射貫く“瞳力”全開の視線に釘づけ
今号のスペシャルエディション表紙には宝塚歌劇団・雪組トップスターに就任したばかりの朝美絢さんが登場！ 前公演の宝塚グランドロマン『ベルサイユのばら』―フェルゼン編―で演じた男装の麗人オスカル役では漫画から抜け出してきたような圧倒的なビジュアルの美しさと観客の胸に迫る芝居で、多くのファンを虜にしました。
美しく刹那的な表情から、骨太で芯の通った立ち姿までさまざまな役どころを多彩に演じる朝美さんが10月にトップスターに就任、お披露目公演となる1作目は、世界を魅了した韓国発のドラマ『愛の不時着』をミュージカル化した作品に挑みます。今しか見られない新鮮な表情のグラビアをたっぷりと、そしてトップスターへの覚悟が滲む決意のインタビューも。
カバーは、男役・朝美絢にじっと見つめられる“熱視線”がアンニュイなカットに。朝美さんが率いる“雪の季節”への期待に息を呑むメモリアルなグラビアショット全12ページをお届けします！
魅力を詰め込んだ渾身のグラビアギフトを
グラビアは朝美さんから垣間見える3つの要素、“Beauty”“Cute”“Cool”といったテーマで構成。
最初のテーマは“Beauty”＝美しさ。薔薇や芍薬など数多の花々をバックに、グリーンのサテンシャツに身を包んだ朝美さんが登場。花を相手役に見立て、一輪ずつ手玉に取って魅了するかのような優美な表情もかぐわしく、まさに美の象徴そのもの。衣装の手元から垂れる紐に指を絡ませた麗しすぎる朝美さんに翻弄されたくなる、“あやとりショット”も。今の朝美さんが醸し出す、まるで絵画のような、艶やかで吸引力のある美しさに釘付けです。
続いてのテーマは、“Cute”＝かわいさ。“Beauty”とは打って変わって、ピンクのチェック柄セットアップをソリッドに着こなす朝美さんの少年性が垣間見えるカットが多数掲載。椅子の背もたれにもたれかかり物思いに耽りつつ、こちらを見つめる無垢な瞳。朝美さんが映し出すセンシュアルなあどけなさに心惹かれる仕上がりになっています。
最後のテーマは、“Cool”＝かっこよさ。男役・朝美絢の真骨頂であるカッコよさを盛り上げるオールブラックの衣装に袖を通し、まず撮影したのはテーマ“Beauty”で使用した華麗な花々を床にちりばめたショット。花を愛でつつ、思いのままに戯れる朝美さんの端正さと妖艶さが絶妙にマッチ。少女漫画から抜け出してきたかのような息を呑むほどの麗しさ、かつ夢々しさの中にわずかに滲む退廃的でクールなオーラをご堪能ください。
そして、ブラックのベロア素材スーツを纏ってオーラを漂わせ、持ち前の演技力溢れる華麗なショットも存分にお届けします。
トップスターとしての覚悟、芝居への熱量
インタビューではお披露目公演『愛の不時着』への意気込みはもちろん、前公演『ベルサイユのばら』―フェルゼン編―で演じた男装の麗人オスカル役の経験などから得た芝居への向き合い方と作品づくりにおける矜持、相手役となる夢白あやさんへの想いなど盛りだくさん。
そして、これからの雪組の先頭を走る存在として、前任の彩風咲奈さんから学んだ雪組トップスターとしてのあり方についても伺いました。そして、雪魄氷姿（せっぱくひょうし）な心もちで丁寧な心理描写と舞台上での存在感で観客を驚かせる朝美さんの芝居にかける愛と宝塚歌劇が有する伝統へのリスペクトが止まらないその姿に、胸が熱くなります！
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anan 2423号「とっておきの贈り物BEST 2024」特集内容
毎年恒例の人気特集｢とっておきの贈り物｣。今回も、美味しいものを知り尽くした選者による今年のベスト手みやげから、いま注目を集める進化する焼き菓子、体をいたわるご自愛ギフト、ソバーキュリアスな人に贈るドリンク、日本全国47都道府県もなか選手権、自分へのプチご褒美カタログなど、これからの季節、大切な人や自分に贈りたい手みやげとギフトをご紹介します。
また、CLOSE UPには、ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』のキャスト、東啓介さん、有澤樟太郎さん、甲斐翔真さん、松下優也さんが登場。さらに、宝塚歌劇団・雪組の朝美絢さんのスペシャルグラビア＆インタビュー、50周年を迎えたハローキティの魅力をヒストリーとともに解き明かす企画など、盛りだくさんの内容になっています。
