かわむら あみり

うっかり付き合い大ヤケド!…「顔も見たくない」サイテー男3選

2020.6.27
婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第43回は、婚活中に見聞きしたエピソードです。なかでも、女性たちがいまでも印象に残っているという、付き合ったけど「サイテーだった男」のエピソード3選をお届けします。

1. ほぼ「財布を忘れる」男 

【結婚引き寄せ隊】vol. 43

バリバリと仕事をしている30代のAさんは、年下の彼氏との関係を終わらせたばかりでした。合コンで出会ったという年下の彼氏は、Aさんに一目惚れして、最初から「付き合ってください!」と積極的に向かってきて、彼氏のいなかったAさんは了承したそうです。

ただ、最初のデートのときは年下の彼氏がごちそうしてくれたものの、2回目からはいつも「財布を忘れてきた」と言って、Aさんが支払ってばかりいました。経済力のあるAさんにとって、お茶や食事代を出すぐらいのことはなんてことはなかったものの、年下の彼氏が毎回「今日は絶対持ってこようと思ったのに」と言いながら必ず忘れるルーズさに嫌気がさしたと言います。

次第にAさんは、「また今日もおごらされるかもしれない」と思うと、だんだんと年下の彼氏に会いたくなくなり、きっぱりと別れを告げたのだそう。「もしかして最初からヒモになりたかったのかも」と話すAさんでしたが、別れてさっぱりしているようでした。

私も「財布を忘れる」男に遭遇したことがあるので、Aさんのスッキリした様子に共感。支払うか支払わないかというお金の問題というよりも、そのときの相手の性質が垣間見えることで、自分のことを大事に思っているのかいないのかが判断できます。やっぱり、大事にしてくれる人をパートナーに選びたいものですよね。

2.「彼女は絶対に20代」という男 

30歳になったばかりのBさんは、長く付き合った30代後半の彼氏と別れたばかりでした。仕事関係で知り合ったという元カレとは、最初からお互いに好印象を抱いていて、付き合うまでも順調だったといいます。

10歳ぐらい年上の彼氏は、年の離れたBさんに「これ似合うから」と言っては洋服やアクセサリーなどをプレゼントしてくれていたのだとか。Bさんも幸せなお付き合いが続き、「このままこの人と結婚できたらいいな」と考えるようになっていました。

付き合い当初は20代だったBさんの、30歳の誕生日が近づいたある日。突然彼氏から「別れよう」と切り出され、ショックを受けたBさん。ですが、理由を問いただすと「……絶対に彼女は20代がいいから」と言われたそうです。

そんな理由で!? と理解できなかったBさんですが、「年齢で相手を区切るような男だと見抜けなかった自分にも悔しい」と、2度とサイテー男に引っかからないと心に誓ったようです。年齢に限らず、相手の内面を見ないで、条件だけで人を判断するような人とは、関わりたくないと共感したのでした。

3. 趣味の場に付き合わせる男 

アラフォーのCさんは、婚活で知り合ったサラリーマンの男性との関係を切ったばかりでした。出会ってすぐに意気投合したCさんと彼氏は、すぐに「付き合いましょう」という話になり、1度目のデートはイタリアンに行ったのだとか。

ただ、だんだんと「行きたいところがあるんだけど」と言われ、Cさんが連れて行かれるのは彼の趣味の商品が販売されているスポーツ用品店。体を動かすことが好きで、ゴルフや山登りが趣味だとは聞いていたものの、デートとは名ばかりでほとんどが彼の趣味の店ばかりで会うことに。

スポーツ用品店に行った帰りにごはんを食べると、彼はずっと趣味の話ばかりで、Cさんの趣味については一切聞いてもこなかったそうです。「いま思えば、私に興味があるんじゃなくて、自分の趣味の話を聞いてくれる相手がほしかっただけ」と話すCさんでしたが、やはり婚活のプロフィールだけでは相手のことを見抜けない点はたくさんあるなと思ったのでした。

婚活していると、男女ともに、いろいろなタイプの人たちに出会うこともあります。みなさんもすてきな恋愛を謳歌してくださいね。

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