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絵本の世界に大人も夢中に! 一日楽しめる「PLAY! MUSEUM」誕生

2020.7.17
東京・JR立川駅の北側に誕生した、広場と商業・文化施設から成るGREEN SPRINGS。その一角にある「PLAY!」は、1つの建物の中にミュージアム、プレイパーク、ショップ、カフェが集まる。英語のPLAYに「する」「遊ぶ」などの意味があるように、ここへ来ると、目や耳、体を使って、普段とは違う物の見方を発見したり、新しいワクワクと出合えたり。名前が予感させる通り、大人も子どもも楽しめるユニークな場所だ。

絵本の世界を体で感じて遊べる、新しい美術館。

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ミュージアムのオープニングを飾るのは、「tupera tuperaのかおてん.」。人気のクリエイティブ・ユニット、tupera tuperaが手がける遊び心満載の展示では、まず入り口で「かおシール」が手渡される。来場者たちは眉毛やホクロのシールを自分の顔にペタペタ。「皆さん自身が作品になって、一緒に展覧会をつくりましょうという作家からのメッセージですね」と教えてくれたのはプロデューサーの草刈大介さん。

ほかにも食材、楽器、洗濯物(!)などを使って制作した直径2mの顔と撮影できる「かお10」、床に設置された大きな顔のフレームの中で、自分自身もパーツになって遊べる「床田愉男(ゆかだゆかお)」など、観客を巻き込む仕掛けがあちこちに。

「ミュージアムのテーマは“絵とことば”。よく海外の人に驚かれるのですが、日本には大人も絵本や漫画を楽しむ文化がありますよね。僕らが心を揺さぶられる、絵本の表現の奥に何があるのか。それを目に見える形にすることに挑戦しています」

もう一つのスペースは、一年を通じて鑑賞できる常設展。「絵本界の大御所ともいえる作家の原画、バイオグラフィー、創作の秘密に迫る展示を展開していく予定です」

第1回は世界的ベストセラー『はらぺこあおむし』などの仕掛け絵本で知られるエリック・カール。穴をのぞいたり、壁をくぐったり、まるで絵本の中に入り込んだような展示設計も楽しい。

ミュージアムショップでは、展示ごとにオリジナルグッズを販売。カフェでは展示にちなんだメニューが楽しめる。すぐ隣は、緑あふれる昭和記念公園。今度の休日、併せて訪れてみては?

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企画展「tupera tuperaのかおてん.」

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常設展「エリック・カール 遊ぶための本」

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PLAY! MUSEUM 東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3 企画展「tupera tuperaのかおてん.」開催中~12月29日(火) 常設展「エリック・カール 遊ぶための本」開催中~2021年3月28日(日) 10時~18時(入場は17時30分まで) 原則無休 一般1500円ほか(企画展、常設展共通) TEL:042・518・9625

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くさかり・だいすけ PLAY!プロデューサー。ブルーシープ株式会社代表。本の出版、展覧会の企画、美術館の運営を手がける。「僕自身、親しみやすいアートが好き」。代表的な仕事に、スヌーピーミュージアムなど。

※『anan』2020年7月22日号より。写真・北尾 渉 文・松本あかね

(by anan編集部)