文・比嘉桃子
家に置いていない家具や小物
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
家具やインテリア小物へのこだわりや価値観は人それぞれ。最近は「あえて置かない」ものもあるようです。そこでまずは、anan Beauty+ clubのメンバーに「家に置いていないもの」についてアンケートを取ってみました。
結果はグラフの通り。ほかにもたくさんの回答があったのですが、特に上位のものだけピックアップしています。
それぞれなぜ家に置かないのか、理由を見てみましょう。
マット類(玄関、トイレ、風呂、キッチン)
「マットが衛生的に好きじゃないので」(32歳・会社員)
「洗濯が面倒」(40歳・主婦)
スリッパ
「置いてあると掃除がしにくい」(36歳・会社員)
「カーペット中心の家なのでいらない」(32歳・自営業)
時計
「スマホや給湯器のスイッチに表示されてる時間で事足りるから」(31歳・専門職)
「時間に縛られるのが嫌だから」(40歳・専門職)
炊飯器
「炊飯器はやめて、他の料理にも使えるマルチクッカーにした」(40歳・主婦)
「炊飯器ではなく鍋でご飯を炊くようになった」(44歳・主婦)
ソファ
「ソファの代わりにヨギボーを置いているので」(29歳・会社員)
「あるとだらだら座っちゃうし、家が狭くなるので思い切って捨てた」(34歳・主婦)
花瓶
「こどもが転んだら危なそうなので」(36歳・会社員)
「花を買う習慣がまったくないので」(32歳・会社員)
ラグ
「ラグはホコリが溜まるという情報からすべてやめました」(39歳・契約社員)
それぞれ確固たる理由から、置かないものを選定しているよう。筆者は遅刻が不安で時計だらけの家に住んでいるので、時計がない家があることに驚きました。でもたしかに、スマホや家電についている時計などでも十分なのかも。自宅にある家具やインテリアはあって当たり前だと考えてしまいがちですが、意外と違う考え方を取り入れることで生活がより便利になることもありそうです!
不便を感じることはある?
家に置いていないものがあることで不便を感じるかについて聞いてみたところ、以下のようなコメントが見られました。
時計
「人が家に来た時に困っていることがある」(40歳・専門職)
炊飯器
「夫しかいないときに、鍋で炊く手順を伝えないといけない」(39歳・専門職)
ソファ
「インテリアショップでソファに試しで座ると欲しくなる」(29歳・会社員)
花瓶
「花瓶がないので、たまに花をいただくとコップに生けることになる。1つくらいあったらいいなといつも思っている」(34歳・主婦)
通常時は不便でないものの、人が遊びに来たり、ほかの人が使ったりすることで不便を感じることが多いようです。
また、タイミングによって欲しくなるものもあるとのこと。筆者はマット類を一切置いていないのですが、SNSなどでマットを敷いたかわいいインテリアを見ると欲しくなってしまいます…!
置かないことによるメリットはたくさん!
一方、家具や雑貨を置かないことでメリットを感じることも多いよう。こちらも女性たちのコメントを見てみましょう!
マット類
「マットを洗う手間が省けている」(32歳・会社員)
「全然困らない。洗濯しなくていいから楽」(34歳・主婦)
スリッパ
「スリッパをキレイに維持する労力が減った」(44歳・主婦)
時計
「時計があるといつも見てしまうから、気にしなくてよくなって楽」(40歳・専門職)
「余計なことを考えなくていい」(33歳・その他)
炊飯器
「食器が多いので調理器具を減らしてスッキリ」(40歳・主婦)
「両親が来ると『鍋で炊いたご飯は美味しい』と言われる。炊飯器のスペースが要らない」(39歳・契約社員)
ソファ
「部屋が広く感じられるし、掃除が楽」(29歳・会社員)
ラグ
「埃がたまらない」(36歳・会社員)
「とにかく掃除が楽!」(39歳・契約社員)
多かったのは、家事が楽になったというコメント。洗濯や掃除が楽になるのは大きなメリットですね。苦手な家事がある人は、家に置くものを減らすことで家事を楽にする方法を考えるといいのかも。筆者は掃除が苦手なので、スリッパやマット類など床に配置するものは基本置かないようにしたら、少し楽になりました!
今後の購入予定はある?
家に置いていなかったものについて、これから買う予定があるかを聞いてみたところ、「NO」が82%と多数を占める結果に。今の生活に満足している人が多いようです。
一方「YES」と回答してくれた人の中には、以下のようなコメントも。
「子どもが時間を把握するようになってきたので、時計を置かないとなと思う」(40歳・専門職)
「引っ越したらテーブルを買おうかなと思っています」(36歳・会社員)
ライフスタイルが変わることで家に置くものが変わるのは当然のこと。その時の生活に合う家具やインテリア小物を、都度考えていけるといいですね。
自分にとって、何が楽かを考えてみる
女性たちが置いていないものについてアンケート結果をご紹介しました。当たり前に家に置いているものも、よく考えてみるとない方が楽に生活できることもあるのかもしれません。
女性たちのコメントを参考に、自分の生活にあったスタイルを模索してみてはいかがでしょうか。
筆者情報
比嘉桃子
1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。
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