ブルーベル・ジャパン TEL:0120・005・130)
クリーン「クラシック フレッシュランドリー オードパルファム」
写真・下
洗いたての洗濯物をイメージさせる洗剤の香りは清潔で家庭的な印象を与えられる。清らかでナチュラルな香りは、守ってあげたくなる愛おしさをアピールするのに効果抜群。「露骨なわかりやすいエロスではなく、透けて見えるエロスこそ美しいんです」(牧野さん)。60ml¥9,500(ブルーベル・ジャパン)
お風呂上がりのボディクリームは、“腕”と“太もも”に。
ボディクリームは大人っぽい香りが多いため、肌に仕込むことで上品なイメージに。また、ほのかに洋服へ移って、わざとらしくない香りを纏うこともできる。
「香りは体温で変わりやすいため、汗をかきにくい腕や太ももに塗りましょう。リラックスタイムに好きな香りに包まれることで、自身の官能を掻き立てられます」(牧野さん)
保湿されている肌は香りをキープする力が強いため、乾燥対策も忘れずに。
クロエ「パフューム ボディクリーム」
ローズの香りがフレッシュでフェミニンなボディクリーム。女性ホルモンのバランスを整えてくれるローズは、自信や癒しをもたらしてくれる。「アンバーやシダーウッドが織りなす香調が贅沢な気持ちにしてくれます。好きな香りをつけてベッドに入ると贅沢な眠りに」(牧野さん)。150ml¥10,500(ブルーベル・ジャパン)
ボンド・ナンバーナイン「セント・オブ・ピース ボディシルク」
甘いカシスと、軽やかで愛らしいスズランの香りが優しく広がり、気持ちを落ち着かせてくれる。「程よい抜け感とエロスが織り交ぜられているから、男性を惹きつける魅力があります。お風呂上がりの潤った肌に馴染ませることで、上品なフェロモンを纏うことができます」(牧野さん)。200ml¥18,000(ブルーベル・ジャパン)
即効性が欲しい時は、ほのかに香るヘアミストをオン。
ヘアミストなら重くならずナチュラルに香るから、つけた直後から好印象。気合が入っている女性は警戒心を持たれてしまうことがあるけど、清潔感のある香りならメイク直しの時にプラスしても大丈夫。いつもいい香りのする女性からは清楚な色気が感じられるもの。積極的に利用して。
「さりげなくいい香りがすると、思わず抱きしめたくなったり、香りをもっと嗅ぎたくて近づきたいと思う男性は多いです。飲食店でもヘアミストならOK」(牧野さん)
TOCCA「ヘアフレグランスミスト ジュリエッタの香り」
グリーンアップルとピンクチューリップの濃厚なフローラルは、可愛らしさを演出しやすい香り。「清純さの後ろに色気をふんわりと感じることができ、男性の嗅覚へのアプローチはもちろん、自分自身の気分転換にも使えます」(牧野さん)。50ml¥4,000(グローバル プロダクト プランニング TEL:03・3770・6170)
a peaceful world「HUG フレグランスミスト」
上品なシャンプーの香りで、髪の毛の先につけるとお風呂上がりのような色気を漂わせることができる。「ライチの甘い香りで可愛らしく優しい雰囲気を作れるため、初対面の人にも好印象を与えられます。ポーチに入るサイズで、持ち運びしやすいのも嬉しい」(牧野さん)。7ml¥1,000(福美人 TEL:03・5428・4343)
牧野和世さん 香水コーディネーター。美と健康のプロ集団「福美神」を主宰する美容のスペシャリスト。数々のメディアで活躍し、著書に『キレイもかわいいも思いのまま!1秒でモテる香水テクニック』(KADOKAWA)が。
※『anan』2019年10月23日号より。写真・多田 寛 取材、文・三谷真美
(by anan編集部)
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