ゴキブリ最悪…虫嫌いはやってみて!【女性約100人調査】我が家のダニ・カメムシ・ゴキブリ対策

ライフスタイル
2024.06.06

文・市岡彩香

おうちの害虫対策、どのくらいしていますか? 今回は、健康やエコに関心が高いanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「ダニ、カメムシ、ゴキブリ対策」をテーマに調査を実施。実際に行っている対策について教えてもらいました。

女性たち約100人に聞いた「ダニ、カメムシ、ゴキブリ対策」

害虫 ゴキブリ カメムシ ダニ

「害虫がおうちに出現するなんて考えるだけでも恐怖…」という人は多いのではないでしょうか。対策を十分にしている人も、そうでない人も、今回の情報は知っておいて損なしです。

まずは、anan Beauty+ clubのメンバーの女性たちに「ダニ対策」について聞きました。

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

【ダニ対策編】

半数以上の女性が、ダニによる被害を実感…

©市岡彩香
©市岡彩香

まずは女性たちに「ダニによる被害を受けたことがあるか」と聞いたところ「YES」と回答した人が54.5%と、半数以上の人がダニによる何かしらの被害を受けている結果に。さらに具体的に聞いてみると、

「くしゃみが出る」(37歳・会社員)

「クッションにダニが潜んでいたようで、脚を刺されてかゆかった」(32歳・会社員)

「子どもがハウスダストアレルギーに」(40歳・主婦)

「ベッドで何か所も刺された」(40歳・主婦)

「腰のあたりから太ももの付け根あたりまでたくさん刺されて痒いし、長引くし、痕も残って最悪です」(40歳・専門職)

「海外のホテルで刺されて痒くて薬を塗って、治ったと思ってもぶり返してしまったことがある。傷痕が残ったこともあります」(36歳・専門職)

くしゃみが出たり痒みを感じたりという人が多く、ハウスダストアレルギーの原因になったという人も。ダニは目に見えにくいため分かりづらいものの、刺されてしまうと厄介。刺された痕が残ってしまったという人もいるように、小さいダニだからといって甘く見ない方がいいかも。ソファやクローゼット、ベッド、ちょっとしたほこりにも潜んでいる可能性があるダニは、何かしらの対策をしないと減ってくれることはありません。

9割の女性がダニ対策をしている

©市岡彩香

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続いて「これまでに、ダニ対策をしたことがありますか?」と質問をしたところ、9割以上の女性が何かしらの対策をしたことがある結果に。具体的にどんな対策をしているのかについても教えてもらいました。

【対策】丸洗いしてから外に干す

「クッションやクッションカバーをお風呂で丸洗いし、天気がいい日に外干しします」(34歳・自営業)

ダニが潜んでいると痒みの原因になりやすいため、こまめに洗うことが大切。筆者は洗濯機でクッションカバーもクッションも洗っちゃっています。

【対策】ダニよけシートを活用

「ダニよけシートを布団に貼る」(37歳・会社員)

「ダニとりロボを使う」(40歳・専門職)

布団やソファの裏側など、貼るだけで使えるダニよけシートなら簡単に対策できます。ダニをおびきよせて死骸の乾燥対策もしてくれる「ダニとりロボ」は、お掃除系YouTuberがオススメしていたので筆者も最近使い始めました。効果に期待です。

【対策】布団乾燥機を使う

「布団乾燥機を利用する」(40歳・主婦)

「レイコップをかける」(40歳・フリーランス)

高温でダニ対策ができる布団乾燥機なら、ダニを死滅させることができると聞いたことがあります。気になりますが、安い買い物ではないため筆者はなかなか手を出せません。

【カメムシ対策編】

カメムシの被害はまだ少数

©市岡彩香

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続いては「カメムシ」について。「カメムシによる被害を受けたことがあるか」と聞いたところ「YES」と回答した人は27.3%と、少数派の結果となりました。ダニよりも、遭遇率は低そうです。ただ、ここ数年はカメムシの大発生がニュースでも取り上げられているので、注意したほうがよさそう。

「YES」と回答した女性たちにさらに具体的に聞いてみると、

「ベランダでよく生き絶えている姿を見る。掃除が大変」(44歳・主婦)

「昨年秋に大量発生。外廊下に常にいたので窓を開けると臭ったり、部屋に入ってきたり。とにかくつらかった。あの臭い恐怖症になった」(40歳・主婦)

「洗濯物をベランダに干していたら卵を産み付けられていた」(34歳・主婦)

ベランダや外廊下に現れる可能性が高いようです。洗濯物に卵が産み付けられているとは恐怖すぎる。もし気づかなかったら、洗濯物をそのままクローゼットに収納してしまいそこで増殖していたかも。考えるだけでゾッとします。さらにカメムシは、臭いもキツイから最悪です…。

カメムシは洗濯物につく可能性大

©市岡彩香

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続いて「これまでに、カメムシ対策をしたことがありますか?」と質問をしたところ、対策している人は4割と半数以下の結果に。「YES」と回答した人に、具体的にどんな対策をしているのかについて教えてもらいました。

