文/桐生奈奈子
愛用歴8年:デニムジャケット
古着屋さんで購入したデニムジャケットは、かれこれ8年になる愛用品。デザインがベーシックなことと、大きすぎずコンパクトすぎず適度なサイズ感が決め手です。
普段パンツスタイルが多いですが、デニムジャケットはスカートやワンピースと合わせるときによく羽織ります。最近では袖をぐるっと折り返して着るスタイルにハマッています!
愛用歴8年:シンプルな白ブラウス
当時ショート丈が特別流行していたわけではないですが、袖のボリューム感が可愛いと思って購入したのが、こちらの『ZARA』のブラウス。ワイドパンツやデニムに合わせて毎年身につけている愛用品です。フロントに装飾がなく、トレンドに左右されにくく、ネックレスで雰囲気を変えやすいのも魅力的!
風通しがよいので、日差しの強い夏まで着回せます。ブラウスは洗濯後のシワも気になるところですが、シワになりにくく扱いやすいのも長年手放せない理由です。少しきれいめなスタイルからラフな装いまで、あらゆるシーンで活躍してくれる一品です。
愛用歴9年:ブラックデニムパンツ
こちらも古着屋さんで購入したデニムパンツ。流行を問わず自分にフィットしたシルエットを追求した1着です。デニムパンツは大好きでいろいろ探していますが、“これ以上のシルエットには出会えない!”と思うほど、筆者にとっては奇跡のデニムです。
ヒップや腰回りにゆとりがあり、足首に向かってゆるくテーパードになったシルエットは、ウエストイン・アウトどちらにも合わせやすいです。テーパードシルエットのパンツは、足首が見えた方が好バランス。色やシルエットはもちろん、丈までしっかりチェックして自分にフィットしたデニムを探してみてください。
愛用歴15年:アクセントになる華やかかごバッグ
20代のころからずっと愛用しているのが、フラワーモチーフのかごバッグ。購入から年数が経っており、誰ともかぶらないという観点からもオンリーワンな存在になっています。持ち手の合皮の部分が剥がれつつあるのですが、かえって汚れてもいいバッグにもなっていて、扱いが気楽。ピカピカのバッグよりも海や公園などへ気軽に持ち出せるようになりました。筆者は長財布を使っているので、長財布が入りるというのもバッグ選びの重要なポイントです。
ボーダーや黒パンツ、どんな定番アイテムを合わせても季節感をアピールしてくれるかごバッグはやっぱり優秀。かごバッグはあちこちで売っているからこそ、“みんな持っているから”という理由で選ばず、自分が好きかを優先させましょう。アクセントになってくれてかぶり知らずな唯一無二の存在として、この夏もたくさん使う予定です。
番外編:長年愛用できないのは「靴」
長年使い続けるのが難しいアイテムは、ズバリ、靴。靴は愛用しすぎるとダメージがひどくなったり、履かなくてもメンテナンスを怠ってしまうとカビが生えてしまったりして、難しいアイテムです。
筆者が持っている靴の中には、8~9年のフラットシューズもあります。長く持っている靴こそ、ここぞ! というときに履きたくなるのですが、つま先が少し傷んでいるのが気になります。裏張りをする、たまに履いてみるなど、メンテナンスを心がけた方がベターです。
ベーシックを選ぶと飽きずに長く使える
扱いやすい素材で、痛みにくくベーシック。長持ちできるファッションアイテムには共通するルールがありました。長年愛用できるアイテムを振り返ってみると、自分のファッション軸のようなものも見えてきます。その軸にトレンドアイテムを加えると失敗しにくいのではないでしょうか。ぜひ参考にしてみてください!
筆者情報
桐生奈奈子
ファッションやライフスタイルジャンルを執筆するフリーライター。プチプラファッションの人気アイテムを記事化することでWEB記事の影響力を体感。流行がめまぐるしく変わる早さに寂しさを感じ、価格を問わず長く愛用できるものについて発信できるようになりたいと模索中。パンとコーヒーが大好き。Instagram @ happynanako0111