愛され女性は絶対にしません! 彼氏を略奪される女性の「NG行動・思考」

文・安本由佳 — 2023.11.4
婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします! 今回は、モテる彼氏を他の女性に奪われないか心配でたまらない30歳女性のお悩み。

今すぐやめて! 彼氏の心が離れる「危険な思考」

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『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。
みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!

さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。

お悩み:社内恋愛中の私の彼氏は性別問わず他人と距離が近いタイプで、誰にでも愛想のよい人です。そこが長所だとわかってはいるものの、他の女性と親しげに話しているのを見ると気が気ではありません。同僚から「○○さんが彼氏なんて大変ですね」と言われたりもします。

しかも、来月から彼が別の支社に異動することになり…目が届かなくなってしまうので、新たな出会いがあって彼を奪われてしまわないか心配です。モテる彼と恋人でい続けられるのか、結婚できるのかと不安が尽きません。感情的になって彼を責めてしまったこともあります…。
彼とずっと一緒にいるために、私はどうすればいいのでしょうか。(30歳・会社員)

誰にでも愛想がよい彼氏にモヤモヤ…

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誰にでも愛想が良くて距離が近い彼――それはもう、モテますよね。きっと見た目も爽やかなのでしょうし。

そんな彼氏が同じ社内にいて、ただの同僚とはいえ女性と親しげな様子を頻繁に見せられたら…彼女としてモヤモヤしてしまうのは仕方のないことだと思います。さらには「○○さんが彼氏なんて大変ですね」なんて余計な一言までかけられて、気にしない方が難しいです。

けれども幸い、彼は来月から別の支社に異動することになったとのこと。これはよい機会です。

物理的に目が届かなくなれば、見なくてもいい場面を見なくて済みます。余計なお世話を言われることもなくなります。

よい機会だと捉え、せめて仕事中は彼のことを考えず自分のことに集中しましょう。

モテ男から愛され続ける彼女の必須条件とは

目が届かなくなったら新たな出会いがあって、誰かに奪われてしまうかもしれない――。

相談者さんはそんな不安に苛まれているようですが、別の支社になれば彼だって相談者さんの様子が見えなくなりますよね。新たな出会いがあるかもしれないのもお互い様です。

にもかかわらず相談者さんは、当然のように「彼が」誰かに奪われてしまう想像ばかりしています。自分が振られてしまう前提になっています。

無意識に自分を彼より下に位置付けるその思考、今すぐにやめませんか。こういう卑屈な考え方は態度にも滲み出て、彼の気持ちが離れる原因になりかねません。

放っておいたら「私が」誰かに奪われるかもしれないよ?
さっさとプロポーズしないと結婚できなくなるかもしれないけど大丈夫?

最初は演技でもいいから強気のマインドを持つよう努力することをオススメします。

「でも実際、彼はモテるけど私はモテないし…」などと怯まなくても大丈夫。実際にモテているかどうかはさほど重要でないからです。

男女ともに、自信と余裕を備えた異性に惹かれるもの。永く愛されたいなら、彼にとって魅力的な女性でい続けましょう。

筆者紹介

安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営
慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。

不機嫌な婚活(講談社文庫)
恋と友情のあいだで(集英社)


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