使用後はボックスごとゴミ箱へ! おしゃれ&ストレスフリーなサニタリーボックス登場
ストレスフリーなサニタリーボックス。
ARKERU Fluto 使い捨てサニタリーボックス
必要な時に組み立てて、使用後は紙製なのでそのまま捨てられる衛生的なサニタリーボックス。ふた付きなのでニオイをガードしてくれ、倒れても中のモノが外に出にくく安心。ゴミ袋の入れ替え作業が不要で片付けもらくちんな上、トイレもすっきり。トイレ用品としてだけではなく、洗面所やベッド、ドレッサーまわりのゴミ箱にも◎。車内のコンソールボックスに設置したり、旅行やアウトドア、店舗やオフィスなど、用途はさまざま。
リサイクル紙を100%使用。生理用ナプキンの種類や個人差もあるが、普通の日用ナプキンが約16個入る。上・サニタリーボックス使い捨て ホワイト 大理石、ブラック 木目 各10枚セット¥980~(Fluto info@fluto.jp)
メーカー担当者に聞きました。商品の魅力を深掘り!
生理の時だけ設置ができ、使い終わったらそのままゴミ箱へ! そんなスマートな使い捨てタイプのおしゃれなサニタリーボックスが話題に。ARKERUの取締役・古澤中恵さんに開発秘話を伺った。
「自宅のトイレにサニタリーボックスを設置していたことがあったのですが、マメに掃除をしないとすぐにホコリがたまってしまうのが悩みで、紙袋で代用していました。当時もすでに使い捨てのサニタリーボックスはあったのですが、正直、見た目があまり好みではなくて…。もっとインテリアにもなじむような素敵なデザインの使い捨てボックスがあればいいなと思うように。だったら、自分で作ろうと発想したのが、企画を始めたキッカケ。私自身、デザイン会社に勤めていて、社内でパッケージデザインを担当していたこともあり、強みを生かした製品が作れるんじゃないかなと考えました」
他社製品にはない魅力は?
「最もこだわったのは、箱の強度です。ふたの入り口にゴミを差し入れると、動作に連動して開閉してくれる仕様になっているのですが、どの方向から力がかかっても箱が凹んだり変形しないよう、箱全体の強度を高めるところに苦労しました。素材は厚みがある丈夫な紙質で、表面はフィルムコーティングされているので耐水性もあり、トイレだけでなく洗面所などにもおすすめ。また、インテリアになじんで長く愛用できるデザインも魅力です。木目調デザインの方は、実際に家具を取り寄せてリアルさを追求。大理石柄も、カッティングシートや小物などで使われているものを何十種類も比較しながら選びました。こだわりが詰まっている商品ですが、日用品である以上できるだけ価格は抑えたかったので、多くの工場を当たってこの価格を実現させました」
見た目もおしゃれで、ストレスを感じている人が実は多い“生理用ナプキンの捨て場所”問題を簡単に解消してくれるアイテムに、リピーターが続出している。
「ゴミ袋を入れ替える手間がない、掃除をする必要がない、生理期間中だけトイレに出しておけばいいので場所をとらない、デザインが素敵など、喜びのお声をたくさんいただいています。サニタリーボックスとして販売していますが、洗面所などほかの場所でもお使いいただけますし、お泊まりで友達やパートナーの家に行った時など、捨て場所に困った時に使えて嬉しいという声も。最近は、個人だけではなく、法人のお客様のご利用も増えています。クリニックや小規模なオフィスだと、スタッフの方がトイレ掃除もする場合も多いので、負担が減ったと好評です」
今後はどのような商品のアップデートを考えていますか?
「まずはカラーバリエーションを増やしたいです。もう少し大きなサイズのものが欲しいというお声もいただいているので、いつか販売ができればと思っています」
※『anan』2023年2月22日号より。取材、文・岡井美絹子
(by anan編集部)