つい言ってしまいます…! 女性約200人調査「日常的についているウソ」
女性約200人に聞いた「日常的についている嘘」とは?
大人になると面倒なことも増えがちな人間関係。無駄な摩擦を避けるために、罪悪感を抱えつつも、つい嘘をついてしまうことありませんか。みんな一体どんなことで嘘をついているのでしょうか。今回は、20~30代の女性約200人が集まるanan総研メンバーに聞いた「日頃からついてしまう嘘」についてご紹介します!
日頃から嘘をつくことはありますか?
なんと、全体の半数以上が日頃から何らかの嘘をついているという結果となりました。この結果に対しては、おそらく「日頃から本当に嘘をついている人」と「そうでない人」で受け止め方が違うかもしれませんが、あなたはどう感じましたか。続いて、「嘘をつくこと」についてどのように考えているのか聞いてみました。
嘘をついてもよいと思いますか。
「嘘をついてはいけない」と考える人は少なかった一方で、「必要な時もある」「嘘をついてもよい」と考える人は合わせると全体の9割以上に! 日頃から「嘘はつかない」という人は4割以上いても、嘘をつくことに関してはみなさん比較的寛容なようです。それでは、みんなが日常生活の中で、どんな時に嘘をついているのか、詳細をみていきましょう!
気が乗らない誘いは「予定がある」と嘘をつく
「あまり仲良くない人に二人で遊ぼうと誘われたとき、予定が合わないふりをする」(29歳・会社員)
「行きたくない誘いなら、『予定がある』と嘘をついて毎回断っています」(34歳・会社員)
実は今回のアンケートでもっとも多かったのが、この「気が乗らない誘いは、予定があると言って嘘をつく」と言う声。逆にあなたが誰かを誘ってよく断られる時は、相手にとって「気が乗らない誘い」と思われている可能性が高いのかも…? 捉え方によっては、ちょっとショックな結果でもありますよね。
自分が悪いのに電車が遅れたせいにする
「知り合いと会う約束があって、準備で少し出発するのが遅れた時、完全に自分が悪いのに『電車が遅れた』など他の何かのせいにしてしまう…」(32歳・専門職)
「朝のミーティングに毎回遅刻する上司がいるのですが、いつも『ごめん、電車が遅れて遅刻する!』と明らかに嘘のメッセージを送ってきます。電車遅延の頻度が本当にこんなに多いなら、早く家を出ればいいのに。同僚とも毎回、『もういい加減、普通に寝坊したって正直に言えばいいのにね』と話しています(笑)」(36歳・会社員)
遅刻について、つい自分を守るためについてしまう嘘。みなさんは似たような嘘をついたことありませんか? 相手にもよりますが、わざわざ嘘をつかなくても、例えば意中の男性なら「あなたのためにオシャレしてたら遅れちゃった」なんて可愛らしく正直に伝えた方が、逆に愛されキャラになったり、株が上がることもあるのかもしれませんよ。
仕事で社交辞令を言う
「先輩から仕事の方向性を聞かれた時に、『引き続き一緒にお仕事させてください』と伝えたものの、本当は距離を置きたいと思っている」(34歳・会社員)
日本ならではの文化の影響が強いのかもしれませんが、仕事での社交辞令はけっこう大事だったりしますよね。嘘も「社交辞令」なら仕方ないことも多い気がしますが、素直に本当の自分の思いを伝えられないのは、本人にとっても不本意な「嘘」だったりするのかもしれませんね。
日常に嘘は溢れている!?
今回のアンケート結果によると、多くの人が大小関わらず日常的に嘘をついているようです。しかしその多くは、相手を気遣うためにつく嘘だったり、社交辞令としてつかないといけないような嘘が占めているのかも? 「嘘も方便」なんて言いますが、つきすぎて自己嫌悪に陥らない程度に上手に嘘を使えるようになると、人間関係もより円滑に進めるのかもしれませんね。
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