大人計画といえば、個性あふれる俳優陣揃い。その女性陣5人が、シソンヌのじろうさんを相手役に迎えて何やら舞台をやるらしい。その舞台というのが東北の田舎の旧家の嫁たちの物語。それぞれの夫は、すべてじろうさんが演じるという──。平凡パンチライン 『Wife is miracle 〜世界で一番アツい嫁〜』 がついに開幕! anan2451号に掲載したインタビューの、拡大版をお届けします。

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    がっつりお芝居をやりたいと思って、演出を木野花さんにお願いしました(池津さん)

    池津祥子さん

    いけづ・しょうこ 1969年11月4日生まれ、福島県出身。近作に連続テレビ小説『あんぱん』。映画『愛されなくても別に』が7月4日公開。

    ──この企画が発表されたとき、面白そうだなと思ってワクワクしました。まずは今回の企画が立ち上がった経緯を伺えますか?

    池津祥子さん(以下、池津) 私たちも企画が実現すると決まったときは、同じ気持ちでした!(笑)

    伊勢志摩さん(以下、伊勢) 以前から、自分たちの年齢のこともあって「あと何本芝居できるのかな」みたいな話をたまにしていて。その流れでちょっと世間話っぽく、何かやれたらいいねという話はしていたんです。最初はそんな夢物語みたいに話していたのが、徐々に具体化していったんですよね。

    猫背椿さん(以下、猫背) 私は舞台が好きなんですけれど、スケジュール的なことで、どうしても年に2本くらいが限度なんですよね。そうなったときに、舞台でやりたい役をやるには自分たちで企画するのが早いかなって。

    池津 やれるってことになったとき、まず、出演者も少数だし、会話劇になるだろうから、がっつりお芝居をやれるような方がいいねってことで、演出を木野花さんにお願いしたんです。引き受けていただけることになってから、じゃあ誰に書いてもらおうかってなって宮藤(官九郎)さんにお願いしたんです。

    中井千聖さん(以下、中井) 「こういう企画があるけど、やる?」って誘っていただいて。私、大人計画に入って、女優陣の先輩たちとはほとんど共演経験がなかったんです。宍戸さんと1回だけで。だから、みなさんと一緒に芝居がしたくて。でも先輩たち、今みたいに「あと何本できるか」ってすぐ言うんですよ。ちょっと待って、と思っているんですけど。

    宍戸美和公さん(以下、宍戸) 中井さんが入って、年寄りばかりじゃなくなって、年齢的にもバランスが取れたんじゃないかな。

    ──ちなみに、最初に演出を木野さんにお願いした時点では、みなさんで既存の戯曲…たとえば翻訳劇をやるという可能性もあったんですか?

    池津 そこはやっぱり私たち、オモシロが好きで大人計画にいるわけで、笑えるホンがいいなと思って、じゃあ宮藤さんにお願いしようと。宮藤さんが書いて木野さんが演出、私たち的には、この組み合わせが面白いと思ってお願いしたので、決まって嬉しかったです。

    伊勢 宮藤さんありきの企画だと思っている人が結構いるけど、実は逆なんですよね。

    木野さんの演出は、とにかく熱血です(猫背さん)

    猫背椿さん

    ねこぜ・つばき 1972年10月17日生まれ、東京都出身。近作にドラマ『恋は闇』、映画『無名の人生』(声の出演)舞台『消失』など。

    ── まず木野さんの演出で、となった演出家としての木野さんの魅力とは?

    池津 私は今回が初めてなんですけれど、木野さんとご一緒した方たちから、ものすごく熱い稽古をされる方だと聞いていて。

    猫背 熱血ですよね〜。

    伊勢 大人計画では面白ければ正解、みたいなところがあるんだけど、木野さんは、「このセリフを言うのはどういう気持ちなの?」というところまで追求して演出をされる方なんですよね。

    池津 このセリフを吐く根拠、その動きをする根拠、みたいなことを大事にされていて。私はあまり演出家とそういう話をする経験がなかったので、今はそれを考える作業がすごく楽しいです。

