8月に来日公演決定! 話題の5人組グループ、A.C.Eが初登場【K-POPの沼探検】#70
【ペンになってもいいですか!?】vol. 70

−−A.C.Eはどんなグループですか?
ジュン A.C.Eというグループ名は「Adventure Calling Emotions(冒険を引き起こす感情)」のイニシャルから名付けられました。僕たちは、音楽のいろんなジャンルを飛び越えて、聴く人の心を揺さぶる曲を作っていくことが目標です。
キム・ビョングァン このグループは、よくぞここまで全然違う人間が集まったな! と自分たちでも思うくらい、5人それぞれまったく違った人間なんです。誰ひとりとして似てるところがないっていうか(笑)。だから意見がぶつかることも多々あるけど、みんな正直に自分の意見を言うようにしているので、いろいろな魅力を発散できるんじゃないかと思います。5人が自分の役割をきちんと果たして、グループとして機能している感じが、ファンの方からは好ましく思われているようですね。
ドンフン グループ内の役割はもちろん、性格も全然違うんですよ。ワウなんかは全然しゃべらないですしね。僕は、見た目は無口そうに見えるけど、けっこうおしゃべりなんですよ(笑)。
チャン グループ最年少の僕から見た兄さんたちの性格は、本当に全然違います! まず、ワウ兄さんは本当にしゃべりません。みんなからアンドロイドって呼ばれています(笑)。ドンフン兄さんは、普段はそんなに口数が多いタイプじゃないけど、言うべきことはビシッと言う人。ジュン兄さんは、状況を見ながら言い方を変えてくれたりします。ビョングァン兄さんは僕と似ていて明るいキャラだけど、やっぱりちょっと違うよね。
ジュン 明るさの種類が違うんですよ。ビョングァンはエナジー、チャンはビタミン!


ジュン 1994年6月2日生まれ リーダー、リードボーカル、リードダンサー
--人生でもっともアドベンチャーだった瞬間は?
ジュン A.C.Eのメンバーになって活動をはじめたことが一番のアドベンチャーですね。この冒険が終わらず、これからもずっと続けばいいなと思ってます。
チャン この質問の答えはきっとみんな同じだよね。A.C.Eという活動をはじめたことが、人生最大のアドベンチャー! A.C.Eとしての冒険がはじまった瞬間からずっと走り続けてきたし、動きを止めてはいけないと思っているんですけど、これから30年たっても今と同じように走り続けていたいです。いつも誰かの夢であり、励みになる存在でありたいですね。僕たちのA.C.Eという冒険が、ほかの誰かにとって冒険に出る勇気になったら、すごく素敵だと思います!


ドンフン 1993年2月28日生まれ メインボーカル
--もしこの5人で冒険に出かけるなら、どんな旅をしたいですか?
キム・ビョングァン 僕は『オズの魔法使い』の世界に冒険に出かけたいです! ワウさんは心臓のないブリキの木こり、ドンフン兄さんは臆病なライオン、チャンはカカシかな? 僕は当然、主人公のドロシーで……。ジュン兄さんは申し訳ないんだけど登場人物が足りないから背景をやってもらえる?(笑)
チャン 僕は砂漠に行ってみたい! 砂以外に何もない場所でも僕たちだったら楽しくやっていけそうな気がするから!
ドンフン 僕は宇宙に行ってみたいですね。宇宙人と出会ってみたいから。宇宙人っていったいどんなことを考えてるのかなってずっと気になってたんですよね。
ジュン 悪い宇宙人だったらどうするの! 僕はジャングルに行ってみたいです。冒険と言ったらジャングルですよ! 5人で家も作って、狩りもして、飲める水かどうかのチェックもして、1か月くらいジャングルを漂流してみたいですね。でもワウさんは1か月もたずに脱落しそう。狩りができなくて(笑)。
ワウ ジュンだって3時間が限界だと思うよ(笑)。僕は無人島に行ってみたいですね。自分たちの力で生き残る的なゲームをやってみたらおもしろそうです。
ジュン じゃあ、こうしましょう。まずは無人島に行って、次にジャングルに行って、砂漠に行って、宇宙に行った後で、オズの国に行くということで!