【対策】虫よけバリアスプレーを使う

「フマキラーの虫よけバリアスプレー。かなり効果があったと思う」(40歳・主婦)

カメムシだけでなく、網戸やガラス窓にスプレーするだけでイヤな虫を3か月寄せ付けない「フマキラー 虫よけバリア」は効果が高いとのコメントが。Amazonなどネットでも手軽に購入できます。

【対策】洗濯物は外干ししない

「洗濯物は中で干すようにしています」(40歳・専門職)

カメムシ対策をするなら洗濯物は室内で干した方がいいようです。天日にあてる気持ちよさも捨てがたいのですが、悩むところです。

【対策】フローラル系の柔軟剤は使わない

「フローラル系の柔軟剤を使うとお花の匂いに吸い寄せられてくると何かで見てからは、洗剤は香りがほのかなものを使っています。効果は謎です(笑)」(34歳・主婦)

効果は謎とのことですが、こんな意見も! 確かに、筆者の場合はフローラル系の柔軟剤をたっぷりと使うタイプなのですが、ベランダにカメムシの死骸を何度も見たことがあります。柔軟剤との関係があるのかは分かりませんが、カメムシに悩んでいる人は試してみてもいいのかも。

【ゴキブリ対策編】

3割の女性は、ゴキブリの被害経験ゼロ

©市岡彩香

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最後は「ゴキブリ」について。女性たちに「これまで、ゴキブリによる被害を受けたことがあるか」と聞いたところ「YES」と回答した人が63.6%、「NO」と回答した人が36.4%という結果となりました。

「YES」と回答した女性たちに、具体的にどんな状況だったのか聞いてみると、

「ゴミ捨て場にたくさんいた」(37歳・会社員)

「一人暮らしでボロアパートの一階に住んでいたとき。怖すぎて何時間も不眠になった」(40歳・専門職)

「部屋にゴキブリがでたときは本当に怖くて、退治したのにその日は眠れなかった」(32歳・会社員)

「勤めていた美容室にしょっちゅう。素足にぶつかった感覚が恐怖すぎてトラウマです」(34歳・主婦)

「実家に大きなゴキブリがでた」(30歳・会社員)

「新築に引っ越してきて数日で1匹見つけた。油断していたので腰を抜かした」(44歳・主婦)

ゴキブリが1匹いるということは、その周辺に何匹も何十匹もゴキブリが潜んでいると聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。筆者は学生の頃、飲食店のアルバイト先で何匹も目撃して恐怖だったことを覚えています。1人でいるときに部屋にゴキブリがでたら、誰も助けてくれないし怖いですよね…。

新築に引っ越してもゴキブリが出たという驚きのコメントも。自分の家を清潔に保っていても、周囲の家やお店からやってきてしまうこともありますから、いつどんなときでも退治できるような対策をとっていることが大切なのかもしれません。

ゴキブリはダンボールを好む

©市岡彩香

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続いて「これまでに、ゴキブリ対策をしたことがありますか?」と質問をしたところ「YES」と回答した人は8割という結果に。続いて「YES」と回答した人に、具体的な対策について聞きました。

【対策】ダンボールを置かない

「とにかく部屋をキレイに保つ。ダンボールは置かないようにしています」(30歳・会社員)

ネットで買い物する人に多いのが、部屋にダンボールを放置すること。ダンボールはゴキブリが卵を産みやすいとどこかで聞いたことがあります。ついついダンボールを何個も重ねたり、放置してしまいがちですがゴキブリが発生する可能性が高まるため要注意です。

【対策】ゴキブリ用スプレーを常備

「スプレーをあちこちにおいて逃がさない」(34歳・主婦)

万が一のときのために、スプレーを常備しておく人多数。ゴキブリ用のスプレーがあればすぐに仕留めることができますが、何もないといざというときに、潰すことしかできないなど虫嫌いにとってはハードルが高いです。

【対策】予防のための薬剤を置いておく

「侵入経路を徹底的に断つ。室内のキッチンや水周りだけでなく、外にも薬剤を置く」(40歳・主婦)

「ゴキブリキャップというものを家の中と外両方に置いています」(37歳・専門職)

「予防スプレーをふりまくる」(44歳・主婦)

最も多かったゴキブリ対策は、あらかじめ専用アイテムを使って予防しておくこと。至るところに薬剤を設置しておけば安心。「ゴキブリキャップ」「ブラックキャップ」など、小さめの置くタイプが人気です。

いかがでしたか。害虫を部屋に近づけないためには事前の対策、すぐに退治できるアイテムを常備しておくことが大切。「害虫対策できていないかも…」と不安に思った人こそ、今回の女性たちのコメントをぜひ参考にしてみてください。

筆者情報

市岡 彩香(いちおか あやか)
anan web、anan Beauty+を中心に活動するフリーライター。これまでに取材した人数はタレントや経営者を含め500名以上。週7で自炊をするグルメ女子。

(C)Rover/Adobe Stock

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