文・平野絢子
エコな生理用アイテムを使う女性
【最近やってるecoなこと】 vol. 2
吸水ショーツを始め、さまざまな生理用アイテムを使用しているsaayaさん。使い始めて、生理がくるのが楽しみになったそう。
生理用品はリサイクルされることなくプラスチックとして廃棄されている
毎月やってくる生理。多くの女性が憂鬱になる期間でもあるのではないでしょうか。
人によってですが、生理になるとナプキンやタンポンを、1日4〜7枚程度消費し、それが5日間程続くので、1か月20個ほどの生理用品がゴミになってしまいます。それが約40年続くとなると、恐ろしい数ですね。
2018年にはアメリカでは58億個のタンポンが購入され、リサイクルされることなくプラスチックとして廃棄されています。(※)
吸水ショーツはエコになる?
吸水ショーツ、皆さんはご存知ですか?
生理時にナプキンやタンポンを使わず、吸水ショーツで経血を吸収できます。ナプキンやタンポンを交換する手間も省け、繰り返し洗って使用できるので経済的にも環境にも優しいショーツです。
吸水ショーツを履くきっかけはデリケートゾーンケアを始めたこと
saayaさんは2年前に吸水ショーツを知り、その時は「絶対漏れそう」と購入しなかったそう。段々とデリケートゾーンケアを強化していくなかで気になってきて、「本当に漏れないのか? 快適なのか? 気になるなら実践するしかない!」と感じ購入したそう。
saayaさんが持っているデリケートゾーンアイテムはこちら。ソープやクリーム、コットンシートなど、さまざまな種類のデリケートゾーンアイテム。
吸水ショーツは7枚所有
今では6ブランド7枚の吸水ショーツを履きこなすsaayaさん。履いてみると快適で、生理を忘れて過ごせてノンストレス! ナプキンのガサガサ感が嫌いでしたが、それも無く、荷物もかさばらない。もっと皆に良さを伝えたい! と熱い想いを語ってくれました。
月経カップにも挑戦中!
先月から月経カップも使い始めたそう。2ブランドのものを3つも! まだ慣れないようですが、少しずつコツを掴んできたので来月の生理が楽しみとのこと。
慣れてきたら、最高! と言えそうな感覚をつかんでいるらしく、今後も注目したいです。
使い続けることによって自分を大切にできるようになった
化学繊維を使わないアイテムや環境に優しいアイテムを身につけることによって、自分を大切にすることがゆとりや余裕に繋がった。自分に対して丁寧に接することで、優しい気持ちになり、自分を愛せるようになったとのこと。
今後、膣トレーニングアイテムやセルフプレジャーグッズも気になっているようなので、より自分を大切にする時間を過ごすようになるのではないでしょうか。
エコな生理習慣
プラスチックゴミも減り、環境に優しい取り組みのなかでも、女性だからこそできるエコ活動!saayaさんは吸水ショーツや月経カップの他にも、オーガニックコットンナプキンなども使用しています。
プラスチックフリーなさまざまな種類の生理用アイテムがあるので、皆さんも自分に合うものを探して試してみてくださいね。
saaya
フリーランスの美容ライター。youtube&インスタグラムで、少しでも楽しく前向きに過ごせるお手伝いをしたいとフェムテックやエシカルな情報を発信中。
https://m.youtube.com/c/saaya22