ミステリアスな雰囲気とクレバーさ、透明感ある歌声で人々を惹きつける颯太さん。7日連続、Q&A形式で新世代Jpopボーイズグループ・aoen(アオエン)メンバー1人ひとりの素顔に迫る連載の第4回をお届けします。


who's aoen?

aoen(アオエン)は、HYBE傘下のYX LABELS発のオーディション番組「応援HIGH ~夢のスタートライン~」から誕生した、7人組J-POPボーイズグループ。2025年6月11日にデビューシングル「青い太陽(The Blue Sun)」でデビュー。グループ名には「最も熱い炎の色である青色で世界を満たす情熱の疾走」と「太陽のように明るくみんなを応援するグループ」という2つの意味が込められている。ファンダム名は「aoring(アオリン)」。

── 自己紹介をお願いします。

颯太です。一言で言えばストレートな人間。思ったことはすぐ口に出ちゃいます。メンバーに対しても、「いいな」と思うことがあれば、その場でめっちゃ褒めます。

自信があるのは歌。と言っても、もっともっと上手くなれると信じて疑っていないですけど。意識しているのは、どんな歌でも自分の思いが届くように歌うこと。落ち着いた歌声と表現力に注目していただきたいです。昔からラップが好きで、普段はゴリゴリのヒップホップナンバーばかり聞いています。

── 苦手なことはありますか?

苦手なことかぁ。難しいなあ。あ! 虫、マジで無理っす。幼い頃、海の岩場に座っていたら、岩の隙間からフナムシが100匹ぐらい出てきて。たぶんそれがきっかけ。目の前に虫が現れたら、ファンの方の前だとしても、猛ダッシュで逃げます(笑)。

── 名前の由来を教えてください。

颯爽と生きてほしいという意味が込めて、両親がつけてくれました。“颯”という漢字が大好きなんです。なんか、漢字のバランスがよくて、かっこよくないですか? クールな感じが僕の雰囲気ともぴったりな気がして、気に入っています。

── デビューメンバーとして名前を呼ばれた瞬間はどのような気持ちでしたか? 

正直、自分が呼ばれる可能性は低いと思っていたんです。あの時点でデビュー組に入る実力はないなと思っていて。だから、名前を呼ばれた時は、事実を受け止めきれなくてフリーズ。無反応で感じ悪く見えたかもしれないけど、僕の中では「リアクションができなかった」というのが本音です。

合格を最初に伝えたのは母。両親は僕の夢をいつも応援してくれていたありがたい存在。練習生になると言った時も快く「行ってらっしゃい」と送り出してくれました。デビューが決まったからには、両親に恩返しをするためにも、頑張ろうと思います。

── オーディションのなかで、面白かった出来事はありますか?

いじり合いですね。オーディション中は、だいたい誰かしらをいじりあって遊んでいました。いじられがちなのはお兄さんLineの優樹くんと楓くん。二人とも優しいから全部受け入れてくれるんです。二人の反応を見て、いつも大笑いしていました。

── オーディションでパフォーマンスした課題曲の中で、特にお気に入りの曲はどの曲ですか?

(即答で)「Cough Syrup」! 初めてデモを聴いた時から「来た、これ」みたいになって。僕の趣向にドンピシャリの曲だし、これが自分達の曲だと思ったらすごく嬉しかったです。レコーディングでもテンション爆上げでしたね(笑)。

僕はイントロの後の入り部分の担当なんですけど、どういうジェスチャーをすればいいのか、礼央に相談して作りました。礼央は練習生生活が長くて経験も豊富だし、何よりダンスが上手なので、相談するとめっちゃいい答えが返ってきて。ものすごく頼りになりました。

── オーディションのなかで、印象に残っていることを教えてください。

他の練習生たちとだんだん距離が縮まっていく過程すべてが印象に残っています。僕はオーディションにあとから合流したので、初めは練習生生活の長い人たちの中に突然放りこまれて「これはどうしたもんかな」と思ったりもしていました。

でも、わからないことはどんどん質問するとか、練習に真面目に取り組むとか、そういう部分を大事にしていたら周りに熱意が伝わってみんなが向き合ってくれるようになり、気づいたら普通に仲良くなっていました。

── メンバーに助けられたことはありますか?

レッスンについていけなくて落ち込んでいた時、優樹くんが僕のところに来て「大変だよね。その気持ちすごくわかるよ。頑張ればなんとかなるから」と言って励ましてくれました。楓くんも、悩んでいると「どこがわからないの?」と言ってマンツーマンで教えてくれたりしてすごくありがたかったです。

── 次回、リレー形式で登場するのは京助さんです。京助さんにメッセージをお願いいたします!

初めて会った時から“初めまして”な感じが全くしなかったんだよな。性格は正反対なんだけど、だからこそ気が合うというか。これから始まる長い道のりを、家族としてずっと仲良く一緒に歩んでいきましょう。

Profile

颯太(SOTA)

2005年8月15日生まれ。東京都出身。

7回連続、毎日更新! aoenメンバーにQ&A!

全7回にわたり、aoenメンバー 7人のフレッシュなソロインタビューをお届けします! また、『anan』本誌では、メンバー同士の座談会も掲載予定。7月2日発売のanan 2453号をお楽しみに!

写真・JOJI(RETUNE REP)、ヘアメイク・大木利保、服部ゆりあ、寺澤はるか、森村まほ、二平ゆき(CONTINUE)、取材、文・酒井美絵子

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