3回目のデートなのに… 曖昧な関係を続ける“男性の本音”と「本命彼女になる方法」とは
「曖昧な関係」を続ける“男性の本音”とは?
3回以上デートしているのに進展がない、男女の関係はあるのに付き合う話が一向に出てこない…。このような状況のとき、なぜ友達以上恋人未満の曖昧な関係を続けるのか気になるはず。
そこで今回は、実際に男性たちに聞いた“曖昧な関係を続ける本音”をご紹介します。
キープ目的の場合
「何度か遊んだ女性から、付き合っているのかどうかを聞かれるとキツイ。俺はキープしておきたいだけだから。付き合っていないと本音を言っちゃったら、女の子は離れていくでしょ」(32歳男性/営業)
「さっきまでイチャイチャして楽しかったのに、いきなり『私って彼女だよね?』と聞かれたときは凍りついた。すぐに『イエス』と笑顔で答えられるのは相当悪いヤツか、ホストみたいなプロだけじゃない?」(27歳男性/飲食)
本当にズルい男性は、息を吸うように嘘をつくのでとても危険。彼が「付き合っているよ」と言っても不安なときは、彼の友人や家族に彼女として紹介してくれるかどうかをチェックするといいでしょう。
体の関係を望んでいる場合
「性欲を満たしたいと思ったとき、適当な誰かを見つけて口説くという流れが面倒。すぐできそうな女性を常にキープしておきたい」(27歳男性/飲食)
「お互いに割り切った関係がベスト。本命彼女ができるまでは必要」(32歳男性/営業)
女性からすれば腹立たしい話ですが、これが一部の男性の本音のようです。女性は肉体関係があるから付き合っているはずだとか、毎日のようにLINEするから恋人同士だと思っていても、男性も同じように考えているとは限りません。
体の関係を持つのは、単にしたいから。
毎日LINEするのは、彼女がいなくて寂しいから。
彼がどれだけ優しくても、彼の家にお泊りしたことがあっても、キープされているだけの可能性もあります。
恋愛対象ではない場合
「恋愛対象ではない女性とは、何度2人きりで会ってもそういう気持ちにはなりません。以前、相手が僕に好意をもっていたものの、僕は友人としてしか見ていない女友達がいました。
そして、その友達と旅行に一緒に行ったとき、夜になって誘われたのですが断りました。
そうしたら、その友達に泣かれてしまい…。そこで誘いに応じることもできましたが、後のことを考えたら安易に関係を持つべきではないと思い、断固として断りました」(40歳男性/アート関係)
男性からすると、友達として仲良くしたかっただけという場合も。価値観の合う人とも男女関係なく一緒にいたいと思える男性もいるようです。
隠れ既婚者の場合
「アプリで知り合った女性と定期的にデートをしていますが、いまだに関係を持っていません。その理由は、僕が既婚者だからです。
結婚10年目を過ぎた今、妻に対しては女性としての魅力を感じなくなりました。けれど、浮気はしたくないんです。そこで、アプリを使って一緒に食事を楽しんでくれる女性との出会いを探しています。
だけど、最初から既婚者だと言ってしまうと出会いの数が少なくなりそうなので、独身のふりをしています」(38歳男性/建設関係)
既にパートナーがいる、まさかの展開もあるようです。デートをするとき、時間帯や場所に違和感がないかはチェックしておきたいですね。
今の関係を壊したくない場合
「恋愛感情があるかないかで言われたら、間違いなく『ある』だったんですけど、仕事の都合で深い仲にならないように気をつけていた女性がいました。
一度だけ『私のこと、どう思っているの?』と訊かれたことがあるので、もしかしたら相手も僕に恋愛感情を持っていたのかもしれません。
その女性とは、何度も2人きりで会いました。だけど、お互いにそういう関係にはしなかったって感じでしたね。
ひと言で言えば、その当時の関係を壊したくなかったのが理由です。でも結局、仕事の関係もなくなり、そのまま疎遠になってしまったので、今となってはあのときに勇気を出して付き合っておけばよかったかな… と思っています」(39歳男性/専門職)
相手の気持ちがわからず、前に進む勇気のない男性もいるようです。そんな慎重派な彼には、積極的なアプローチで相思相愛を匂わせることが必要なのかもしれませんね。
曖昧な関係を続ける男性たちの本音を聞いてみると、遊びの関係を望んでいる人以外にも、様々な想いがあるようです。
