文・市岡彩香
透けやすい服を着るときは、ほとんどの女性が対策をしている
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
まずは、anan Beauty+ clubの女性たちに「白Tシャツなど下着の色が透けやすい服を着るとき、なにかしらの対策をしていますか?」と質問。「YES」と回答した人が87.5%、「NO」と回答した人が12.5%と、なにかしらの対策を行なっているという女性が多数派の結果となりました。生地が薄い夏服の場合は特に、下着が透けてしまうことって珍しくないですよね。
「YES」と回答した女性たちに、具体的にどんな対策をしているのかについても聞いてみると、
「トップスの場合、ベージュや黒のブラジャーにする」(36歳・自営業)
「夏のインナーはユニクロのエアリズムのベージュ一択。透けないし涼しい」(30歳・会社員)
「肌着っぽくない細めの紐のキャミブラトップを着ているので多少透けても大丈夫。むしろ見えた方がオシャレ」(44歳・主婦)
「カップ付きキャミソールを着る」(36歳・会社員)
「ブラではなくて、透けてもいいカップ付インナーにする」(37歳・会社員)
「ベージュっていかにもオバサンみたいな色で嫌。赤や紫も透けないと知ってからベージュはつけないようにしています」(34歳・主婦)
インナーは「ベージュ」または「黒」を選ぶ人が多いようです。ベージュは透け対策として定番ですよね。黒のインナーなら、もし見えたとしても下着っぽさを感じづらいため使いやすい。また意外にも「赤と紫のインナーも透けない」とのコメントがありましたが、筆者は初耳でした。
またブラジャーではなく、ブラカップ付きのキャミソールやタンクトップを着るという回答も多数。下着+見えてもOKなインナーが1つになっているタイプなら、透けても問題ないため、手軽に透け対策ができて優秀です。筆者は、GUのブラカップ付きインナーを愛用していますが、1枚で着てもOKなデザインなので、薄めのTシャツやワンピースを着るときに中に着ておくだけで安心できます。
ペチコートは持っていて損なし
続いて女性たちに「淡い色や薄い生地のスカートやズボンを履くときの透け対策をしていますか?」と質問したところ、81.3%の人が「YES」と回答。オシャレな女性は、すでに自分なりの透け対策を実践している人が大半のようです。
「YES」回答した女性たちに、具体的な対策を教えてもらいました。
ペチコートを着る
「薄い色や透け感のある服を着るときは必ずペチコートを中に着る。長さもいろいろもっているので服にあわせて変えています」(32歳・専門職)
「ペチコートを着る」(27歳・会社員)
「ペチパンツを履いています」(33歳・フリーランス)
圧倒的に多かったのが「ペチコートを着る」という回答。服によっては白でも透けない場合もありますが、ペチコートを着ておかないとくっきり見えてしまう可能性は高いです。筆者も、お気に入りの白いワンピースを着たいときはペチコートがないと下着が透けてしまうので、うっかり忘れないよう気をつけています。
ベージュのガードルを履く
「ベージュのガードルを履いている」(40歳・主婦)
「田中みなみさんプロデュースの薄いガードルを履きます。ボディラインをきれいにみせてくれる」(36歳・自営業)
ペチコートではなく、ガードルを履いて対策をしている人も。ガードルによっては透け対策だけではなく、お尻をキレイに見せてくれたり骨盤をサポートしてくれるタイプもあります。筆者は、黒の骨盤補正効果があるというガードルをもっていますが、履き心地もいいですし、黒いワンピースを着るときに安心できるのでオススメです。
半数以上は、下着の"形"に関しても透け対策をしている
最後に「下着の形が透けないように対策していますか?」と質問。「YES」と回答した人が64.3%、「NO」と回答した人が35.7%と、半数以上の女性は下着の色だけでなく、形も透けてしまわないよう対策をしているようです。具体的な対策方法についても聞いてみると、
「ブラはシンプルなものにする」(27歳・会社員)
「Tバックを履く」(34歳・会社員)
「ショーツの線が気になるときはガードルを履く。または線が出にくいショーツを選ぶ」(36歳・専門職)
「下着の色が透けるのも嫌だけど、ブラジャーの形がトップス越しにわかるのも嫌。そのためTシャツ1枚でさらっと着たい場合でも、必ずインナーキャミソールを着るようにしています」(36歳・自営業)
「肉が乗るような紐の細い下着をつけない」(40歳・主婦)
トップスに関しては、ブラをシンプルなものにすると形が出にくいとの声が。確かに筆者もブラ自体にデザインがしっかりあるものをつけたとき、薄めのTシャツを着たらそのデザインが響いてしまったことがあります。ブラの色をベージュや黒にするだけなく、シンプルなデザインを選ぶことも大切なようです。
ボトムスに関しては「Tバックを履く」「ガードルを履く」の2つが対策として挙がりました。Tバックなら、ピッタリめのパンツを履いたときにも安心できますよね。ただ、Tバックを普段履かない人にとっては「履き心地が苦手」という場合もありますから、自分に合ったものを知っておくことがベストです。
オシャレを安心して楽しむために、下着対策は必須
これからますます暑くなり、薄着になる季節。Tシャツやワンピース、薄手のボトムスを着る際「下着が透けてしまうかも…」と不安にならないためにも、今回のコメントをぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。