    宍戸 逆に私は結構戸惑っています。以前、木野さんの演出を受けたときは、結構自由にやらせてもらっていたんですけれど…。

    池津 宍戸さんにはとくに細かく演出をつけられてますもんね。

    伊勢 ストーリーの核をなす人と、そこに色を添える人という感じに役割分担されていると思うんだけど、今回は、宍戸さんの役が結構ストーリーを引っ張っていく役割を担っているからじゃないかな。

    池津 でも木野さん、急に気になると「ところで麗子は?」って、集中稽古が始まる(笑)。

    伊勢 そうそう。急に気になるみたい。何も言われないから好き勝手にやっていると「ちょっと待って」って止められて、「伊勢さん、今の動きはどういう思いなの?」って聞かれて、わっ、何も考えてなかったってなったりして。

    池津 稽古を見ていて、違和感があると思ったところがあればすぐに止めて、そこから一緒に考える。

    中井 そう。一緒に考えてくれるんですよね。

    伊勢 単なる段取りのためにやる動きとかを極端に嫌われるんです。動きひとつにも、意味を求めるというか。何かを取るために移動したりすると、「ちょっと待って。なんでそこ動いたの?」ってなる。でも、そこに筋道が通っていれば大丈夫なの。それが面白い。

    中井 私は以前、『阿修羅のごとく』という舞台の稽古場に代役で入っていて、そこで木野さんの演出を受けたんですが、そこで熱血指導を受けました。

    伊勢 えっ、代役に熱血指導するの?

    中井 されてました(笑)。

    池津 だって今回も、スタッフさんにまで熱血指導していたくらいだから。

    猫背 今回、シソンヌのじろうさんが何役もやっているので、スタッフさんが手だけ舞台に出して、じろうさんの代わりに演じている場面があるんですよね。その〝手〟にダメ出ししてた(笑)。

    伊勢 乱闘のシーンなんだけど、「あなた、喧嘩したことある? 手が優しいのよ」って。

    池津 「喧嘩ってこうやるのよ!」って、熱血指導(笑)。

    伊勢 でもそこまでやってくれるの、本当に頼もしいよね。

    猫背 私がびっくりしたのは、「ここは『夏の夜の夢』のパックよね」って言われたこと。

    池津 場をかき乱す役柄って意味でかな。

    猫背 自分の役をシェイクスピアの登場人物に例えられる経験は、人生で初めてでした。

    中井 でも木野さんって、すごく細かいところまで演出されるんですけれど、絶対に役者をひとりにしないんですよね。私が迷いの森に入っても、そこで一緒に迷ってくれるので、どんなに迷ったとしても、もうどこにも行けない…みたいなことにはならないので、不安はないです。

    ── たとえば、宮藤さんが笑わせるために書いたセリフだったとしても、木野さんに、そのセリフを言う根拠はなにかを追求される場合もあるわけですよね。

    伊勢 そこが宮藤さんのホンのすごいところなんですよね。最初は私たちも笑い飛ばしてたセリフなんだけど、木野さんに「このセリフの裏には何があるのかしら? こんな意味があるんじゃないかしら」と言われると、たしかに、宮藤さんはもしやそこまで考えてたのかな…と思えてきたりするんですよ。もしかしたら、書いた本人は深読みだと言うかもしれないけど、宮藤さんの作品って、そういうことが多い気がする。宮藤さんだけじゃなく松尾さんにもあるけれど、作家の人って書いているときは無意識なのに、深掘りすると、実はすごく深いところまで描いていた、ってことあるんですかね。だから、笑えるシーンなのに、なんか泣けてくる…みたいなことが起こったりするのかなって。

    池津 同じようなことをじろうさんも言ってたよね。シソンヌのコントで、全然泣かせるつもりのない場面で、「泣きそうになりました」って言われることがあるって。書いている本人は泣かせるつもりもなかったのに、受け取った側が、ものすごく深いところまで読み取ってしまう…みたいな。

