横澤夏子「お悩み解決のヒントがもらえた」 有意義だった保育園の保護者会での一コマ

2023.5.21
出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、実りある会話ができる女性、「トークテーマを投げる女」になりきり。

気になることをメモしておいてアドバイスをもらおう!

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先日、保育園の保護者会で、4人ずつ3つのチームに分かれてディスカッションをすることに。“先生とバイバイしてから寝るまでの話をしてください”というテーマだったのですが、「なかなか帰りたがらないけど、どうしてますか?」「夕飯のメニューを言うようにしています」など、誰かの悩みに対して他の人が答えたりと盛り上がりました。他の親たちの山の越え方を知ることができて勉強になったし、同じように戦っている人たちがいることが知れて嬉しく、励まされました。他にも、きょうだいげんかを止める方法について「手を出したら叱るけど、あまり介入しない」という意見が出たり、「保育園では食べるのにうちでは食べない」という悩みに対しては「保育園と家で違う顔があるのかもね」など、解決はしないけど話すことで気が楽になるようなケースも。15分のディスカッションだったけど、まだ話したい、もっと知りたいという気持ちになりました。

振り返ってみると、私が最後にグループディスカッションをしたのは、婚活パーティのイントロ当てクイズだったことにも気づきました(笑)。それも楽しかったのですが、今回はお悩み解決のヒントがもらえたし、子育てを振り返る機会にもなって有意義に感じました。ディスカッションまではいかなくても、友達と集まった時に具体的なトークテーマを投げられると、自分の気になることが聞けるし、深みのある話し合いになりますよね。

まずは、自分が気になるテーマを見つけたらメモをしておいて、友達など誰かと会う時に投げかけてみるとよさそう。近い距離の友達からは人柄を知った上での的確なアドバイスが、少し距離がある人だと新鮮でフラットな意見が聞けて役立つはずです!

よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。

※『anan』2023年5月24日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾

(by anan編集部)