関係を壊したくないからこそハッキリ伝えられない…。そんな男性もいるようなので、あまりにも進展が見込めない場合は勇気を出して自分から切り出してみることも必要なのかもしれません。
本命彼女になれない女性の特徴
続いては、曖昧な関係のまま「本命彼女になれない女性の特徴」をチェックしていきましょう。
1:本音をハッキリ言えない
何か気になることや主張したいことがあっても、それを伝えられない人は、セフレやセカンドにされやすい傾向があります。
例えば、頻繁にデートしたり体の関係はあるのに、曖昧な関係が続いている場合。「この関係って何なんだろう?」「私のことどう思っているんだろう?」など本当はモヤモヤしているのに、「ハッキリ伝えたら、フラれてしまうかもしれない…」と恐れ、口にできないということがあるからです。
このように本音をきちんと伝えられないタイプの人は、都合のいい関係をキープしたがる男性につけ込まれることがあります。好きだと会えなくなるのが怖くて、ハッキリさせたくない気持ちもわかりますが、時間を無駄にしないためにも重要なことはきちんと意思表示するようにしてください。
2:精神的に自立していない
男性は女性と比較すると、恋愛に対する重要度が低い人が多いです。仕事や私生活のリズムを恋愛によって乱されることを嫌がるため、本命彼女には自立した女性を選びがち。ここでいう「自立」とは経済的な意味ではなく、精神的な意味です。自分ひとりの時間を楽しめたり、自分自身の人生を謳歌できる女性が好まれるのです。
男性に幸せにしてもらうのが当然! という考え方は現代では敬遠されがちですし、束縛や依存をしてくるとにかく重いタイプなど、精神的に自立していない女性は、本命になりにくいです。体の関係はあっても彼女になれなかったり、セカンドにされてしまうことも。
趣味の時間を楽しんだり、仕事を頑張ってみたり、何か人生の目標を持ったりするのもいいと思います。まずは精神的に自立した女性を目指しましょう。それが結果的に素敵な恋愛につながるかもしれません。
3:簡単に人を信用してしまう
他人を信じられるのはとても素晴らしいです。しかしあまりに警戒心がないと、騙されてしまうことも。男性からの甘い言葉を簡単に信用し、疑うことを一切しないので、知らぬ間に彼女持ちや既婚者、体目当ての男性に騙されてしまう危険があります。
今までにだまされた経験が何度かあるという方は、少し警戒心を強めてもいいかもしれません。
4:曖昧な言葉に期待する
「これは私の失敗談なのですが、男性に告白したものの『今は仕事が忙しくて付き合えない』と断られたんです。それでも『いつかは付き合えるのでは』と期待して、半年ほどデートする関係が続きました。
でもあるとき『彼女ができたからもう会えない』と一方的に関係を絶たれたんです。いつかは付き合えると期待していたので本当にショックでした」(31歳女性/事務職)
今は付き合えない=いつかは付き合える、と良いように変換してしまったんですね。グレーな言葉で誤魔化して、関係を続けようとするズルい男にだまされないで! どうしても相手を諦められないときは、関係をはっきりさせる時期を決めるなど、振り回されない工夫をしてみてください。
5:マメな連絡で恋に落ちる
「『最近気になっている人がいるの』と、友達が男性とのLINEを見せてくれました。『いま何してるの?』『今日の用事はどうだったー?』などと、彼女にやさしく話題を振っていて、好感が持てました。もう2、3か月やりとりが続いているそうです。
ですが問題は、彼とまだ1回しか会ったことがないこと! ネットで知り合った人で、なかなかタイミングが合わないのだそうです。でも、電車で20分の距離に住んでいるのに、そんなことってありえますか? 彼にとって彼女は本命じゃないのでは? と思ってしまいます」(29歳女性/メーカー)
1回しか会ったことがないのに、好きになる…。まあ、なくはない話ですよね。ですが、相手の男性も好感を持っているなら、ごはんに誘うくらいのアプローチはしてくれるはず。
マメに連絡をくれる男性に好感をもつ気持ちはわかりますが、自分の気持ちをすべて持っていかれる前に、彼からの好感度や本気度合いを確認するクセをつけないと、傷つくことになるかもしれません。そして女性側も「こんなに連絡が続くってことは私のこと好きなのかな!?」と思い込むのではなく、自分からアプローチするよう心がけてみて!