    伊勢 木野さんは、宮藤さんが書いたことの意味を探っていくことが、自分の仕事だと思っていらっしゃるんじゃないかな。

    池津 宮藤さんが、今回の脚本はスムーズに書けたって言ってたんですよね。今回、私たちと宮藤さんで何度か打ち合わせを重ねて、それぞれ、こんな役をやってみたいって希望を伝えているんです。それを踏まえて、それぞれの役を履歴書にして、そこからプロットを作って。いざ、書き始めたらスルスル書けたって。すごい天才(笑)。だから、それぞれの役に、台本には書かれていないバックグラウンドもちゃんとあるんです。

    『淋しいのはお前だけじゃない』の泉ピン子さんみたいな役をやりたいです、と伝えました(伊勢さん)

    伊勢志摩さん

    いせ・しま 1969年8月9日生まれ、岩手県出身。近作に連続テレビ小説『虎に翼』、映画『1秒先の彼』、舞台『Lovely wife』など。

    ── みなさんが宮藤さんに、ご自身がやりたい役をお伝えしたということなので、それぞれどんな希望をおっしゃったのか伺えますか?

    伊勢 この話、いろんなところで100回くらいしてるんだけど、『淋しいのはお前だけじゃない』というドラマの泉ピン子さんの役がすごく好きで、ああいう役をやりたいです、って伝えたんですよね。ピン子さんの役は、ちょっとモサッとしていて、モラハラの夫に耐える感じの女性なんですが、それが可愛くて面白くて。ただ、宮藤さんは、ちゃんとそういう雰囲気の役に書いてくださっているんだけど、セリフを言うとやっぱりまだ伊勢っぽくなっちゃってるんですよね。この髪がいけないのかもしれない。ちゃんとウィッグも用意していただいているので、ここからもうちょっとピン子さん寄りにしていかなくちゃって。

    ── 宍戸さんは、90歳のおじいさんYouTuberという希望を出されたとか。

    宍戸 もういい歳なので、どんどんおばあさんをやっていきたいと思っているんですけれど、おじいさんも動けるうちにやっておきたいなと思って。でも今回、おじいさんの登場はなくて…。

    池津 嫁物語だって言ってるのに(笑)。

    ── YouTuberというのは?

    宍戸 モデルがいるわけじゃないんですけれど、何しゃべってるのかわからない、みたいな役がやりたいなと思ったんです。作品のちょっとしたアクセントで登場したいな、と…。それが、旧家の農業を継いで子宝にも恵まれて順風満帆だったのに、トラブルが続いて悶々としている嫁になりました。

    猫背 でも悲しい、かわいい、かっこいい役ですよね。

    池津 素敵な役よね。

    伊勢 物語の核をなしていて。

    宍戸 いやでも、脚本がすごく面白いからこそ、私が演じたらなんだかなぁってことにしたくなくて、演じる側はすごくプレッシャーがあって…。

    伊勢 大丈夫。だって今の稽古の時点で、面白くて堪らないもの。

    中井 私は、やりたい役を聞かれたときに、あまりうまく答えられなくて。ただ、電車になりたい、とは言ったんですけど。

    伊勢 それ、やばいやつじゃん(笑)。

    中井 結構本気で言ったんですけど、ハハハッて冗談だととられまして。

    猫背 苦笑いされたんだ(笑)。

    池津 今回の役で、こっそり電車をやっちゃえばいいよ。木野さんに、「それ、どんな気持ちなの?」「その電車の行き先は? 各停? 快速?」って聞かれるよ(笑)。

    中井 嫁たちの話だということが決まってから、それなら…といろいろ希望をお伝えしたら、どうやら宮藤さんの別の部分を刺激してしまったみたいで、私が思っていたことと離れて、ちょっと大変な役になってしまいました。なんか、全部に対して「YES」って言っちゃうというか、逆に全部にのっかることで、何も選択しないという選択をしている人です。

    池津 私は、具体的に言ったほうがわかりやすいかと思って、結構細かくたくさん要望を伝えたんですけど、それがほぼ叶えられてるんですよね。好きなドラマだったり映画だったりの感じとか、好きな芸人さんのこういうニュアンスとか。それを私が鮮やかにできればいいんですけれど、今は、“都会的ないで立ち”から苦戦しています。

    ── その“都会的ないで立ち”も要望のひとつ?

