文/NATTY
無理なダイエットは禁物! 痩せ体質を目指せる「痩せルール」5つ
過度な食事制限や短期間のハードなダイエットは、一時的に体重を落とせるかもしれませんが、リバウンドに繋がりやすいと言われています。また、無理なダイエット法を続けると、ストレスが溜まって心も体もボロボロになってしまうことも…。
せっかくダイエットしてもリバウンドしたり、体を壊してしまっては意味がありません。
今回は無理なダイエットをしなくても、習慣化させることで痩せ体質をつくることができる「痩せルール」をご紹介します。
食事:栄養素をバランスよく摂る
「You are what you eat(あなたの体は、あなたが食べたものでできている)」という有名な言葉がありますが、たくさんの量を食べていなくても太りやすいという方は、食べるものや食べる時間など食事の方法を見直した方がいいかもしれません。
下記の項目に当てはまる方は要注意! いつもの食生活を振り返ってみてくださいね。
・普段の食事では、食材や栄養が偏っている
・飲酒することが多い
・食事の時間が不規則
・夜中に食事することも多い
・早食い
・間食が多い
痩せ体質を目指すなら、食事の時間やいつも食べているものを見直してみましょう。揚げ物や麺類などの高カロリーなメニューや、お菓子や糖分の多い飲み物を減らすなど、エネルギーを摂りすぎないように心がけることが大事。ただ食事の量を減らすのではなく、たんぱく質、脂質、糖質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく摂る食事が大切です。
間食が多い方は、ナッツやドライフルーツなど美容にも良いと言われる食材を意識して摂取するようにしてみてくださいね。
運動:運動不足を解消する
運動をする習慣がないと、摂取したカロリーを消費できないだけでなく、筋力が落ち代謝も悪くなりやすいです。結果的に、太りやすくなる原因にもなりかねません。
痩せ体質を目指すなら、定期的に運動する習慣を身に付けましょう。例えば、帰り道に一駅歩いてみたり、普段から階段を使ったり、お家でもできるヨガやストレッチに挑戦するなど、短時間でも無理なく続けられるものを取り入れてみましょう。
1日1分でできる簡単なストレッチもあるので、まずは少しずつでも体を動かす習慣を取り入れましょう。
睡眠:6~8時間の睡眠をとる
寝不足はダイエットの敵です。睡眠不足だったり、睡眠の質が悪いと、睡眠中の成長ホルモン分泌量が減少し、脂肪を溜め込みやすくなると言われています。
痩せ体質を目指すなら、忙しい方でも6~8時間は睡眠をとれるように一日のスケジュールを見直してみてください。
姿勢:正しい姿勢を意識する
「猫背」や「反り腰」などの姿勢でいると、余分な脂肪がつきやすくなり、体のバランスが悪くなってしまうことも…。また、姿勢が悪いことで、筋肉が上手に使われなくなることで代謝が落ち、脂肪もつきやすくなるでしょう。
普段から姿勢を正すことで、運動せずとも全身の筋肉が使われます。そして、ぽっこりお腹の解消や、ヒップラインを綺麗に見せてくれる効果も期待できるので、まずは正しい姿勢を意識してみましょう。
入浴:定期的に湯船につかる
冷えが体に負担をかける恐れがあることは、ご存知の方も多いかもしれません。体温が1度下がるだけでも基礎代謝量が12%下がると言われています。代謝が悪くなるだけでなく、余分な水分や脂肪が溜まりやすくなるとされているので、体を冷やさないことが大切です。
夏だとしても、毎日シャワーですませるのではなく、定期的に湯船につかって体を温める習慣をつけましょう。また、暑いからといって冷たい飲み物ばかりを摂取すると、体を冷やすことに繋がるので注意しましょう。
痩せ習慣を身につけよう
今回紹介した5つのルールに加え、普段からストレスを溜めないこともダイエットには必要不可欠。一度に全てを完璧に行おうとせず、ストレスがかからない程度で、続けられそうなものから取り入れてみてください。
痩せ体質は「健康習慣」から作られます。健康的な食生活や生活習慣を意識することで、少しずつ変化がでてくるでしょう。自分の体調と相談しながら、できる範囲でチャレンジしてみてくださいね。
©bymuratdeniz/Morsa Images/Westend61/YuriF/gettyimages
NATTY/池田夏子
YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。