コーヒーかすがスクラブに!? 最新技術&職人技が光る「リサイクル」商品4選

ライフスタイル
2022.03.27
ゴミをもう一度資源として再利用する「リサイクル」。昔から馴染みのある言葉だが、最近はその市場がどんどん拡大中。私たちの身近でよく捨てられているものを利用し、最新技術や職人の手によって魅力的なプロダクトに再生するブランドが続々登場。商品を通して、環境のことを考えたり、身近な人にリサイクルの良さを伝えるきっかけにもなる。

再生製品を使ってみよう!

コーヒーかすから作られたスクラブで、角質・保湿ケアを。

Beauty

コーヒー抽出後、ただのゴミとなってしまう“かす”。その運命を変えて、新しい命を吹き込むために作られたブランド。渋谷の『THE LOCAL TOKYO』の協力のもと、エスプレッソの出がらしをその日のうちに回収し、原料化。植物由来のボディスクラブで、かすが古い角質を優しく取り除き、黒糖入りで保湿効果も高い。HUG BROWNE https://hugbrowne.com

デコルテ、ひじ、ひざ、かかと、お尻など、ざらつきや黒ずみが気になる部分につけて、マッサージを。週1~3回の使用がおすすめ。エスプレッソ ボディショット¥2,750

おしゃれなバッグの正体は、なんとビニール傘!

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日本では1年間に消費されるビニール傘の大多数が廃棄される。その数約8000万本! 分解のしにくさからリサイクルが難しいといわれているが、傘の素材が持つ防水性や汚れに強い特性を残して、何層にも重ねて圧着加工することに成功。熟練した職人が裁断・縫製し、デザイン性に優れたトートバッグやショルダーケースが完成。PLASTICITY https://plasticity.co.jp

ビニール傘の汚れをうまくデザインに利用しているため、一つ一つユニークな表情を持つ。色や柄付きもあり、すべて一点もの。左上・トートバッグ ラージ¥14,300~ 上・マルチショルダーケース¥7,370

野菜の皮や茎を使ったスナック。小腹がすいた時にピッタリ!

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見栄えの悪さなどから、市場に出回らずに捨てられていた野菜。それらをおいしく味わうために生まれたフードロス解決型ブランド。人気シリーズ「ここも食べられるチップス」は、工場でカットされて捨てられる野菜の皮や茎を主役にしたスナック菓子。ココナッツオイルでさっくり揚げることで、優しい食感を生み出す。Upcycle by Oisix https://upcyclebyoisix.jp

冷凍ブロッコリー加工工場から出る茎を使ったチップスと、漬物工場から出る大根の皮のチップス。チョコクランチはチップスの破材を利用。ここも食べられるチップス ブロッコリーの茎¥430 ここも食べられるチップス だいこんの皮¥430 ここも食べられるチョコクランチ くき&かわ¥734

柿が持つ消臭効果に着目した、フェミニンケアブランド。

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福島県国見町の農家で栽培される「平種無柿」と「蜂屋柿」。あんぽ柿の素材となる柿の品種で、柿渋は消臭・抗菌作用が抜群。そこで干し柿生産の際に捨てられる果皮を再利用。皮から抽出した成分と植物由来の成分を配合し、女性用のデリケートゾーンケアアイテムを開発。原料から製品になるまで、人の手によって丁寧に作られているため、安心して使える。明日 わたしは柿の木にのぼるhttps://ashita-kaki.com

人気のボディソープ。なめらかなテクスチャーの泡が、溜まった汚れを包み込む。デリケートゾーンに負担をかけずに、さっぱり洗い上げる。フェミニンウォッシュ¥3,190

※『anan』2022年3月30日号より。写真・森山祐子 取材、文・鈴木恵美

(by anan編集部)

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