「筋肉と骨をつないでいる“腱”をほぐすことで、筋肉は緩みます。すると硬くなっている筋肉が弾力性を取り戻し、カラダが本来持っているきれいなボディラインが引き出されるのです。その結果、ふっくらと丸い桃尻が手に入ります」。マッサージのポイントは、背骨の一番下に当たる仙骨（せんこつ）と、太ももの骨をつなぐお尻の筋肉をしっかりとほぐすこと。時間がない時はお尻全体をトントンと叩くだけでもOK。
（1）脇腹をほぐす。
拳を作り片手はそけい部に当て、逆の手は骨盤を挟むようにお尻に当てる。両手を押し合いながら、肋骨の下あたりまで引き上げる。
（2）肋骨からそけい部へ。
両手の指を少し開き、肋骨の横に当てる。そけい部に向かって斜め下に押し流す。肋骨のキワに沿って流すのがポイント。
（3）お尻の骨のキワを叩く。
両手を軽く握って拳を作り、骨盤の上部をまんべんなくトントンと叩く。余裕があれば、お尻全体も叩いておこう。
（4）梨状筋をほぐす。
仙骨と呼ばれる骨盤の中心から、骨盤の外側に向かって数回押し流す。座る機会が多い人は筋肉が固まりやすいので、多めに。
（5）お尻からそけい部へ。
お尻ともも裏の境目に指先が当たるように手のひらをお尻に当てる。お尻の肉を引き上げて、そのままそけい部へ押し流す。逆も同様。
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Lilyさん セルフケアエステティシャン。独自のマッサージを開発し、オンラインサロンやInstagram等でセルフマッサージ法を発信。著書に『10日間で、あなたの体はヤセたがる。』（KADOKAWA）。今回のメソッドについて、インスタライブ（@lilypresents）で詳しく解説します。4月30日（火）22時開始予定。
※『anan』2019年5月1日－8日合併号より。写真・中島慶子 スタイリスト・福田麻衣 ヘア＆メイク・浜田あゆみ（メランジ） 取材、文・黒澤祐美
（by anan編集部）
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