有機野菜が自宅で作れる!? 環境に向き合い選ぶ“食”アイテム5選

フード
2020.04.04
「食」から始める環境への取り組みとは? 環境や資源と誠実に向き合い、心も体も舌も喜ぶサステナブルなアイテムを、料理人、『eatrip』主宰・野村友里さんがセレクト。

循環型の堆肥を使って有機野菜の栽培体験を。

ORGANIC SEEDSの種とCOSMIC COMPOSTの堆肥

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「いまや種が採れる有機野菜は貴重。そのまま栽培できるボックス入りコンポストとギフトにするのもおすすめです」。左・おしゃれなパッケージにも注目。オーガニックシーズ・ルッコラ、コリアンダー、ラディッシュ各¥500 チコリ¥670 イタリアントマト¥800(以上シードストア TEL:096・342・7771) 右・コールドプレスジュースの『サンシャインジュース』で使われた野菜や果物のかすで作った堆肥と土、落ち葉などをブレンド。コスミックコンポストL¥600(サンシャインジュース www.seedstore.jp

ジュースの搾りかすで染めた優しく、美しい色にうっとり。

eatrip soilのエプロン

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コンポストと同じく、『サンシャインジュース』でコールドプレスジュースを作る際に出た、野菜や果物の搾りかすで染色したeatripのオリジナルエプロン。柔らかい肌ざわりのリネンを染め上げる鮮やかなピンクはビーツ、オレンジはジンジャーの色。「ほかにもグリーンやベージュなどもありますが、どれも自然から生まれた色合いですごくきれい。さらっとした素材感で動きやすく、ショップやレストランのスタッフも全員着用しています」。エプロン各¥9,796(イートリップソイル TEL:03・6803・8620)

おいしさとビジュアルに北海道の魅力を詰め込んで。

VOSTOK laboの焼き菓子

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東京と根室で活動する2人の女性が、北海道産の素材をふんだんに使って作る焼き菓子。「モチーフは、北海道に生息する国の天然記念物や絶滅危惧種。地元の食の魅力とともに、固有生物のことも伝え、環境問題について考えるきっかけになる活動をされています」。左・シマフクロウがモチーフの素朴で優しい味わい。ふくろうクッキー¥961 右・尾羽をホワイトチョコでコーティング。少しほろ苦い大人の味。オジロワシカラメルクッキー¥540*共に税込み(共にヴォストークラボ www.instagram.com/vostok_labo

有機農家が作るこだわりの東京ローカルのはちみつ。

Ome Farmのはちみつ

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“東京生まれ、無農薬育ち”にこだわり、西洋野菜や日本の伝統野菜を栽培するOme Farm。「自家製の堆肥には落ち葉や野菜くずなど植物性原料を使い、ゴミを出さずに、土づくりから環境に配慮されています。青梅の山々の花と、畑の野菜やハーブの花を蜜源とした非加熱のはちみつは、うちの店でも扱っている人気商品。都心でファーマーズマーケットがあるときに立ち寄ってまとめて納品してもらい、輸送費を削減しているんです」。Ome Farm はちみつ¥1,500(Ome Farm www.omefarm.jp

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手間暇かけて作られた天日干しの無農薬米。

大島農園の米

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有機農家での1年の研修を経て、3年前に故郷の栃木県に農園を開いた大島和行さん。農薬・化学肥料を一切使わず、年間約50品目の固定種や在来種の野菜とお米を栽培している。「田畑づくりで必要な資材も、使い捨てではなく、自然に還る、あるいは長く使っていけるもののみ。畑からなるべくゴミを出さない取り組みをしています。その土地の自然に寄り添い、永久的に持続可能な農業を目指している真摯な姿勢を、応援したいなと思う」。ササニシキ(白米)1kg¥650*税込み(大島農園 TEL:090・3537・4193)

のむら・ゆり 料理人、映画監督、本の執筆、イベントの開催、ラジオ番組のナビゲーターなど、「おいしく楽しい“食”で人と人をつなぐ」活動は多岐にわたる。

※『anan』2020年4月8日号より。写真・大内香織 取材、文・野尻和代

(by anan編集部)

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