文・高橋あやか
トイレの必需品はどこに置く?
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トイレットペーパーや掃除道具など、トイレに欠かせないアイテムはさまざまありますが、それぞれどこにストックしたり、保管したりしているのでしょうか。アイテムごとの置き場所を聞いてみました。
トイレットペーパー
「トイレ上部の棚」(36歳・会社員)
「トイレの近くの棚に入れる。1パックはストックしておく」(40歳・専門職)
「トイレの棚の中。今使っているものがなくなりそうな時は、トイレットペーパーホルダーの小さな棚の上にひとつだけ予備を置いておく」(44歳・主婦)
トイレットペーパーは、備え付けの棚に収納するという人がほとんどでした。少数派ですが、床に置くという人もいました。
私は、以前はトイレットペーパーを購入したら、すべて袋から取り出し、棚にひとつずつ収納していましたが、面倒なので、最近はトイレ上部にある棚に、袋に入れたままストックしています。
掃除道具
「トイレ上の棚」(34歳・主婦)
「備え付けの掃除用具入れ」(36歳・会社員)
「上部の棚と、トイレ内の小さい手洗い場の横にトイレブラシを立てている」(31歳・専門職)
「トイレ内の手洗い場下の棚と上部の棚」(40歳・経営者)
掃除道具は1か所にまとめて収納する派もいれば、2か所に分けている派もいました。掃除道具の数が多いと、ひとつの棚に収まりきらないというケースもあるかもしれませんね。
我が家の掃除道具はシンプルで、洗剤とブラシ、掃除シートだけなので、ひとつの棚に収まっています。
生理用品
「トイレ上部の棚の中に、木製のカゴを置いて、その中に入れている」(40歳・経営者)
「トイレの上の棚に巾着を置いて、入れている」(34歳・主婦)
「トイレの床にカゴを置いて、その中に入れている」(32歳・会社員)
月経ナプキン・タンポンなどの生理用品は、カゴや巾着などに入れ、中身が見えない状態にして、棚に保管している人が多いようです。生理用品は、すぐ手の届くところにしまっておきたいですが、そのまま置くのはちょっと抵抗があるという人も多いかもしれませんね。カゴなどに入れておけば、存在感も薄れますし、かさばりがちな月経ナプキンも整理できるのでよさそうです。
サニタリーボックス
「トイレの奥。目立たないところに置くようにしている」(32歳・会社員)
「生理中だけ、トイレの床に小さなフタ付きゴミ箱を置いて、入れている」(33歳・主婦)
サニタリーボックスは、できるだけ目立たないように置いているという人が多かったです。私も、サニタリーボックスは、壁の色と近いものを選び、生理中以外は、トイレの後ろの方に置いて目立たないようにしています。
一方で、そもそもサニタリーボックスを置いていないという人の声も、多く集まりました。
「サニタリーボックスは置かずに、小さなポリ袋をトイレの棚のカゴの中に入れて、ポリ袋に2〜3個溜まったら、メインのゴミ袋に捨てる」(44歳・主婦)
「ボックスは置かず、普通のゴミ箱に捨てている。もしくは小さな袋に入れている」(40歳・専門職)
サニタリーボックスの代わりに、小さなゴミ袋などを活用している人は多いですが、そのゴミ捨ての頻度は高めのようで、その都度普通のゴミ箱に捨てるという人も。確かに、私の友人でも、サニタリーボックスを置いていないお家は、意外に多い気がします。
その他
上記のアイテム以外に、トイレ内に設置しているものがあるかも聞いてみました。
「ディスプレイ棚があるので、いろいろ並べているのと、お花の絵を飾っている」(31歳・専門職)
「プレートを飾っている」(44歳・主婦)
「アロマディフューザーや、サッと拭けるようにアルコールシートを置いている」(40歳・経営者)
ディスプレイのスペースがあるトイレの場合は、いろいろと飾っている人もいるようです。以前、友人の家にお邪魔した時、トイレ内に小さな壁掛けミラーがあって、オシャレだなと思いました。また、アロマディフューザーなど、香りの演出も素敵ですね。
色を統一してスッキリトイレに!
次に、トイレがスッキリ見えるように、工夫していることを教えてもらいました。
「何も置かない。必要最低限だけ」(40歳・専門職)
「衛生面的に苦手なのもあるし、見た目もごちゃごちゃするので、トイレマットや便座カバー、フタのカバーはなしにしている」(31歳・専門職)
「サニタリーボックスやブラシなどを、白で統一する」(42歳・会社員)
とにかくものを置かないようにしているという人が多いですね。ものが少ないと、生活感がなくなって、スッキリした印象になります。
また、トイレに置くものの色を統一するというのも、素敵なアイデアですね。私は、トイレブラシだけは汚れが気になって、黒や茶色を選ぶようになりましたが、それ以外は、すべて白色のもので揃えています。トイレブラシは、できるだけ視界に入らないように、入口から1番遠いところに置いています。
掃除がしやすいように心掛けていることは?
続いて、トイレの掃除がしやすいように工夫していることを教えてもらいました。
「できるだけものを置かない」(26歳・会社員)
「トイレマットはない。床はそのままでこまめに掃除する」(40歳・専門職)
「トイレを使用したら、毎回便座を上げて裏を拭く」(31歳・専門職)
トイレをスッキリ見せるだけでなく、掃除のしやすさにおいても、ものを置かないことを多くの人が意識していました。
また、普段からこまめな掃除をするという声も目立ちました。トイレマットや便座カバーを使わない人は、拭き掃除が頻繁にできそうですね。一方で、トイレマットや便座カバーを使っている人は、マットなどを洗濯する代わりに、拭き掃除の手間が少しラクになりそうです。
スッキリしていいけど、実は困っています…
トイレをスッキリさせたり、掃除をラクにするための工夫を聞いてきましたが、実際に自宅のトイレはスッキリしているか聞いたところ、85%の人が「YES」と回答しました。多くの人が、スッキリしたトイレを実現させているんですね。
一方で、トイレ内がスッキリしていていいけれど、不便を感じたり、困ったりすることもあるかもしれませんよね。「YES」と回答した人たちに、聞いてみました。
「来客がある時に、スリッパがなくて申し訳なく思う」(34歳・主婦)
「汚れがダイレクトに床に付くので、トイレマットを敷かないのも良し悪しだなと感じる」(44歳・主婦)
「トイレブラシスタンドの上にホコリが溜まりやすいので、掃除の手間が少し増えた」(31歳・専門職)
「トイレットペーパーは棚にあるので、座っている時は振り向かないと取れないのが不便」(42歳・会社員)
ものを減らして、トイレがスッキリするのはいいことですが、来客にとっては必要なものがないと感じるケースはありそうですね。私は、自宅トイレでスリッパを使っているので、他人の家でトイレ用のスリッパがないと、このまま入っていいのかなと、少し不安な気持ちになりそうです。
また、トイレットペーパーの置き場所が高いところにあると、少し不便に感じますよね。我が家も、備え付けの棚は上にあり、座ったままでは手が届かず、不便を感じます。とはいえ、別の棚や、予備のホルダーを設置したりするのは、トイレ内がごちゃごちゃしそうで、抵抗があるんですよね。
スッキリと使いやすさを両立したトイレを!
トイレリサーチ、いかがでしたか? 使うアイテムを厳選したり、収納を工夫したりすることで、トイレをスッキリ見せることができそうですね。一方で、使いやすさも重視したいポイントです。みなさんのアイデアやエピソードを参考に、素敵なトイレ空間をつくってください!
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