何を着ればいい? 「ランニング」が楽しくなる8アイテム
ゆっくりでも大丈夫。まずは30分走ってみよう!
ランニングはこんな人にオススメ!
□運動不足を解消したい。
□体型の崩れが気になってきた。
□最近ストレスが溜まっている。
身一つで始められる手軽さがランニングのいいところ。けれど、あまり準備をおろそかにするとトラブルを招く危険もあるという。
「とにかく走ってみよう! と一歩を踏み出すことは大切です。でも綿100%のTシャツで走れば汗をかいたあとの体を冷やしてしまうし、運動に適さない靴で走ると足を痛める可能性も。不快感があると何事も続きません。必要最小限でよいので、ギアは初めに揃えて」(ランニングコーチ・真鍋未央さん)
三日坊主にならないためには、“やりすぎない”こともポイント。
「やる気に満ちている時、つい走りすぎてしまいがち。でも体は想像以上にダメージを受けているので、疲労が怪我につながることも。腹八分目で切り上げましょう」
何を揃える?
ウェアとシューズ。まずはここから。
最近は高い機能に加え、普段使いもできるようなデザイン性の高いランニングウェアが多数。シューズとウェア以外は道具が必要ないランだからこそ、身につけるものにはしっかりこだわろう。揃えるアイテムと選ぶポイントをしっかり押さえたら、あとは自分なりのコーデを楽しんで!
【Cap:見た目はもちろん機能性もアリ。】
キャップには日よけ効果だけでなく、熱中症予防や、顔に流れる汗を止めてくれるといった大切な役目も。
【Sunglasses:強い紫外線から目を保護する。】
紫外線が目に入ると疲労感が出るだけでなく、目の病気になる恐れも。UVカットタイプのレンズをチョイスして。
【Sports bra:バストを守り垂れを防ぐ。】
体が上下に大きく揺れるとクーパー靭帯が損傷し、下垂の原因に。ホールド力のあるスポーツブラがマスト。
【Wind shell:脱ぎ着をして体温調節可能。】
薄手のものでも、1枚羽織るだけで体はあったか。使わない時はコンパクトに収納できるシェルがオススメ。
【T‐shirt:汗をキャッチして外に逃がしてくれる。】
綿のTシャツは汗を吸い込んで外に逃げないため、体が冷えてしまいがち。吸汗速乾に優れたものを選んで。
【Tights:脚全体を覆ってランをサポート。】
最近はデザイン性のあるタイツで走るスタイルが定番。お尻まわりが気になる人はショートパンツを合わせても。
【Shoes:クッション力で選ぶべし。】
デザインが気になるところだけど、最初はクッション性を重視して底が厚めのタイプがベター。サイズはつま先に親指の幅1本分余裕があるものがベスト。
【Socks:ムレない靴下はノンストレス。】
綿の靴下は汗によるムレが気になるため、スポーツ用を準備すること。ドライ感やサポート力があるものが◎。
いつ走る?
ライフスタイルに合わせればOK。
オススメは、朝。朝に体を動かすと代謝が上がり、一日の活動がスムーズになるだけでなく脂肪燃焼も活発に! とはいえ、朝早く起きることがストレスになり、結局走らなくなってしまっては本末転倒なので、ライフスタイルに合った時間帯で走りましょう。まずは「続けられる」ことを最優先に。
真鍋未央さん ランニングアドバイザー。学生時代800m、1500m、3000mの陸上選手として活躍。高校卒業後は資生堂ランニングクラブに所属。現在は独立し、全国各地のランニングイベントや企業向けのランニングクリニックを開催。
※『anan』2019年2月27日号より。イラスト・別府麻衣 取材、文・黒澤祐美
(by anan編集部)