寝る前はスマホの通知OFF! 女医が実践する“免疫力UP習慣”

2020.4.17
免疫力を高めるために、普段の生活で意識すべきこととは? 女医さんたちの“免疫力UP習慣”をご紹介します!

女性の体と健康のプロフェッショナルといえば、女医さんたち! ということで、それぞれの専門分野と免疫力の関係、そしてご自身が実践されている免疫力UP術について伺いました。その実践術は、意外と私たちでもできそうなものがたくさん。ぜひ取り入れてみて!

小林暁子先生:腸活×免疫力

腸内環境の向上は、免疫力アップの要です。

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「体中の免疫を司る免疫細胞の7割がスタンバイしているのが、腸。正しい食事をして腸内の善玉菌を活性化しておくと、腸の粘膜での免疫力が強固なものになり、鼻腔や口腔内、尿路系などの粘液の免疫力向上に影響が。善玉菌が好む食物繊維を摂取し、腸をよく働かせましょう!」

私の免疫習慣

「ファイバープロ」を摂る。

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「腸内環境を良好に保つためには、善玉菌に消費され、使用される率が高い食物繊維を摂ることが重要。サプリ『ファイバープロ』の原料は豆の食物繊維で、これは善玉菌に消費される率が高い、優良な水溶性の食物繊維。私は20年近く摂取していて、おかげですっかり風邪知らずの体です」

良質な乳酸菌生活を続ける。

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「納豆や味噌、キムチ、ザワークラウトなどの発酵食品は、可能なときにこまめに摂取しています。食事で摂れない分は、サプリ『ビビオ』で。H61乳酸菌で肌が整い、納豆菌のおかげで善玉菌の活性化&悪玉菌抑制も期待ができる。何年も続けています」

軽い筋トレ&早寝早起き。
「子どもの頃から朝に軽い運動をする習慣があり、ジョギングやウォーキング、ストレッチ、あるいは軽い筋トレなど。朝の運動のおかげで質の良い睡眠がとれ、疲れの溜まらない体になりました」

木村好珠先生:メンタル×免疫力

過度なストレスは敵。規則正しい生活を。

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「過度なストレスがかかり続けると、自律神経が乱れ、脳からはステロイドホルモンが出て、免疫を担当する細胞の機能が低下。自律神経の乱れは睡眠障害を招き、免疫力を上げる物質・メラトニンの分泌を妨げ…と、悪循環。免疫力UPのためには規則正しい生活あるのみです」

私の免疫習慣

アーモンドをいつも携帯。

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「栄養素が豊富で、抗酸化作用が強いアーモンドを常に持ち歩いています。抗酸化作用とは、体内の活性酸素を除去することで免疫力を高める力のこと。さらにアーモンドには美容効果もあるので、小腹がすいたときのお供に最適。特に女子におすすめです」

寝る前はスマホの通知OFF!
「質の良い睡眠をとるために、環境を整えることはとても大切。部屋は真っ暗で、無音状態。スマホの通知で睡眠が妨げられないよう、必ず通知をオフに。また寝る前には、なるべくスマホやパソコンは見ないようにしています」

「まぁいっか」の気持ちを大切に。
「追い込まれてしまったときほど、ポジティブになることは大事。ポジティブかネガティブかは、自分の捉え方次第です。頭にネガティブな思考が浮かんでも、無理やり前向き思考に切り替えることを繰り返していると、ポジティブ思考が自然に身につきます」

こばやし・あきこ 小林メディカルクリニック院長。女優からも信頼が厚い。著書に『医者が教える最高の美肌術』(アスコム)など。

きむら・このみ 精神科医、健康スポーツ医、産業医。プロのアスリートチームのメンタルアドバイザーとしても活躍中。

※『anan』2020年4月22日号より。

(by anan編集部)