    池津 お伝えしたのは逆だったんですけどね。映画『真夜中のカーボーイ』のジョン・ヴォイトが、田舎から都会に意気揚々とやってくるんだけど、酷い目にあってぺしゃんこになる、みたいなことが好きだと。そういう話をしたら逆に、都会から田舎に行く人になったんです。酷い目に遭うというのはその通りで、いま稽古しながら、自分がやりたかったのはこういうことなのかって思っているんです。これまで自分の役ってわりと仕掛ける側で、やり散らかす側が多かったんですけれど、今回は受ける側で、周りで起こることにいちいちリアクションしていくのがめちゃくちゃ楽しいです。

    猫背 私は、映像のお仕事をいただくなかで、とにかく「良き理解者」の役が多いんですよ。人を励ましてばっかりいるので、場の空気をぶち壊すような役をやりたかったんです。ほかに伝えたのは、女性だけど男性寄りの役をやってみたいということ。あと、風俗嬢の愚痴アカを読むのが好きだって話をしたら、その名残が役にありました(笑)。

    劇団の“ツーと言えばカー”みたいな阿吽の呼吸を感じることが多いです(中井さん)

    中井千聖さん

    なかい・ちさと 1999年1月21日生まれ、神奈川県出身。近作に舞台『ケレン・ヘラー』。映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』が10月公開。

    ── 田舎の旧家の法事で、ちょっとクセの強い嫁たちが集まったことで起こる悲喜こもごもが描かれるわけですが、今、稽古をされていてどうですか?

    伊勢 中井さんとは今回初めてだけど、他は昔からずっと一緒にやってる人たちじゃないですか。今回、宮藤さんが私たちの希望を聞いて役を書いてくれてはいるんだけど、役をシャッフルしてもやれる気がするんですよね。それって、それぞれがいろんなところでさまざまな仕事をしてきて、人生経験も積んできて、みんなどんな役も演じられる“俳優”になったのかなって思いました。

    中井 私はみなさんの中に入れていただいて、劇団の空気…“ツーと言えばカー”みたいな、阿吽の呼吸を感じることが多いです。ただ今回、新しいことをやってみたいというところから立ち上がった企画で、木野さんと一緒に“別の骨”を見つけようとしているのを感じていて。

    池津 中井ちゃん、ほんと頼もしい。さっきから、いいことばっかり言ってる。

    中井 (恐縮しながら)でもみなさん、やっぱり笑わせたい方たちなんだなというのも同時に感じていて、そこが好きだしすごいなと思っています。

    池津 中井さんと芝居するのは今回が初めてなんですけど、芝居で絡んでいるときの表情が、めちゃくちゃいいの。注目してほしいです。

    猫背 そうそう。面白い顔しているんですよね。芝居中、話しかけられると、思わず顔をまじまじと見てしまう。

    伊勢 なんか気になる、いいお顔してるんだよね。羨ましい。

    稽古場で毎日、シソンヌのコントライブを見せてもらっている感じです(宍戸さん)

    宍戸美和公さん

    ししど・みわこ 1965年6月13日生まれ、北海道出身。近作に舞台『年下彼氏〜君のとなりで〜』、ドラマ『カプカプ』など。

    池津 あとはやっぱりじろうさんよね。打ち合わせの段階で、じろうさんに出ていただきたいって話になって。その後、「考えくれているみたいです」って聞いたとき、可能性ゼロじゃないんだって嬉しかった。

    中井 私たち、笑わせたいというのもあるけれど、笑いたいっていう気持ちもあるから。

    伊勢 稽古場がたまらないよね(笑)。しかも、宮藤さんの筆がノリにのって…

    池津 じろうさんパートを書きまくったものだから。

    猫背 役が渋滞してるんですよね。

    中井 体、足りてないです(笑)。

    伊勢 でも、じろうさん自身はそれをわりとクールにやってるのよね。

    池津 こっちは大爆笑で見ているけれど、負担をかけて申し訳ないなという気持ちもあって。

    猫背 私、じろうさんに謝りましたからね。出演が決まって嬉しくて、宮藤さんに自分が見たいじろうさんのキャラクターを、すごく欲張って伝えちゃったの。女性の役も見たいとか、中学生の男の子の役も見たいとか。そしたら宮藤さんが全部書いてくれちゃったから。

