結成10周年・エビ中 ももクロ、宮藤官九郎ら豪華コラボへの思い

エンタメ
2019.03.20
私立恵比寿中学、通称は“エビ中”。2018年から現在の6人体制になり、初のアルバム『MUSiC』をリリースする。
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コラボしても負けない、“エビ中”らしさ満載です!

今年は結成10周年の記念の年。紆余曲折はあってもそれをものともしないメンバーに、もはや現役中学生はいない。今なおパワフルに突き進むエビ中から、真山りかさん、安本彩花さん、中山莉子さんに話を聞く。

「エビ中は音楽に真正面から向き合っているグループ。だから『MUSiC』というストレートなタイトルは素直にうれしいです。もともと私たちは“キレのないダンスと不安定な歌唱力”というキャッチコピーからはじまった。そこから、“音楽”と掲げられるまで自分たちを高められたんだというのは、ジ〜ンと胸にくるものがあります」(安本)

10周年記念のアルバムだけに参加アーティストも豪華。たむらぱんや岡崎体育、吉澤嘉代子といったお馴染みの顔ぶれに加え、18歳の新鋭クリエイター・Mega Shinnosukeや宮藤官九郎×ニューロティカ、さらに“姉的存在”のももいろクローバーZともコラボ。

「今回は、いろんなアーティストの方々としっかりコラボできたと自負しています。みなさんを迎え入れても負けない“エビ中”になったからこそできた企画。ももクロちゃんとのコラボはアイドルらしさ全開! 普段のエビ中の歌声ってけっこうトーン低め。でも、ももクロちゃんの底抜けの明るさが加わるとこんなにかわいくなるの!? って(笑)。ライブでやるのも楽しみです」(真山)

最近のエビ中のステージでは、よりエモーショナルな表現を求めて、メンバー同士のハモりやフェイクなど歌唱テクニックにもこだわりが。

「アーティストっぽさがあってお気に入りの曲なんですけど『星の数え方』は、大人っぽいバラードだし、3声のハーモニーでめちゃくちゃ緊張でした…。ライブでやるのも今から怖い感じです(笑)」(中山)

10周年を迎え、進化を続けながら、その根っこは変わらないと安本さん。「子どものころからやってきて、もう大人と言われる年齢です。でも、騒ぐときは騒ぐ中学生的ノリは、今もメンバー全員変わらない(笑)。そこを大事に、これからも私たちらしく進んでいきたいですね!」(安本)

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5枚目のオリジナルアルバム。シングル曲「でかどんでん」など全12曲収録。『MUSiC』【初回生産限定盤A(CD+Blu-ray)】¥4,800  【初回生産限定盤B(2CD)】¥3,900 【通常盤(CD)】¥3,000*すべて税込み(Sony Music Labels)

しりつえびすちゅうがく 左から、真山りか、安本彩花、星名美怜、柏木ひなた、小林歌穂、中山莉子からなる6人グループ。4/6よりドラマ『神ちゅーんず』(テレ朝系)が開始。エビ中が歌う主題歌&劇中歌はゲスの極み乙女。の川谷絵音が手がける。

※『anan』2019年3月27日号より。写真・内山めぐみ 取材、文・梅原加奈

(by anan編集部)

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