男をオトス会話術6「名前は?」と聞かれたら。

— Page 2/2

【回答例】
「A子、30歳、サッカーとハワイを愛しています」。

プロ級回答！ ここで重要なのは、名前以外に何を伝えるか。

年齢は殿方にとっては極めて重要な情報であるが、殿方から聞きにくい質問である。そのため自ら公表してあげることでまず好感を持たれる。その上、年齢の後に自分自身を一言で表すワードを1行ほど用意すると、自然と名前と特徴を殿方が覚えることになり、全員に一体感が生まれる。

「横浜生まれ、広尾在住、好きな食べ物は焼肉です」

といった出世地・所在地・好きな食べ物といったその後会話につながりやすい鉄板の組み合わせや、

「妹がプロゴルファーです」

といったエッヂの効いたものまで一言添えるだけで会話の幅が驚くほど広がり、一発で自分のことを印象付けられ、場合によっては選んだワードにひっかかった殿方からアプローチが開始されるきっかけにもなるのであなどれない。

ちなみに私は身長175センチ、体重54キロでミランダカーと数値だけは一緒の30歳です」という鉄板の自己紹介があり、どんな殿方も食いついてくれる。

今日の教え
「序盤は男女共に空気を読もうと無難な回答しかしない傾向にあるが、ここであえて勇気を出して自分をさらけだすと、驚くほど好調な滑り出しを切れることがある」

「最近、前髪をかき上げるようになり、おでこが出ている影響か明るくなり、笑顔が増えた結果友達が増えたのでそのことをSNSでつぶやいたら、髪の薄い方々から『理論が破たんしている』とクレームをたくさんいただきました。そんなつもりじゃなかったのに」

PROFILE

李孔美
大手企業で100億円のファンドを運営しているプリンシパル（投資家）。上場企業のCEOやアーティスト、アスリートと交流を持つ。身長175センチ。
https://riiiiiiiiiisan.amebaownd.com/　