    伊勢 面白がってくれていたらいいなと思うんですけど。

    池津 すごく真摯にやってくださってるから。

    中井 演出を受けながら、木野さんを観察して面白がってる感じがします。

    宍戸 でもそのおかげで、我々は、毎日タダでコントライブを見せてもらっている感じですよね。

    猫背 なんか頼もしい感じですよね。出演が決まったあと、「どうしてお引き受けくださったのかしら。うれしい♡」みたいなLINEを送ったら、「大好きなお姉さんばかりなので楽しみ」って返ってきましたから。

    池津 稽古場ではみんな大爆笑しながらやってますよね。

    ── ちなみに、『平凡パンチライン』というユニット名についても伺いたくて。実は『anan』を出版しているマガジンハウスは、もともと平凡出版という社名で、「平凡パンチ」という雑誌を出していたということもありまして気になってました。

    猫背 たまたまです(笑)。なんかユニット名みたいなものがあったほうがいいよねって話になって、思いついた人はグループLINEに送るみたいな感じで。なんかパンチの効いたものがいいなと思って、パンチが付く言葉をいっぱい出していった中に、「平凡パンチ」と「パンチライン」があって、くっつけただけっていう。

    池津 多数決をとって、これに落ち着きました。

    ── 中井さんは、世代的に「平凡パンチ」なんて知らないんじゃないですか?

    中井 いや知ってたんですよ。どこかで耳にしていたんだと思います。昔の雑誌の名前がちょっと崩れた感じになっていて可愛いくて、絶対にこれがいいって思いました。

    ── ユニット名がついたということは、今後も活動をされる予定があるということですか?

    伊勢 いや、単純に、なにかこのメンバーを括る名前があったほうがいいだろうってことで付けただけなんです。このメンバーで、また何かやるかもしれないけれど、それを前提にしているわけじゃないんです。

    池津 さっき伊勢さんも話してたけど、役を入れ替えてこの作品をいつかまたやるっていうのも面白いかもね。

    ── 楽しみにしています。でもまずはその前に今回の公演ですよね。公演に向けて、最後にひと言ずつお願いします。

    中井 見たことあるはずなのに見たことないぞ、というじろうさんが見られると思いますので、楽しみにしていてください。

    池津 どのじろうさんの嫁になりたいですか? もしくはどの嫁とマッチングしたいですか? そう思いながら見ていただいても楽しめると思います。サンプルはいろいろありますから。

    宍戸 ご覧になったら、家族に会いたくなると思います。

    猫背 私は、今回の舞台の中で一番の推しカップルを目指したいです。

    伊勢 私は、そうだな…お母さんと一緒に見にきてください。配信もあるので、家族でお茶の間で見られますし。

    ── ありがとうございました。

    5人が着ているボーダーTシャツは、なんとじろうさんの私物! 前日の稽古場にじろうさんが大量に持ってきてプレゼントしてくれたんだそう。みなさん、とっても嬉しそうに着替えてました 。

    information

    平凡パンチライン 『Wife is miracle 〜世界で一番アツい嫁〜』

    東北の山麓の村にある旧家・十戸家で法事が行われることになり親戚一同が集まった。しかし、年老いた当主が、若いあんり(中井)と結婚するため遺言状を書き替えるという話が持ち上がり…。6月19日(木)〜29日(日) 下北沢・本多劇場  作/宮藤官九郎 演出/木野花 出演/じろう(シソンヌ)、池津祥子、伊勢志摩、宍戸美和公、猫背椿、中井千聖 指定席¥7,500ほか 問大人計画 TEL. 03-3327-4312(平日11:00〜19:00) 6月25日(水)18時公演はPIA LIVE STREAM、streaming+での生配信あり(¥3,800)。

    写真・土佐麻理子 取材、文・望月リサ 衣装協力・じろう(シソンヌ)

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