小さな歯と真ん丸の頭に撃沈…毛玉のような仲良し姉弟猫さまたちの日常とは
取材、文・Manabu Matsunaga — 2023.4.8
フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介! 第123回目はエキゾチックショートヘアブラウンタビーのクリスピー(Crispy)さまとブルーのペピート(Pepito)さまが登場です。
とても仲良しな姉弟猫さまたちの物語
【フレンチ猫さま】vol.123
猫さまの話をもっと聞かせて!
クリスピーさまは4歳の女性、ペピートさまは3歳の男性猫さま。
左:クリスピーさま、右:ペピートさま。
クリスピーさまが語ります。
私は一日のほとんどの時間、窓の外を眺めています。食に関しては、好き嫌いもなく、さまざまなフレーバーのパテ等なんでも食べます。寝るのはベッドかキャットツリーで、カノコソウが入ったおもちゃが大好きです。性格は、明るくとても社交的。チャームポイントはちょっと歯並びが悪いけど、外に出ている小さな歯がみんなに人気です。
ペピートさまが語ります。
僕は、家の中に飼い主がいるとずっと後を追って過ごします。食事は好き嫌いがあり、お姉ちゃんのクリスピーとはちょっと好みが違います。ソファかキャットツリーで寝るのが好きで、小さいねずみのおもちゃがお気に入りでよく遊びます。見知らぬ人に対してとても臆病です。チャームポイントは、丸い大きなボールのような頭、だそうです。
飼い主から見たクリスピーとペピートさまとは。
彼らは私たち家族にとって最初の猫たちです。それぞれ別のブリーダーからやってきました。クリスピーの時は、ある晩、ブリーダーのところへ会いに行ったところ、夫が一瞬で恋に落ちました! 彼女はとても賢くて落ち着いていていました。
クリスピーは我が家で最初の猫でしたが、私たちは仕事のためほとんど家にいなかったので、彼女が退屈しないように2番目の猫を迎えたいと思っていました。 そこで、別のブリーダーを見つけて、ペピートを受け入れました。彼が生後1か月のときに会いに行き、この小さな毛皮のボールを好きになり、生後3か月になったときに家に連れて帰りました。
最初、クリスピーは少し複雑な様子でしたが、彼女はすぐにペピートを自分のきょうだいとして受け入れました! 彼女は彼を愛情たっぷりにグルーミングしました。
私たちは毎日彼らの世話をし、彼らが必要とする愛情を与え、もちろん食事も与えています。彼らと過ごすすべての瞬間が楽しい時間だと思います。彼らは、私たちが必要とするすべての愛を与えてくれて、私たちが元気のないときには寄り添ってくれる方法も知っている無邪気で小さな毛玉たちです。一緒にいるだけで気分が高まります。毎日の生活でクリスピーとペピートは私たちとすべてを共有しています。
――エキゾチックショートヘアの性格は、甘えん坊ではありますが、依存心はそれほど強くないと聞いたことがあります。性格も温厚で、クリスピーさまとペピートさまはほとんどケンカもしないとか。姉御肌のクリスピーさまはペピートさまの本当のお母さんのようにお世話をして、毎日を過ごしているようです。
instagram@exotic.crispy.pepito
取材、文・松永学