コスパ最高!【丸亀製麺】うどん弁当をスタッフが忖度なしでガチレビューしてみた

取材・文 原田さつき — 2021.7.16
コロナの影響で、ランチはもっぱらテイクアウトになったという方も多いのでは? そんななか、「ついに丸亀製麺がテイクアウトに本気を出した!」「しかもおいしいと評判らしい」というウワサを入手。さっそく編集部スタッフでレビューしました。

390円から選べるうどん弁当って?


丸亀製麺 うどん 弁当 レビュー

うどん弁当は丸亀製麺のお持ち帰り専用メニュー。中身は「冷ぶっかけうどん並」、「つゆ」、卵焼き、きんぴらごぼうの「おかず2種」、薬味の「ねぎ」を基本とし、天ぷらの種類や別添えの薬味によって値段が変わります。現在登場しているのは、今回レビューする4種類。それでは実食してみましょう!

「2種の天ぷらと定番おかず弁当」 ¥390


丸亀製麺 うどん 弁当 レビュー

安定メンバーの「ちくわ磯辺天」と「野菜バラ天」が入った一番リーズナブルなお弁当。天ぷらは、店頭でトッピングできる「ちくわ天」と「野菜かき揚げ」よりも小さめのお弁当サイズです。

小さめといっても女性には十分なボリューム。おかず2種も入っているのでちょっとずついろいろ食べたい派にはもってこいです。

実食した女性スタッフAに感想を聞くと、「きんぴらがしっかり甘辛いから、うどんと混ぜて食べたらちょうどいい塩梅。てんぷらと麺の量は選べたほうがうれしいかな」とのことです。

「3種の天ぷらと定番おかず弁当」 ¥490


丸亀製麺 うどん 弁当 レビュー

「ちくわ磯辺天」「野菜バラ天」の2種に加え、天ぷら界のスーパースター、「エビ天」が電撃加入。容器をドカンと横断するエビ天は存在感バツグン。ちなみに、ぶっかけうどん並は店頭で¥320。同じく店頭でトッピングできる「エビ天」は1個¥160。お店で組み合わせたらうどんとエビ天だけで¥480……。

店頭と同じエビ天がお弁当に使われているのかは不明ですが、ボリュームを考えるとコスパは十分に感じます。

実食した20代の男性スタッフのBは、「天ぷら3つでワンコイン以下なら安い。普段は『並』に天ぷら1つなので、これはけっこうお腹いっぱいです」とのこと。

一方、残念ポイントとしてあげたのは、つゆの入ったビニール袋。「開けるときに手が汚れちゃうし、見た目も良くないので蓋つき容器に入っていたらうれしいです」だそうです。

「豚の冷しゃぶと定番おかず弁当」 ¥590


丸亀製麺 うどん 弁当 レビュー

「野菜バラ天」と「豚の冷しゃぶ」の弁当に、「すだちおろし」が別容器で添えられた異色ユニット。野菜バラ天は「2種」「3種」と同じサイズ。豚の冷しゃぶはうどんがしっかり隠れるほど入っています。「すだちおろし」は冷しゃぶやうどんにかけてさっぱりといただきましょう。

こちらは筆者が実食担当。食べてみてまず驚いたのは麺のクオリティ。丸亀のキモである手打ち麺のコシがまったく損なわれていません。冷しゃぶは特筆すべきところがないものの、たまねぎの甘さがしっかり感じられるバラ天は美味。

「すだちおろし」というからにはもう少し「すだち」と「おろし」に存在感がほしかったのが残念ポイントではありますが、量も味も総じて大満足でした!

「鶏天おろしと定番おかず弁当」 ¥620


丸亀製麺 うどん 弁当 レビュー

「鶏もも天」2個に「ごま油香るおろしポン酢」が添えられた、安定感漂う大物コンビ。「鶏もも天」は、店頭でトッピングできる「かしわ天」より小さめの唐揚げサイズで、もものプリプリ感が楽しめます。

実食したのは、スタッフ男性D。ひと口食べると、「お店で食べるのと同じ味!」と感嘆。さらに、卵焼きときんぴらごぼうに関しては「この2つがあることで、お弁当のテイを成しているね」と唸ります。

残念ポイントを聞くと、「お腹いっぱい食べるなら『大』も選べたほうがうれしいかな」とのことでした。

天ぷらサクサク派は蓋に取り分けるべし!

スタッフの総合評価は、「また買いたい」が2人、「おいしかったけどお店で食べたい」が2人。味に関しては全員が高評価だったものの、つゆの入れ方や量が選べない問題が総合評価に影響しました。

今回のレビューの反省点は、撮影時にタレをかけてしまったので天ぷらのサクサク感が味わえなかったこと。つゆに浸ってふにゃふにゃの天ぷらもこれはこれでおいしいのですが、サクサク派は蓋に取り分けて食べることをおすすめします。

とはいえ筆者は「また買いたい」に一票。今後のメニュー展開にも期待です。