男をオトス会話術4 「いくつに見える?」と聞かれたら。

大手企業で、投資業務を担当しているリコンミこと李孔美。毎日昼夜、大物たちと対等にやり合ってきた彼女が、合コンから仕事まで、日々女性が直面する男性からの“問い”に関して、2、3歩先行く切り返しをお届けします。

【男をオトス会話術】vol.5

「いくつに見える？」と、聞かれたら・・・

「俺、いくつに見える？」と、聞かれたら・・・ 飲み会の場が馴染んできた頃、ありがちなこの展開。「◯◯さんて、何歳なんですか？」と聞いたところ、すんなり「うん、35歳」と出てくればいいのだけど、「いくつに見える？」と返されることも多い。そんな時、あなたは“ウザイ”と思ったりしてないだろうか？　その回答次第で、今後の展開、それも負け戦さえもひっくり返す可能性を秘めている、ということをお知らせしたい。

【回答例】
「32歳」と、見た目年齢のマイナス2～3歳な回答をする。

悪くない。多少なりとも気を遣い、見た目年齢の2～3歳、営業等のコミュ力の高い職種の人は4～5歳引き算をした年齢を言ったりもするのは悪くない。

ただ、考えてほしい。たいていの殿方には女性が“気を遣ってあげている”というやや上から目線な配慮が伝わり、「今日の女性陣はおべっかを使うタイプね」とその後の会話で「すご～い」等のおべっかも自動的に引き算されるモードに突入してしまいかねないのだ。

【回答例】
「年齢あてたら何かくれますか？」。

プロ級回答！ 一瞬、男性陣は驚くかもしれない。

しかし、年齢を当てるためとは言え、女性陣からこの後、「子どもの頃好きだったアイドルは？」とか「カラオケでよく歌うのは？」とか、すごい量の質問を瞬く間にされるため、悪い気分になる殿方は少ない。女性が4名いる場合4人とも違う年齢を答えればたいてい殿方の年齢は的中し場の空気が一気に盛り上がる。

また、年齢を当てたということで「次回、焼肉ご馳走してくださいね」と堂々とおねだりができ、合コンの前半ですでに次回の約束を取り付けることができると共に殿方も前半に約束できたという事実にご満悦なのは容易く想像つくだろう。

また、終盤に「本当に、焼肉連れていってくださいよ」と念押しをすると共にその流れで、女性から連絡先を聞くという、ある種負け戦を勝ち戦に変えてくれる効果もあるのだ。

今日の教え
「年齢はピンポイントに当てない限り、老けてみえたり貫禄がないようにみえるんだと反省モードに突入する殿方もいらっしゃるので、本気で当てに行く為に会話量が増え、当てる事で反省モードも回避でき、ご褒美として次回の約束もとりつけられるので一石三鳥なのだ」

リコンミ情報

「お誕生日をお祝いしてくれると言ってくれた両親にサプライズでこちらから30年間育ててくれた感謝をお花とお手紙で伝えたら両親とも、感動して涙ぐんでました。サプライズは大成功でした」