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もうヤッてらんない…女が突然見限る「自覚ゼロ最低男」の特徴 レスなひとびと

文:三松真由美 イラスト:犬養ヒロ — 2019.4.11
現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、彼女に尽くされて当たり前と考えるアラサー男子。感謝の欠片も示さず、当然ながら悲劇を迎えたクズ男に、三松先生がさらなる喝を入れます!

【レスなひとびと】vol. 24

大志(33歳)この歳にもなって感謝心レス。
やってもらって当然と思う傲慢男は幸せになんかなれるもんか。女子もだけど。

24

 

20時くらいに慌てて大志は彼女の美香にLINEをする。

「今日遅くなるから、晩御飯いらない」

数分後、LINEの着信音に気づいたが、飲み会が始まっていたので、見るのは帰りの電車にした。

「ありゃ! わかったよ。お仕事? 大変だね、頑張ってね~」

1時頃帰宅すると、美香が起きていた。

「おかえり! あれ? 飲んでる?」

「接待だよ。飲みも仕事の一環だから。遅いしもう寝よう」

布団に入ると、美香がニコニコして話しかけてきた。

「あのね、最近、大志が忙しそうだから元気出るように、晩御飯、好物のハンバーグにしたんだよ。ラップかけて冷蔵庫入れたから、朝ごはんに食べていったらいいよ」

「朝からハンバーグちょっと重くない? 朝はゼリーで十分だ」

「そっか。そうだよね。あのね、美香も久々に大志と夜どっか飲みに行きたい。金曜だから会社終わりに待ち合わせてさ、行こうよ」

「うーん、俺疲れてるし、早く帰れる時間わかんないんだよなあ。また様子見ながらね。そんなことより、しようよ?」

美香は黙り込む。

まずキスだ。キスにまさる言葉なし! 大志は、美香を抱き寄せて唇を押し付け、右手でおっぱいをムギュっとつかむ。女の人ってセックスレスに悩むらしいからな。せめてこれくらい愛情表現しないと。いつものように、美香のボディをペロペロし、気分良くさせてやる。これさえがんばれば、美香はずっと俺のもの。

翌朝、朝起きて支度をしていると、美香が聞いてきた。

「ハンバーグどうする? 夜、食べる?」

「うーん、やっぱいいや! 今日はラーメンの気分。美香、食べていいよ」。

「わかった。大志、今日花粉ひどいみたいだから、玄関に私の薬、半分置いとくね。持って行きなよ」

「はいー。気が利くね」

やっぱり、寝る前にエッチで気分良くさせてやったからな、俺につくしてくれる。かわいいやつだ。

夜、帰宅すると部屋が暗い。美香が帰っていないなんて珍しい。電気をつけると。

美香の荷物がない!

ゴミ箱を見ると、ハンバーグがくだかれて捨てられていた。

「荷物どっかやった?」と送ったLINEに既読がつくことはその後ない。

美香と楽しいことをしたベッドを見つめる。

青いベッドカバーの上に、美香のバースデーにプレゼントしたブレスレットが置かれていた。


パートナーに「ありがとう」と伝えていますか?「ありがとう」は、感謝&嬉しさを示す表現のひとつです。あなたがしてくれたことに感謝。あなたの存在に感謝。あなたが生まれてきてくれたことに感謝。これくらい感謝してこそ「ありがとう」の重みが増すのです。

この言葉が枯渇すると、相手はどう思う? 愛情表現が空回る感覚に。愛されている自信をなくし、「私のこと、そんなに好きじゃないみたいだな」と、ある日、パートナーの前から消えてしまう女性は一定数いるようです。(女子会調べ)

長年夫から「ありがとう」を言われていない妻は「どうせ、私なんかお手伝いさんとしか思われてない。将来介護なんかしてやらない」となります。(主婦会調べ)

ある女性はこう言いました。

「私のために頑張ってくれなくなった。ありがとうなんて言われない。こっちは彼を愛してるし、彼からも最低限、好きでいてもらえるように頑張っているのに」と。

最近パートナーのために、何か頑張りましたか? 大きなことでなくていいのです。相手が喜びそうなことを意識すると見えてきます。男性なら、ワンピースのファスナーを下ろしてあげるとか。お風呂にバスソルトを混ぜておいてあげるとか。

女性なら、まさに美香さんがしているようなことです。

それが嬉しければ、何はさておき「ありがとう」です。心をこめてありがとう。釣った魚に餌をやらなくても、相手が去らない時代は終わりました。失いたくないパートナーがいるのなら、「ありがとう」と感謝することを忘れない。

「気持ちを込めたありがとうは、二人の関係を強固にする最強ワード。相手の存在すべてに感謝せよ。セックスよりありがとう」

三松 真由美 
恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にhanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。日本性科学会会員。ED診療ガイドライン作成委員。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。

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