文・mayu
Q. 1回の月経期間内でナプキンのタイプを使い分けしていますか?
anan Beauty+ clubのメンバーに調査したところ、なんと全員がナプキンを使い分けている結果となりました! 2種類か3種類を使い分けている人が多く、なかには4種類を使い分けている人も。
※ anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
※1 「ナプキンに羽は必要? 女性約100人に聞いた『ナプキンのこだわりポイント』」記事掲載
どのようなタイプを使い分けていますか?
どんなタイプをどんなふうに使い分けているのか詳しく聞いてみましょう。
「2種類使い分け」の場合
「1日目〜3日目が量が多いので常に夜用、量が少なくなってきたら昼用」(29歳・会社員)
「生理はじまりの1~2日は量が多い日用、それ以外は普通用」(33歳・専門職)
「多い昼用と軽い日用」(36歳・会社員)
「昼用と夜用」(32歳・会社員)
「昼/夜」または「多い日/少ない日」の2種の使い分けがあるようです。
「3種類使い分け」の場合
「昼用(軽め)、昼用(多め)、夜用」(29歳・会社員)
「昼用、昼多い日用、夜用」(33歳・会社員)
「昼用、夜用、軽い日用」(26歳・会社員)
「昼用、夜用、少なくなってきたときの軽い日用」(33歳・会社員)
「羽付き、羽なし、夜用の3種類。2日目は羽付き」(37歳・専門職)
「多い日用羽つき、少ない日用羽なし、夜用」(39歳・会社員)
「多い日は多い日の昼用、普通の量になったら普通の日用、終わりかけにはおりものシートで対応している」(37歳・その他)
「昼用、夜用、よく動くときはズレにくいもの」(28歳・契約社員)
「昼用、夜用、重い日の夜用のショーツ型ナプキン」(25歳・会社員)
「昼用と、夜用に分ける。運動するときは動きやすい薄いものをつける」(24歳・会社員)
「軽い日の昼用/多い日の昼用/夜用」の3タイプの使い分けがベーシックのようですね。それ以外にも「羽あり/羽なし」を使い分けていたり、ショーツ型や運動用などを活用している人も。
「4種類以上使い分け」の場合
「1~3日目までは、多い日の昼用・多い日の夜用。4日以降は、普通の日の昼用・多い日の昼用(夜に使う)。かなり量が少なくなれば、おりものライナー」(33歳・自営業)
「昼用、軽めの夜用、重めの夜用、軽めの昼用」(32歳・会社員)
月経の前半の昼と夜、後半の昼と夜などと、経血の量に合わせて細かく使い分けていることがわかりました。
ナプキンを何種類も使い分けるのは、手間ではないのでしょうか? どんなメリットがあるのか、使い分ける理由について聞いてみました。
Q. ナプキンを使い分けている理由は?
「夜は漏れないように専用のものを使いたいので」(34歳・会社員)
「夜用は睡眠中に漏れたくないから。昼用はこまめに替えたいから」(32歳・会社員)
「絶対に下着やリネン類を汚したくないから」(25歳・会社員)
絶対漏れたくない! という気持ち、すごくわかります。
「量が少ない時に夜用のナプキンを使用するのはもったいない気がして、ある程度落ち着いたら昼用にチェンジするようにしています」(29歳・会社員)
「量が少ない日に、大きいのを使うのはもったいないし蒸れそうだから」(36歳・会社員)
「量に合わせたもの使ったほうがコスパが良いから」(26歳・会社員)
ナプキンは大きくなるほどひとつあたりの値段は高くなるので、経血の量に対してオーバーサイズを使うのはもったいない!
「ただでさえ気分も良くないので、快適に過ごせるように。また限定パッケージなど可愛い柄のものも選ぶようにしてます!」(28歳・契約社員)
「その時の量で決めるほうが付け心地がいいからです」(35歳・自営業)
「量に合わせて付け心地を軽くしたい」(33歳・会社員)
「ごわつくのが苦手なのと、生理のタイミングに合わせてナプキンを切り替える行為が、自分の体と向き合っている感覚になりとても楽しいから」(44歳・自営業)
ナプキンは小さいほうが付け心地が軽く、肌ストレスも軽減できるため、使い分けは月経を少しでも快適に過ごす工夫のようです。さらにパッケージを選ぶ喜びや、体と向き合うことで小さな幸せを感じようとする姿勢が素敵です。
「量に合わせて変えるのが普通だと思っていた…」(32歳・会社員)
という回答もありました。月経が始まって以降ずっと使い分けが当たり前だったのですね。
ナプキンの使い分けで、少しでも快適な月経を!
多様なナプキンが販売されている今、ナプキンの使い分けはもはや常識だったことが明らかに! 使い分ける理由として、経血の多い日の最優先は「絶対に漏れない」こと。そして量が少なくなってきた日の優先は「付け心地の軽さ」ということがわかりました。
ナプキンは毎月使うものだし、これからも長い付き合いになるはず。だからこそ、選ぶことを楽しみながら、自分の体の声を聞いて、月経を快適に過ごせる使い分けをしていきたいですね。
(C)Emma Farrer/Getty Images