胸元のボタンがご自慢…猫さまのチャームポイントのエピソードとは

取材、文・Manabu Matsunaga — 2023.4.23
フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介! 第128回目はシャルトリューのスシ(Sushi)さま。

ちょっと変わった名前の猫さまの物語

【フレンチ猫さま】vol.128
猫さまの話をもっと聞かせて!
スシさまは2歳の女性猫さま。


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スシさまが語ります。
私の本名は長くて、火花の寿司(Sushi de l’étincelle)という風変わりな名前です。飼い主が何の仕事をしているのかはわかりません。彼女はオフィスに行くこともあれば、自宅で仕事をすることもあります。彼女は多くの人と話をし、ビジネス上のさまざまな問題についてアドバイスしているようです。彼女の名前はNadとかそういう名前です。
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タウンハウスで暮らしていて、家にいる3人のうち誰かと一緒のときだけ行くことができる庭があります。私はそこに散歩に行くのが好きです。しかし、私は花粉にアレルギーがあるようで、この庭で毎回くしゃみをします!!
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私は、毎日飼い主を見て過ごしています。私はどこでも彼女を追いかけます。彼女が朝起きたら、私も起きます。魚料理の準備を少しは手伝いたいのですが、私は何もできません。彼女が私の欲求をわかっていないときは、どうやって伝えるか戦略を練ります。彼女がコーヒーを飲むとき私に食べ物を見せるやいなや、私は音を立てて猛ダッシュで突進します。
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私は落ち着いているように見えて、彼女のことを考えています。ちょうどいいところを引っ掻く小さな枝が付いた木製のオブジェで遊びながら、朝ストレッチを行います。それから、私はたくさん休んで、食べて、遊びます。特に、テレワーカーが彼女の近くにいるときは、やる気を出して気を引く努力をすることもあります。
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大好物はサーモンのカリカリ。私は本当に食通です。飼い主の食事中、おこぼれをもらえるまで静かにそばにいます。彼らが反応しないか反応が遅すぎる場合、鋭い爪で脚を引っ掻きます。それはよく効きます。もらえるものはなんでも、グリーンサラダでも、何でも大好きです! 遊びはすべてを楽しんでいます。飼い主の足にじゃれることや、小さなリボン、紙切れ、ベルが入った音が鳴る小さなボールが大好きです。飼い主はそれを投げ、私はそれを取って戻ります。同居中のウサギ(Thaïsという名前)にもたまにはちょっかいを出すんですが、反応が悪いのですぐ飽きてしまいます。でもお互いをよく許容し、よく観察しています。私のチャームポイントは、いつでも優雅なところです!
飼い主から見たスシさまとは。
スシにはちょっとした問題があったので、私以外は誰も彼女を欲しがっていませんでした。首に白い斑点があるのです。
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スシは2021年4月に生まれました。スシは強く、信じられないほどの優しい性格だと思います。いつも自分のしたいことをしていて、抱きしめられるのは苦手で、キスも好きではないようですが、一方、なでてもらいたいときははっきりと要求します。頭を私の脚にこすりつけたり、指をなめたり、時々私の髪を噛んだりしていつも私の隣で寝ています。そして、いつも名前を呼ぶと応じてくれます。多分それは魚を連想させるからでしょう。
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私がいつも彼女の面倒を見てくれることへの敬意も持ち合わせています。彼女にとっては私は代理母です。愛を共有した人生の美しい教訓です。これからもスシがどのように感覚を発達させていくのかを見続けていきます。
ーーシャルトリュー種といえばオールグレー色と決まっていますが、スシさまの首元の白い斑点は素敵です。家にはいつもお花が飾られていて、それもおもちゃになってしまっています。この季節はまだまだ花粉が舞うので気をつけてください!
取材、文・松永学