セカンド処女に共通する、あの言い訳!
仕事に美容に恋愛に、女の人生ってけっこー大変! 私はこのままでいいのかな? 幸せになれるかな? そんなモヤっとした悩みを浄化し、毎日がもっと楽しくなる痛快エッセイを、毎週土曜日お届けします。
最後にセックスしたのは、ズバリ何年前?清純派を気取るわけでもないのに、そういうことから遠ざかってン年のあなた。もしや、セカンド処女ってことはない? 何かと言い訳を用意して、恋愛から逃げまくっているとしたら…。今すぐ手を打たないと、ヤバイかも!
【恋愛はしたいけれど1mmも傷つかずに生きたい】vol.28
「守ってるつもりはない!」
5年彼氏がいない友人はチューハイ片手にそう叫ぶ。
そう、彼女はいわゆる「セカンド処女」なのだ。
セカンド処女とは読んで字のまんま、2度目のヴァージンをむかえた女性のことである。過去に男性とのセックスは経験ずみだけど、2年以上(諸説あり)男性との営みがない女性をそう呼ぶらしい。セックスレス中の既婚女性も含まれるわけだけど、このセカンド処女は独身女子の間でかなり増えている。彼氏がいなくて、ワンナイトな火遊びもなくて、だいぶそういうコトから遠ざかっている子たち。もちろん結婚の予定もない。
「守ってないなら、今から適当な人に連絡して、そういうコトしてきなよ」
お酒の力も加わって、彼女に私はついつい雑な提案をする。
「えー!? それは無理! ていうか、そんなにそっちに興味ないもん」
はい、来ましたー、お決まりのパターン。セカンド処女に何人か話を聞いていると、なぜか不思議とみんな同じようなリアクションをくり出すのである。
なぜかワイ談好きなセカンド処女
まずセックスをしていないことを突っ込んだとき、彼女たちの多くは「そこまでエロに興味がない!」と反論する。本当に興味がなさそうな子もいるけれど、だいたいはエロに興味はなくとも、ワイ談が大好きなことが多い。
さっきの女子は、エロにそこまで関心がないといいつつも、話題にちょいちょい下ネタを挟んでくるクセがある。
「昨日テレビ見てたら、●●(某イケメン俳優)の股間が超モッコリでさー」
「見るところ、違うでしょ?」
「むしろそこを見ずしてどこを見る!?」
これ、正真正銘、30代女性の会話である。
「股間がモッコリ」を「乳が大きい」に変えたら、完全にオッサン…いや、中学生男子の会話じゃないか。
ほかにも「通っているジムのイントラがイケメン! あの二の腕で抱かれたい」とか、「部署違いのイケメンに一発お願いしたい」とか、「ペット男子が欲しい」とかとか、実現しないと思うけど、したら困るワイ談を、アラサー処女たちはたくさん口にする。その姿は「イイ女とやりてー」とつぶやく男に似ているよね。