曖昧な関係から本命彼女になる方法
それでは、最後に「曖昧な関係を断つ方法」を知り、今の状況から脱する糸口を見つけましょう。
意味のあるデートをする
曖昧な関係に陥っている人は、目的がハッキリしないデートをしていることが多いです。彼に誘われるまま応じているとか、体の関係を持つだけでロクに話もしないなど、関係が深まるやり取りが極端に少ないはず。
本命彼女の座を獲得するには、ちゃんと意味のあるデートをすることが大切です。彼と何を話すのか、どこに行くのか。お互いに記憶と思い出に残るやり取りを心がけましょう。
また、これはLINEや電話も同様です。彼から連絡が来ることを喜ぶだけでなく、どんな内容を送ってきたのかに注目します。他愛ない世間話でも対等なラリーが続くのか、真面目な話や相談ができるのかが真剣交際の足がかりになるはずです。
彼に直接確かめる
好きな人の気持ちを態度や表情、LINEから読み取ろうとする人は多いですが、やっぱり直接聞くのが一番です。
たとえば、彼とはもともと友人同士で付き合いが長くても、何を考えているかを的確に当てることは難しいはず。それができないからこそ曖昧な関係に陥っているので、最終的には彼に聞いて判断するといいでしょう。
このとき、結論は「付き合う」と「恋を終わらせる」の二択のみ。曖昧な関係を続けることは考えないように。
どっちつかずのお付き合いになるには理由があって、本命として付き合えない“何か”があるのです。そこを明らかにしないと先には進めませんし、ブラックボックスを開けたときにひるまないよう、直接話す前は心の準備を整えておきましょう。
また、彼が何を言っても「説得して好きにさせる」くらいの気持ちでいるといいかもしれません。下手に出るよりは、ハッタリをきかせたほうが後悔のない結末を迎えられるはずです。
婚活を始めると宣言する
「向こうからアプローチしてきたのに、関係を持った途端にまるで都合のいい女性のように扱ってきた男性がいて…。私自身は婚活を意識していたタイミングだったので、相手が結婚とかお付き合いを考えていないならさっさと別れて次にいきたかったんですよね。
そこで『当たって砕けろ!』と思いながら、デート中に『私、ガチで婚活しようと思うんだ』と彼に伝えてみたんです。
すると、彼の表情が一瞬で真顔になり『え? なんで? 俺がいるのに?』って言われました。その言葉で彼が曖昧な関係をはっきりさせてくれたので、結果としてはよかったです」(28歳女性/保育関係)
彼女が傍からいなくなると想像して、その存在の大きさを再認識したのでしょう。いつまでも傍にいるわけじゃないことを強引にわからせることも必要なのかもしれませんね。
いったん突き放す
「カラダの関係だけの女の子がいたんです。正直、正式に付き合いたいという気持ちはこれっぽっちもなかったです。でもある日、『好きな人ができたからもう会えない』と向こうから不意打ちにあって。
そう言われてなんか火が点いちゃったんですよね。思わず“俺も好きだ”って言っちゃった。悩んでいたけど結局俺を選んでくれました」(29歳男性)
一緒にいると気づけないことってありますよね。都合のいい女を卒業して、自分で選択できるくらいの余裕を見せておきたいものです。
おわりに
もし曖昧な関係に悩んでいるのなら、まずは彼の気持ちをさりげなく探ってみたり、覚悟を決めた行動で彼の本音に触れてみたりして恋が進む選択をしていきたいですね。
今回ご紹介したような「本命彼女になる方法」をヒントに、いつもと違う行動をしてみるのも、新しい関係に踏み出す一歩になるかもしれません。
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※この記事は2019年6月~2021年8月の期間で配信された記事を再編集したものです。