編集N(以下N):お花のジャムですか、なんだか可憐で素敵な響き。
真野(以下M):様々なシェフとのコラボで「花食」を提案する『エディブルフラワー研究所』の新作よ。障がい者福祉施設で栽培・製造していることにも感銘を受けて、以前から新商品が出るたびに注目しているの。
N:もともとバラのジャムがあって、新作は花と果実の組み合わせ。
M:食べられるスペシャリテというだけあって、デザートに添えるおしゃれなソースといったほうがしっくりくる。アイスクリームにトッピングするだけでデセールみたいに仕上がって、華やかな風味に包まれるの!
N:「バラと苺と和紅茶のジャム」は神楽坂のデザートコース専門店『VERT』の田中俊大シェフとのコラボ。和紅茶の苦みがバラの香りを引きたたせてる。
M:梅酒とソーダにたっぷり合わせるのもおすすめと聞き、お酒が苦手な私は梅シロップとソーダでモクテルに。苺とバラの香りに梅の風味が爽やかな奥深さを加えてくれました。
N:どれも香り成分が共通する果物とかけ合わせているんですって。
M:白ワインのような爽やかなアロマと苦みが特徴のマリーゴールドは、杏やオレンジと組み合わせることでおいしさを引き出しているのよ。
N:なるほど、「飾りのお花」というイメージが一新されますね~!
左から、6月に福井県で活動を再開した昆布智成シェフによる「ビオラとライチとパッションフルーツのジャム」50g¥1,944、東松原『Recit』寺崎貴視シェフによる「バラとフランボワーズとショコラのジャム」50g¥1,944、恵比寿『As』の青木繁シェフによる「マリーゴールドと杏とオレンジのジャム」50g¥1,944、「バラと苺と和紅茶のジャム」50g¥2,700。
真野知子 ギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。
編集N 夜、フレッシュチーズに合わせて食べ比べ。至福のひとときでした。
エディブルフラワー研究所 通販はWebから。https://eflab.theshop.jp/
※『anan』2023年9月27日号より。写真・清水奈緒 スタイリスト・野崎未菜美
(by anan編集部)