ワウ 1993年5月15日生まれ メインダンサー、ラップ、ボーカル
--新曲「TAKE ME HIGHER」はA.C.Eにとってどんな曲ですか?
ドンウン 「TAKE ME HIGHER」は僕たちにとって新しいスタートとなる曲ですね。デビューから1年がたって作られたアルバムのリード曲ということもあるし、こういうコンセプト自体が初めてだったのでとても新鮮で、チャレンジングな曲でした。ファンの方に向けたメッセージが込められた曲なので、ぜひ歌詞もじっくりと読み込んでいただきたいですね。とはいえライブ向きの曲でもあるので、ライブで早く披露したいです。
チャン 僕はこの曲をガイドで聴いた時から、すごくいい曲だなって思ってたよ! 兄さんたちが必死に練習している時も僕は隣で見ていたけど、本当にこの曲は僕たちにとって新しいスタートを象徴する曲だなって思ったんですよ。僕はこの曲の活動には参加できなかったんですけど、他のどの曲よりもこの「TAKE ME HIGHER」を僕が一緒に歌えない、踊れないっていうのはけっこう寂しかったです。曲のイメージも明るくて元気で、僕にピッタリでしょう?(笑) 正直、今までの曲は強くて男らしいイメージだったので僕には難しかったけど、この曲なら似合うのになって感じたので、残念でしたね。でも兄さんたちがすごくがんばっていたので、僕がいなくてもきっと大丈夫って思ってました。兄さんたちの苦労は僕が一番近くで見ていたので。
ドンフン チャンも早く帰ってきて、一緒にがんばろうな。じゃないと、疲れる(笑)。僕たちは5人しかいないから、1人が受け持つパートの割合が大きいんですよ。しかもチャンはメインボーカルだから、4人でチャンがいないぶんを補わなくちゃいけなくて。ダンスの面でも4人だと台形にしかならなくて、センターが作れないんですよね。だから早く帰ってきてもらって、もっとクオリティを高めたいです。


キム・ビョングァン 1996年8月13日生まれ メインダンサー、ラップ、ボーカル
--「TAKE ME HIGHER」はMVも今までと印象ががらりと変わりました。
ジュン それまでのMVって笑顔があまりないんですけど、今回はたくさん笑って撮りました! 現場の雰囲気も明るくて、僕たちも楽しすぎて自然に笑いながら撮影できましたね。MVができあがったのを見て思ったのは、僕たちの普段の姿そのものだなって。メンバー同士でいたずらし合ったり、笑い合ったり、そういう自然な場面がたくさんMVに込められたのがよかったです。
キム・ビョングァン 僕は笑うのが苦手なので、撮影は苦労しました! 普通に笑うぶんには問題ないんですけど、「笑って!」って言われて撮影すると、ものすごくぎこちない表情になるんですよね……。監督さんにも「とにかく口を開いて、歯が見えればいいから!」って言われたくらいなんですけど、途中から無理に笑おうとするからダメなんだって気づきまして。兄さんたちに笑わせてもらうという作戦に切り替えたら、前よりはだいぶ自然な笑顔になりました。
チャン 僕もMVを見て、「兄さんたちってこんなふうに笑うんだな」ってあらためて感じましたね(笑)。
ドンフン あっはっは!
チャン 「TAKE ME HIGHER」のMVは画面もカラフルだし衣装もヘアスタイルも今までやったことないくらい斬新で、僕も出たかったなあ(ため息)。
ワウ 本当に楽しく撮影できました!
ジュン あの時の楽しかった気持ちは全部MVに込められたと思います。


チャン 1997年12月31日生まれ メインボーカル
--8月9日には東京のZepp Tokyoで、11日には大阪のZepp Nambaで初のコンサートが開催されます。どんなイベントにしたいですか?
ジュン 今までの僕たちのステージとはまるで違うコンサートになると思います! アルバムも発売したばかりなので、曲数も以前より増えましたし、何よりいい曲ばかりですから。「DESSERT」という曲と「Black and Blue」はダンス曲なんですけど、今まで披露したことはないんです。それを今回、初めてお披露目できると思いますし、それだけじゃありません! 今回のために撮影した映像もありますし、ファンのみなさんと一緒に遊べるようなゲームも企画中です! 久しぶりに日本での公演、しかもZeppという大きい会場なので、みなさんに楽しかったと言ってもらえる公演にするべく、がんばって準備しています。楽しみにしていてください!

チャン カムバックには参加できませんでしたが、日本の公演にはもちろん僕も行きます! どんな公演になるかは、とにかく来てもらったらわかるから~!(笑)
ワウ 東京と大阪で公演があるんですけど、もしかしたらこの2つは違うものになるかもしれません。
ドンフン セットリストが?
ワウ うーん……。それはわかりませんが、たとえばセットリストが同じでも表情が違うかもしれません。
全員 なにそれ!(爆笑)
ワウ とにかく、8月のA.C.Eの日本公演にぜひお越しください!

彼らのダンサブルな動画はこちら!
Information
公式サイト
http://ace-jpn.net/
A.C.E LAND in JAPANイベント特設サイト
http://r-t.jp/ace
アルバム『A.C.E Adventures In Wonderland』
https://www.youtube.com/watch?v=g4ELX7LyXDw
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