2023秋冬は“立体感&素肌っぽいツヤ”がポイントに! リキッドファンデ4選

ビューティ
2023.09.25
今シーズン注目すべきベースメイクの新トレンドは、自然な立体感を帯びたツヤ肌。形状はさまざまながら、3Dスキンを叶える名品を、シンガーソングライター・藤原さくらさん、ヘア&メイクアップアーティスト・𠮷﨑沙世子さんがナビゲート! 2023年秋冬「ananモテコスメ大賞」のベースメイク部門に輝いた「リキッドファンデーション」をご紹介します。

素肌っぽいツヤと自然な立体感に注目!

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𠮷﨑沙世子(以下、𠮷﨑):今季もファンデーションがたくさん発売されたけど、さくらちゃんが気になるのは?

藤原さくら(以下、藤原):私はオフの日はできるだけ軽めのメイクにしたくて、日焼け止めだけで済ませちゃうことも多いんです。でも、今シーズンは塗っていたほうが肌にいいものが多い気がして、絶賛リサーチ中です。

𠮷﨑:今日の撮影で使ったSHISEIDOは美肌菌に着目しているし、ベアミネラルはスキンケア成分を96%も配合していたりと、今までの「肌に優しいメイク」とは一線を画しているよね。

藤原:ファンデーションの「塗ってます!」っていう厚みも苦手だったんですけど、実際に肌にのせるとすごく自然で塗った感がない。

𠮷﨑:クリームやリキッドはカバー力が高いイメージだけど、どんな形状を選んでもナチュラルに仕上がるのには私も驚いた! それでいて、ツヤが欲しい部分にはしっかりと光が集まって、自然なメリハリが出るのも大きな傾向。

藤原:本当だ! ただ薄く塗るだけなのに、頬の高い位置にツヤが出て肌のハリ感が際立つ気が。

𠮷﨑:薄づきだけど隠してほしいものはほどよくカバーしてくれるから、まるで素肌がきれいになったような気がしない?

藤原:肌がきれいだと自信に直結しますよね。厚塗り感なく美肌に見えるなんて、まさに私が目指す肌!

𠮷﨑:立体感と素肌っぽいツヤこそ今季の美肌のキーワードだね。

リキッドファンデーション

ファンデーションの主流となりつつあるリキッドタイプは、これまで以上に軽い仕上がりに。スキンケアをしっかりなじませた後のような、肌と一体化したみずみずしさと薄膜のカバー力で、“素肌っぽさ”を追求。個性を隠すのではなく、その人らしさをあえて透けさせるような仕上がりは、今の時代にこそ手に入れたい。

Makeup Point

1、1プッシュ弱を手に取る

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リキッドファンデーションを適量、手の甲に出す。これが全顔分の量と心得て。

2、指の面で内から外へのばす

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ファンデーションを指に取り、両頬と額、顎にそれぞれ内から外へ向けてのばしていく。

3、スポンジで叩いて密着させる

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厚みのあるスポンジで顔全体になじませ、鼻や目まわり、口元にもフィットさせる。

4、フェイスラインをなじませる

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フェイスラインは一番最後。スポンジで払うようになじませ、首の色と繋げる。

みずみずしい肌あたりがまるで美容液級で 賞

【SHISEIDO】エッセンス スキングロウ ファンデーション

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潤いバリアで肌を包み込む。
美肌菌に着目し、ナイアシンアミド、ケフィア発酵エキスGLなど、美容液級の美肌成分を凝縮。乾燥による小ジワや毛穴の目立ちまでカバーしてくれる。「薄膜でも肌をきれいに見せられると教えてくれた一本。メイクしながらスキンケアできるのも嬉しい」(シンガーソングライター・藤原さくらさん)。SPF30・PA+++ 全12色 30ml 各¥7,590(SHISEIDOお客さま窓口 TEL:0120・587・289)

誰でも簡単にうるっと美肌になれるで 賞

【LUNASOL】カラーオイルセラム

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どんな肌にもスッと溶け込む。
水を1滴も使わず、植物由来のオイルを贅沢に配合。乾燥した肌にも均一になじみ、色ムラや毛穴を瞬時にカバー。「濃厚な美容液を塗ったらファンデまで完成していた! という、まさに感動ファンデーション。肌が柔らかくなり、表情までしなやかに」(ヘア&メイク・野口由佳さん)。SPF30・PA++ 全5色 25ml 各¥7,700 9/22発売(カネボウ化粧品 TEL:0120・518・520)

みんなに見せつけたい肌に仕上がるで 賞

【Celvoke】スキンレゾネート リキッドファンデーション

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カバーと心地よさを両立。
シミ、色ムラ、毛穴、凹凸などのノイズを隠し、素肌になりすます極薄リキッド。骨格に沿って光を反射し、ライブリーに演出。「肌にピタッと密着して薄膜の“美ヴェール”をかけ、素肌が美しいかのような肌に。下地なしでこれ1つで仕上げられるのも助かります」(エディター&ライター・石橋里奈さん)。SPF32・PA+++全4色 26g 各¥5,280(セルヴォーク TEL:03・5774・5565)

汗や皮脂を悟らせずずっと美肌が続くで 賞

【ADDICTION】ザ ファンデーション リフトグロウ

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抜群ののびの良さも魅力。
ハイライトのように光を集め、骨格をブラッシュアップ。重ねても重くならず、欠点を自然にカバー。「光を効果的にコントロールして、アラを飛ばしながら立体感がアップ。汗をかいても美肌印象がぐらつくことなく、メイク直しの手間が大幅に軽減」(私立恵比寿中学・安本彩花さん)。SPF20・PA++ 全11色 30ml ¥6,600(アディクション ビューティ TEL:0120・586・683)

藤原さくらさん シンガーソングライター。敏感肌ゆえ、プライベートではもっぱらBB派だったが、今シーズンは日常的にファンデを使いたい! と新作アイテムのチェックに意欲的。
ジレ¥34,700(シーニュ https://cygne.jp) ニット¥40,700(ジョン スメドレー/リーミルズ エージェンシー TEL:03・5784・1238) ピアス¥24,200 2連リング¥84,700(共にイー・エム/イー・エム アオヤマ TEL:03・6712・6797)

𠮷﨑沙世子 ヘア&メイクアップアーティスト。透明感に欠かせないベースメイクには特にこだわりがあり、毎シーズンくまなくお試し。的確な分析力は美容業界でも一目置かれている。

※『anan』2023年9月27日号より。写真・野田若葉(人物) さとうしんすけ(商品) スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・𠮷﨑沙世子 取材、文・野崎千衣子

(by anan編集部)

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