文/古賀令奈
使いやすいのは、明るめベージュのやわらかコンシーラー
コンシーラーを一つ用意するなら、さまざまなお悩みに対応しやすい明るいベージュ系がおすすめです。肌よりワントーン明るい色は、ハイライト効果で肌を明るく見せつつ、クマやくすみ、たるみをカモフラージュする効果が期待できますよ。
クマにコンシーラーを使う場合は、やわらかいテクスチャーを選びましょう。固いコンシーラーはカバー力に優れているものの乾燥やひび割れを起こしやすいため、点状の狭い範囲への使用が適しています。クマや頬全体に使うのであれば、やわらかくみずみずしいテクスチャーのコンシーラーにすると、乾燥やひび割れが起こりにくいでしょう。
今回使用したのは、『POLA』の「B.A 3D コンシーラー」01 ブライトアップベージュ。塗った瞬間に光で影を飛ばし、弾むようなハリ感を演出できるとのこと。クマだけでなく、くぼみやたるみなどの影もカバーできる優れものです。同ブランドで人気のアイクリームと共通の美容成分(※1)が配合されており、ケア効果の面でも魅力的なアイテムです。
※1 保湿成分
【商品情報】
POLA「B.A 3D コンシーラー」01 ブライトアップベージュ
価格:¥6,930
内容量:12g
クマが一番濃い部分にのせる
コンシーラーを塗るときは、クマが一番濃い場所におきましょう。コンシーラーを最初においた場所がもっとも濃くつくので、カバー力も高くなります。そこから頬の高い位置全体になじませていくと、クマをカバーしながら明るい肌印象になるでしょう。
カバー力が物足りない場合は、少量を気になる部分だけに薄く重ねてみてください。広範囲に塗りすぎると厚ぼったくなったり、メイク崩れを起こしやすくなったりします。できるだけ最小限にとどめるように気をつけましょう。少量でもクマをピンポイントでしっかりカバーしたことで、より明るい印象になりました。
シワのある部分はできるだけ避ける
コンシーラーを塗るときに気をつけたいのが、シワの部分を避けること。目の下や目尻などシワのある場所にコンシーラーを塗ると、ひび割れてシワがくっきりと目立つ原因になります。
下まぶたや目尻のシミが気になる場合は、点状に塗って広げないのがコツ。塗り広げなければシワの目立ちも最小限に抑えられます。
仕上げにフェイスパウダーを薄く重ねる
コンシーラーを重ねたままメイクを終えると、汗や皮脂、マスクの摩擦などでメイク崩れが起こりやすくなります。仕上げにフェイスパウダーを重ね、メイクのもちを高めましょう。
しかし、フェイスパウダーをパフでしっかり塗ると、粉が多くつきすぎて乾燥の原因になることが。とくに冬場は水分が不足しやすいので、軽めに仕上げたいところです。ブラシにパウダーを含ませ、余分な粉を手の甲に落としてからブラシでなでるように塗布してみてください。ふんわりと薄づきになり、肌のうるおいを守りやすくなりますよ。
今回使用したのは、『コスメデコルテ』の「ルース パウダー」01 crystal translucent。微細なパウダーが粉っぽさを感じさせることなく肌に溶け込むようになじみ、明るいツヤ肌に仕立ててくれます。肌のうるおいが一日中続くようなみずみずしいツヤ感で、日中の乾燥が気にならない実力派アイテムです。
【商品情報】
コスメデコルテ「ルース パウダー」01 crystal translucent
価格:¥6,050
内容量:20g
ベースを整えてクマや色ムラのない明るい目元に
今回ご紹介したメイクをすると、クマをカバーして明るい目元が目指せます。ベースをしっかり整えておけば、さまざまなアイメイクが映えるようになりますよ。クマやくすみで目元が暗く見える方は、ぜひ試してみてくださいね。
【参考】『POLA』『コスメデコルテ』公式サイト
筆者情報
古賀令奈
京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。