着なくなった服はまだ捨てないで! アパレル店員が教える「デニムの最新活用術」

ライフスタイル
2023.07.12

文・平野絢子 イラスト・宮本志保

女性たちが実際にやっている、身近なエコ活動をご紹介。101回目は、ecocoメンバーのMACOさん。今回は誰でも簡単に作れる、デニムを使ったリメイク術をご紹介します。

デニムのハギレを使ったオシャレなリメイク術

©宮本志保
©宮本志保

【最近やってるecoなこと】vol. 101

いろんな着こなしで楽しめるデニム。サイズが合わなくなったり汚れたりして着なくなったジーンズなどのデニムを、捨てずに可愛くリメイクをしているMACOさんにリメイク術を教えてもらいました。

MACOさん リメイクを通じてモノを大切にすることも学べ、子どもにも伝えることができます。着古した服、カットしたジーンズの生地は捨ててしまえばただのゴミですが、リメイクすることによりまたそこから長く愛用できます。経年変化を遂げ、自分色に染まったジーンズならではの味わいがあり、新たに自分だけの1点ものを作れるのも魅力だと思います。

デニムのブーケ飾り

デニム 古着 活用術 リメイク エコ SDGs サステナブル エシカル

MACOさん 友達からもらったミモザをドライフラワーにして、ジーンズのハギレを四角く切って巻きました。

デニムフラワー

デニム 古着 活用術 リメイク エコ SDGs サステナブル エシカル

MACOさん インテリアを可愛くしたくてデニムでお花を作りました。

【作り方】

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1. 四角(長方形)に切ったデニム生地を用意する。

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2. 半分に折る。

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3. 繋がっていない側を上に向け、端から1cmの所を縫う。
輪になっている側から縫い目の少し手前まで切る。

4. すべて切り終えたら、縫い目の上の1cmあけた部分に手芸用ボンドをつけながらくるくると巻いていけば完成。

デニムタッセルイヤリング

デニム 古着 活用術 リメイク エコ SDGs サステナブル エシカル

MACOさん デニムイヤリングは子どものイベント用にみんなと差をつけたくて作りました。

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1. 生地の切れ端を好みの細さで切り、同じ長さのひも状のものをたくさん作る。この時このひも状にした半分の長さが仕上がり丈になります。

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2. 様子を見ながら作り、好みのボリュームになったら真ん中を糸で括る。

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3. 引っ張ると抜けてしまうため、半分に折った後(タッセルの形にした後)脱落を防ぐため、半分に折った少し上部を適当にネイビーの糸で縫う。

4. 真ん中で括ったところに丸カンをつけ、好みのイヤリングパーツをつけて完成。

こうして着なくなったジーンズなどを今度は小物として再活用し、また違った形で愛でてます。デニムと残布を組み合わせても可愛いですよ。

小物作りでデニムを可愛くリメイク

デニム 古着 活用術 リメイク エコ SDGs サステナブル エシカル

いかがでしたか? ジーンズを買った際に出るハギレやサイズアウトして捨ててしまうものも、MACOさんのようにリメイクすることで可愛い小物に大変身。ぜひ参考にしてみてくださいね。

<教えてくれた人>

MACOさん
ジーンズショップ店員の36歳主婦。
好きなことはウォーキング、花屋巡り、空間コーディネイトが好き。

<筆者情報>

ecoco代表 平野絢子
エコをテーマとし全国の女性を集めた団体「ecoco」を立ち上げ、身近にできるエコ活動、エコを通した地域活性とウーマンエンパワーメントを推進している。
また岡山県の観光特使として東京を拠点に行き来するデュアルライフを行いながら、せとうちの農園や市場、工場などに自ら足を運び、創り手の‟想い”を伝えるため、商品開発、営業、PRなどを企業と一緒に行っている。

ecocoのInstagramはこちら
https://instagram.com/ecoco_eco/

(C)Marina Demeshko/Getty Images

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