余ったヨーグルトをおかずで消費!【管理栄養士監修】ヨーグルトを使った「簡単アレンジレシピ」2つ

ライフスタイル
2024.04.17

文/管理栄養士・寺内麻美

健康のためにヨーグルトをストックしている人もいるでしょう。しかし、特に大容量タイプのヨーグルトなどは食べきれずに余ることもありますよね。そんなときのためにアレンジレシピを知っておくと便利! 今回は、組み合わせることでさらに健康効果が期待できる、ヨーグルトのアレンジレシピを2つご紹介します。

さつまいもとヨーグルトのサラダ

©寺内麻美
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食物繊維が豊富なさつまいもやレーズンと、善玉菌である乳酸菌を含むヨーグルトを組み合わせた、腸内環境の改善が期待できるレシピです。

【材料】2人分
・さつまいも:1本(およそ200g)
・ヨーグルト(無糖):100g(水切り前)
・くるみ:20g
・レーズン:小さじ2(およそ10g)
・塩:小さじ1/4
・こしょう:少々

【作り方】
1.ボウルの上にざるのせてキッチンペーパーをしき、ヨーグルトをのせてラップをする。1~2時間冷蔵庫に入れておき水切りする。
2.さつまいもは厚さ1cmのいちょう切りにし、水にさらして水気を切る。
3.鍋にさつまいもと水を入れて火にかけ、沸騰したら弱火にし、やわらかくなるまで6~7分茹で、ざるにあけて冷ましておく。
4.くるみは包丁で粗く刻んでおく。
5.ヨーグルトに塩・こしょうを加えて混ぜ、さつまいも・くるみ・レーズンを加えて混ぜ合わせたら完成。

【ポイント】
ヨーグルトの水切りは重しをのせれば時短できます。塩・こしょうは味見しながらお好みで調整してください。塩・こしょうの代わりにはちみつを混ぜるとデザート感覚で食べられます。

豚肉のみそヨーグルト漬け

©寺内麻美

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ヨーグルトとみそは発酵食品であり、どちらも腸内環境を整える善玉菌を増やすとされています。また、肉をヨーグルトで漬け込むと、保水性が高まりやわらかく仕上がります。豚肉だけでなく鶏肉や鮭などにも応用できるレシピです。

【材料】2人分
・豚ロース肉:2枚
・サラダ油:大さじ1
(A)
・みそ:大さじ2
・ヨーグルト(無糖):大さじ3
・みりん:大さじ1

【作り方】
1.豚肉は、脂身と赤身の境目に包丁の先で2~3cm感覚で切り込みを入れる。
2.ポリ袋に豚肉と(A)を入れて揉みこみ、冷蔵庫で1時間~一晩置いておく。
3.フライパンにサラダ油を入れて弱火で熱し、豚肉を両面焼き目がついて火が通るまで5~6分焼く。
4.食べやすい大きさにカットして盛り付けたら完成。

【ポイント】
みそは焦げやすいので、弱火でじっくりと火を通してください。豚肉の赤い部分が残っていたら再度加熱しましょう。みその種類や豚肉の部位はお好みでアレンジできます。

ヨーグルトは上手に活用しましょう

ヨーグルトはデザートだけでなく、メインの料理にも使える万能食品です。腸内環境を整えて、健康やダイエットにもうれしい効果が期待できるヨーグルトは、毎日続けて食べられるとよいでしょう。飽きずに食べるためにも、今回お伝えしたようなアレンジ技も活用してヨーグルトレシピを楽しんでみてくださいね。

筆者情報

寺内麻美
管理栄養士を取得後、病院での給食や栄養管理、クリニックで生活習慣病予防のための食事指導に携わる。現在はダイエットサポートやレシピ制作、根拠のあるデータをもとに食や健康コラムの執筆などを行なっている。

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