文・平野絢子 イラスト・宮本志保
おうちでできる簡単な節水方法
【最近やってるecoなこと】vol. 104
生活に欠かせないお水。毎日使うものだからこそ、意識することで節約につながります。YUKIさんは普段から節水を心掛けているそうなので、YUKIさんが意識していることを教えていただきました。
YUKIさん 一人でも多くの人が節水、節電を意識すれば地球環境を守ることにつながると思っているため、私は身近でできることをいつも心がけています。私の家の夏場の水道代は現在、月平均2,500円から3,000円前半くらいです。節水を心がけるようになって、以前より1,000円弱は節約になりました。
まずはよく使うキッチンでの節水方法をご紹介します。
キッチンでできる節水方法3つ
- キッチンの水道の出る量の設定を最小限にする
- 冬場でもお湯を使わない(手荒れの防止にもつながる)
- 食器を洗う際は、数十分容器に“つけおき”し、ため洗いをする
台所水栓の節水モードでお手軽節水
YUKIさん 私が使っているPanasonicの台所水栓はセンサーで水が出るので、節水モードにすると蛇口の下に手をかざすとその時だけ水が流れます。(※1)
水を出すのも止めるのもとても楽なので、忙しいママの味方で、節水にもつながります。見た目も素敵だし、掃除が楽なのでお気に入りです。
他にもできる節水方法、やめてよかったこと3選
NG1. 水を流しっぱなしにする
YUKIさん 4歳と2歳の子どもにもうるさいくらい言っていて、もったいないお化けのようです。歯磨きの時も水を止めています。
NG2. おしっこでもトイレの水を大で流す
YUKIさん トイレでおしっこを流す際に、できるだけ“小”で流すように意識しています。二度流しはしません。
NG3. 湯舟にたっぷりお湯を溜める
YUKIさん 夏場はシャワーのみか、湯船にお湯を溜めても少なめにお湯の量を設定しています。
すぐに実践できる! 節約術
いかがでしたか。キッチンでできる節水については、食器やフライパンを洗う際にあらかじめ油を新聞紙やゴムベラ等で拭って捨てると、すすぎの時間を減らせます。また、野菜を洗う際にボウルを使って水を流しっぱなしにしないなど、他にもいろいろできることがあります。みなさんもぜひ参考にしてみてくださいね。
<教えてくれた人>
YUKIさん
35歳。4歳の男の子と2歳の女の子のママです。仕事と育児とこの暑さで目が回りそうですが、毎日子どもとの時間を大切にしています。
<筆者情報>
ecoco代表 平野絢子
エコをテーマとし全国の女性を集めた団体「ecoco」を立ち上げ、身近にできるエコ活動、エコを通した地域活性とウーマンエンパワーメントを推進している。
また岡山県の観光特使として東京を拠点に行き来するデュアルライフを行いながら、せとうちの農園や市場、工場などに自ら足を運び、創り手の‟想い”を伝えるため、商品開発、営業、PRなどを企業と一緒に行っている。
YUKIさんのInstagramはこちら
https://www.instagram.com/gen.coco_s/
ecocoのInstagramはこちら
https://instagram.com/ecoco_eco/
※1
Panasonic
(C)Csondy/Getty Images