取材、文・二俣愛子
チタニアムリフトって何!?
チタニアムリフトとは、リフティングレーザーの2大巨頭と言われるソマジ(サーマクール)とウルセラのいいとこどりとも言われ、痛みもほとんどないというリフティング施術。
3つの波長(755、810、1064nm)が肌の奥の真皮層まで伝わり、線維芽細胞を刺激してコラーゲンの生成して肌の弾力を高めてくれるのだそう。
また、もともと脱毛用に開発された機器でもあるので顔の産毛の脱毛も可能で、美白効果まであるという優れもの。
そして、ダウンタイムがなく、かつ2つのレーザーにはない即効性が感じられるという点、さらに価格も控えめという点も魅力的で、芸能人たちは撮影の前や、日ごろの肌管理のために頻繁に受ける施術ともいわれ、今人気を集めています。
私はこれを知ったとき「これが私の肌に合うのであれば、激痛と名高く、価格もべらぼうに高くてなかなか踏み切れないウルセラやソマジは必要ないのでは?」と、ウキウキがとまりませんでした。
美容に詳しい韓国のYouTuberの動画を観て「果たして真実はいかなるものか!?」と、居ても立ってもいられず、はせ参じてまいりました。
日本に比べて価格は約1/3!?
今回訪れたのは初めてのクリニックで、場所は弘大。
チタニアムリフトがお手頃な価格で受けられ、評判の良いクリニックを探しました。
ここは、1部位から受けることができ、1部位あたりの価格は38.5万ウォン(税込)。タックスフリー対応なので、その場合は35万ウォンでした。
私が受けたときの価格はイベント価格だそうで、定価は71.5万ウォン(税込)。タックスフリーで65万ウォンになります。
ただ、このイベントは頻繁にやっているようなので、施術を考えている方は、予約の際に『ananの記事をみたこと』『イベント価格で受けられるか』を確認してみてください(問い合わせは日本語可)。
ウルセラやソマジは、ショット数にもよりますが、それぞれ約150~200万ウォン以上する施術なので、それのいいとこどり(らしい)なのにこの価格とは、お手頃すぎませんか?
ちなみに、日本でチタニアムリフトを受けると、平均価格は約15万円のようです。当てる部位や時間によっても異なりますが、確実に韓国で受けた方がお得です。
また、日本ではまだ取り扱っているクリニックは少ないですが、韓国では人気の施術のため、先生方の経験値も高いはず。
このクリニックは、先生が直接カウンセリングをしてくださるところではなかったのですが、カウンセリング担当の方が親身になってくださり一緒にメニューを決めました。無理な押し売りなどもなく、日本語も対応してくれるので、韓国語ができない方も安心です。
私は、ほうれい線とほほのコケが気になっているので、ほほのみに当ててもらうことにしました。
麻酔なし! クレンジング後すぐに施術開始
麻酔クリームなどはせず、クレンジング後、すぐに施術がスタート。
先生がいらっしゃり、まずは鏡を見ながらどの部分が一番気になるのかを改めて伝えました。
肌にジェルを乗せ、機器を肌に滑らせるようにして当てていきます。
脱毛機器のように強い光を伴う機械で照射をしていくのですが、たまに「あっつ!!!」と感じることがあり、その際はついビクッとしてしまいました。
施術中にこの熱による痛みが4~5回ほどあり、それが一体いつくるのかまったく読めないのでドキドキしながら受けていました。が、我慢できない痛みではありません。
痛みがまったくないことはなかったので、痛みに弱い方は麻酔クリームを塗布してもらえるか相談してみるとよいかもしれないです。
施術時間は、約15分で終了しました。
一気にくすみ飛んだ! ビフォー&アフター公開
Before施術前/After施術後
まず驚いたのが、施術直後の肌に透明感が宿ったこと。カメラを向けた瞬間、ビフォーとの肌トーンの違いが明らかで驚きました。また、全体的に肌の色ムラが改善された感じ。
また施術前と直後を比べてみてもほほのコケが少しふっくらし、ほんの少しほうれい線が改善されたような気がします。
2週間後に効果が出てくるとのことで、施術直前と2週間後に撮影したものを比べたのが以下の写真。
Before施術前/After施術2週間後
私は、ほほのコケとほうれい線が気になっていて、劇的な変化とまではいかないものの、ほほがふっくらして顔のラインが整ったのを感じているので、満足度は高い施術でした。
ダウンタイムはほぼなし! 赤みは少し出た
施術後は、サウナや激しい運動をしてはいけないといった注意事項はあるものの、生活にはまったく支障なし。
肌を隠さなければいけないようなダウンタイムがない点もうれしいポイントでした。
私は肌が弱いので、レーザーなどのあとはだいたい赤みが出るのですが、この施術では蚊に刺された程度の小さな赤みがぽつっと1つできたくらい。
施術後には赤みが出たときのための軟膏もいただけるので、ご安心を。
チタニアムリフト、定期的に受けるのはあり
劇的なほうれい線の改善とまではいかなかったものの、明らかに肌トーンがあがり、2週間後からは気になっていたほほのコケが少しふっくらと改善したのを感じています。
1か月ごとに3回受けると半年ほど持続するのだそうで、まずは3回通ってみようと思います。
<インフォメーション>
Jfeel Clinic
住所:ソウル特別市 麻浦区 洋路166 未来プラザ5階、7階
アクセス:地下鉄2号線「弘大入口」駅 8番口目の前
営業時間:10:30~20:30(土10:00~17:00)
LINE @jfeelclinic.japan
<筆者情報>
二俣愛子
韓国・ソウルを拠点に、雑誌やWEBメディアでライターとして活躍中。コスメからグルメまで最新の韓国事情をインスタグラムでもお届け。ジュエリーショップ「owol.」(@owol__official)のディレクターも務める