【職場で嫌われる人あるある】女性が心底ゲンナリした「同僚の呆れたNG行動」

文・菜花明芽 — 2023.1.12
私たちが気持ちよく働くには、職場の環境と同じくらい人間関係も大事ですよね。しかし、すべての人と気が合うわけではないので「仕事だから仕方ない」と割り切ることも多いようです。そこで、今回は“職場によくいる「困った同僚」”をご紹介します。

すぐ「パワハラ」と言う

職場トラブル 嫌われる 特徴 体験談 エピソード

「上司に注意されてばかりの同僚の話です。日頃から仕事が遅かったり、トラブルがあっても上司に報告しなかったり、叱られても仕方ないと言った様子。
その日も『資料が仕上がっていないだと? 』『今から会議が始まるのにどうするつもりだ』と上司に怒鳴られていて。さらに『おいっ、聞いているのか! 』と上司が詰め寄ると、同僚は『これってパワハラですよ』と言ってにらみ返す始末…。

実は、このやり取りは二人がぶつかる度に繰り返されていること。毎回、同僚が隣の席の私に『〇〇さんもそう思いますよね』と同意を求めてくるんです。
正直、私を巻き込まないでほしいし、いつも『パワハラ』と騒ぐ同僚の存在も面倒くさいと思っています」(京香・仮名/29歳/企画)

仕事を円滑に進めるため、上司に意見されることもありますね。立場を利用して度を越える指示があったのなら毅然とした態度で向き合った方がいいですが、それを逆手に取るとなると「騒ぎが大きい人」と周りに思われても仕方ないかもしれません。

指示待ち人間

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「歯科助手をしていて新人指導に当たりました。患者さんが来たら、治療内容によって先生が使う器具を揃えることも仕事のうちなので『〇〇を使うから出しておいてください』と教えたんですけど。その人は忘れないようにとメモを取るわけでもなく、行動に移すわけでもなく微動だにせず…。

様子がおかしいので『どうかしました…? 』と声をかけると『先生に「〇〇が必要です」と言われたら用意すればいいじゃないですか』と言われびっくり。
なんと彼女は完全なる指示待ち人間だったのです。案の定、周りから『あの人は気が利かない』と指導係の私に苦情がきて。『言われる前に何でもやりましょう』と助言したものの聞いてもらえず、本当に大変な思いをしました」(菜々美・仮名/27歳/歯科助手)

どんな仕事でもその場その場で臨機応変に対応できるかが、その人の評価を左右する大きなポイントとなりますね。今回のように言われたまま動くだけなら、仕事をするうえでの成長にはつながりません。アドバイスを受け入れる心の広さがほしいところです。

他人のミスは許さない

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「私には、とても厄介な同僚がいます。ある日『自分が作成した書類にミスが見つかりました』と同僚が気まずそうに話かけてきて。それは仕事において大切な書類で、当然間違いがあってはいけないのですが…。

『〇〇さん一人のせいじゃないですよ、私も確認した時に気づかなかったので』とすかさずフォロー。今は大事な時期だから、同僚と仲たがいしている場合ではないと思ったのです。

でも、同僚にかかってきた電話を私が引き継ぐ際に、少し手間取っていると『何もたもたしているんですか? 』『早くしてください』と怒鳴ってきて。他人に厳しく、自分に甘い人っていますよね…私は相手のミスを許したのにと思うと腹が立って仕方ありませんでした」(桜子・仮名/31歳/企画開発)

自分のことは棚に上げて、人のことはしっかり批判するタイプっていますね。同じ職場で働く者同士「お互いのミスはカバーし合う」という気持ちを持ちたいものです。こんな態度を取っていると、困った時に誰も助けてくれないこともあるでしょう。

以上、“職場によくいる「困った同僚」”をご紹介しました。

スムーズに仕事がしたいと思うと、馬が合わない同僚の存在は煩わしいものですね。関係改善に力を注いでも効果がないようなら、相手との関わりを極力減らすのもひとつの手です。自分が心地よく働くために職場の環境をしっかり整えましょう。


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