自己免疫力をバックアップするパワーを秘めた、栄養価の高い食材。風邪や花粉症など、効能別に常備したいものとアレンジレシピをご紹介。不調からカラダをガードする栄養素をチャージ!

ごぼうが花粉症に有効!? 鍵を握るのはフラクトオリゴ糖。

「アレルギー抑制の手助けをする腸内の“酪酸菌”を増やすことで花粉症が治った例が後を絶ちません。酪酸菌を増やすのがフラクトオリゴ糖で、これを豊富に含有する身近な食材がごぼうです。毎日50g摂取が理想」(東京大学名誉教授・小柳津広志さん)。フラクトオリゴ糖は水溶性。茹でずにレンチンでそのまま食べられて、アレンジ力も高い“酢ごぼう”を常備したい!

酢ごぼうの作り方とアレンジレシピをご紹介します。

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<材料/作りやすい分量>
ごぼう…200g
(A)
酢…1/4カップ
塩…小さじ1/3
砂糖…小さじ2

<作り方>
(1)ごぼうの泥を落とし、1mm幅の斜め薄切りにする。

(2)(1)とAとを平らな耐熱容器に入れてざっくりと混ぜ合わせ、ラップをかけて電子レンジ(600W)で4~5分加熱する。

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バナナドレッシングの酢ごぼうサラダ

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切って混ぜるだけの、お手軽アレンジレシピ。フラクトオリゴ糖が含まれている食材のバナナをドレッシングに使うことで、子供から大人まで食べやすいサラダに。「水溶性のフラクトオリゴ糖は、油に溶けることはありません」(小柳津さん)。ごま油と合わせて香ばしさもアップ。

<材料/2人分>
酢ごぼう…30g
レタス類…100g
ツナ缶…1缶
ミニトマト…5個
バナナ…1/3本
(A)
酢…小さじ2
醤油…小さじ2
ごま油…小さじ1/2

<作り方>
(1)レタス類をちぎり、ミニトマトは半分に切る。レタス類、ツナ、酢ごぼう、ミニトマトを器に盛る。
(2)バナナをフォークでつぶしAを混ぜてドレッシングを作り、(1)にかける。

おやいづ・ひろし 東京大学名誉教授、(株)ニュートリサポート代表取締役。近著『花粉症は1日で治る!』(自由国民社)が話題になっている。

※『anan』2020年4月22日号より。写真・山田大輔 料理、スタイリング・田村つぼみ 取材、文・若山あや

(by anan編集部)

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