セカンド処女に共通する、あの言い訳!
セカンド処女が恋愛から遠ざかる理由
こんなに熟して遊べる年代に体を持て余すとはもったいない! と個人的には思う今日この頃。だから、気付いたときにおせっかいなコトをいう私なのだけど、きまって必ず「言ってる意味がヨクワカラナイ」とぽかんとされる。
たとえば男の好みに対して、
「彼氏候補として見るから気持ちが冷めるんでしょ? もっと気軽にデートとかしてみたら?」と言ったら最後、
「私、そんな難しく考えてないよ?」
と、ポカンとする。さらに、言っている意味がよくわからないと、恋愛してない自分の今や、理想の男性像のハードルの高さから目を背けはじめる。
「いやいや、アンタのその 『仕事はバリバリやっているけど、実は面倒臭がりで出不精で、あまり連絡もデートもマメにしたくない。けど海外旅行は大好きで年に2回は必ず行く!そんな、クソ自己中な自分を分かってほしい』って好みは、男のハードルが高いと思うけど」
なんて息を荒らげて具体的にグサグサ指摘すると、
「別にそれは好みじゃないし! 難しいコト言ってないし!」
とシャットアウトな空気が出るため、会話終了!
「ああ、面倒くせえ話をしちまった。もうおせっかいな話はしない! デリケートな部分は触れてなるものか」
とチキンな私は背中を丸めて誓うのだ。というか、全国のアラサー処女とお友達のみなさん、そういう経験ないですか?
そうしてセカンド処女は、周りの的確な指摘を1つ、また1つ、失っていく…。なんて今日は指摘する立場だから厳しいけど、ホントちょっとした裸の王様状態になりかねない。

セカンド処女にイイ女が多い不思議
それ以外にも、アラサー処女には、いくつも共通点がある。
・昔はずっと彼氏がいた(恋愛に困らなかった)
・「男がいないなら、いないでいい!」と口にする
・ズバリ仕事ができる
揃いも揃って、女から見るとけっこうイイ女が多いのだ。本当にもったいない。
でも恋愛も仕事もそうだけど、トライ&エラーが大切だ。
ちなみに大人になってからモテ出すタイプに共通していることは、昔、男にひどい扱いをされ、涙を流し、自分を一歩一歩伸ばしてきた子が多い気がする。
仕事が比較的できるセカンド処女なら、トライ&エラーはお手のものだから、すぐにそんな後発タイプの恋愛上手なんてぬかせるはず…あ、でも「いつか本気出せばなんとかなる」って考えも、セカンド処女に共通することだった(笑)。
よく「男は昔の自慢話を話し出したら終わり」というけれど、女も昔の恋愛成功体験から進化がなければ、終わり…いや、セカンド処女道のはじまりかもしれない。
「男がいないなら、いないでいい!」
って反発する声が聞こえてきそうだけれど、そうそう、「いつか何とかしなきゃって気持ちはあるものの…」ってのも、セカンド処女がよく言うセリフ☆
こうして考えると、女ってなんだか生きづらい世の中ですね。
「私、男に生まれてたらよかったのにー」
なんて友達は言うけれど、ちなみにそれも、セカンド処女からよく聞く言葉かも!
おおしま りえ/雑食系恋愛ジャーナリスト・イラストレーター
10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。20代で結婚と離婚を経験後、アップダウンの激しい人生経験を生かし、現在恋愛コラムを年間100本以上執筆中。そろそろ幸せな結婚がしたいと願うアラサーのリターン独女。
HP:http://oshimarie.com