実は“家にあるもの”が湿気取りに大活躍! 市販品を買わずに済む「カビ&湿気対策」

ライフスタイル
2023.05.31

文・平野絢子 イラスト・宮本志保

女性たちが実際にやっている、身近なエコ活動をご紹介。96回目は、ecocoメンバーの奈央子さん。今回は除湿の代替え品になるアイテムや除湿のコツについてご紹介します。

エコな除湿剤の代替品・除湿のコツ

©宮本志保
©宮本志保

【最近やってるecoなこと】vol. 95

もうすぐ梅雨の季節。気温も夏に近づくにつれどんどん暑くなってきますが、湿度も高くじめじめとした空気になりますよね。そして湿度が高くなると、カビやダニが発生する原因にもなります。湿気対策は必要ですが、わざわざ除湿アイテムを買わなくても家にあるもので代替えができるとのこと。奈央子さんに、詳細や気をつけていることを教えてもらいました。

奈央子さん 家にあるものを使って除湿すると、市販のものを買わなくてもよく、ゴミが少なくなるのでエコだと思います。

おすすめの除湿アイテム・収納場所

奈央子さん 木屑や新聞紙、コーヒーカスを使います。浮かして収納するアイテムなどがあれば極力取り入れるようにして、靴箱、クローゼット、浴室などは意識して除湿するようにしています。

ーー奈央子さんは、木屑を知り合いの木の加工会社からもらっているとのことです。近くに木工所などがあれば、譲ってもらえるかもしれません。検索すると無料で譲ってもらえるところも探せそうです。

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【靴箱】

奈央子さん 新聞紙を敷いたり、コーヒーカスの乾燥させたものや、木屑を布などで包んで靴の中や下段の隅の方に置いておきます。

【クローゼット】

奈央子さん 浮かせる収納にしていて、衣類の下の方に木屑を布などで包んだものを置いています。檜の木屑だと防虫効果も期待できます。衣類を買った際に包装に使われていた不織布を再利用しました。

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【浴室】

奈央子さん 湿気が多い浴室は浮かせる収納にし、床になるべく置かないようにしています。

湿気の多い時期の取り替えは3〜5日

奈央子さん 新聞紙は1週間程度、コーヒーカスや木屑は様子を見ながらですが3〜5日程度のスパンで新しいものに取り替えます。

サーキュレーターや除湿器を使って換気

奈央子さん クーラーをつけるほどではないけど暑いな、と感じる時はサーキュレーターを使うこともあります。気温は高くないけどジメジメしてて寝付きにくい日には、寝る時に除湿器をつけることも。

ーー空気を循環(換気)するために、扇風機やサーキュレーターを使用したり、除湿するために除湿器やエアコンの除湿(ドライ)機能を使用することも効果的です。

除湿対策をして快適に過ごしましょう

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いかがでしたか。他にも竹炭は半永久的に使えて除湿・消臭の効果もあるのでエコなアイテムのひとつとしておすすめです。

定期的におうちの中を換気し循環をさせることも大切。締め切ってしまうと、空気がこもってしまいカビの原因に。換気する際は2か所以上の窓を開けて空気の通り道を作ってあげましょう。普段開けっ放しにしないクローゼットやたんす、靴箱、シンク下なども開けて換気することもおすすめです。

奈央子
ていねいな暮らしに憧れるズボラ主婦。
最近始めたベランダ菜園と生ゴミのコンポストを楽しんでいます。

ecoco代表 平野絢子
エコをテーマとし全国の女性を集めた団体「ecoco」を立ち上げ、身近にできるエコ活動、エコを通した地域活性とウーマンエンパワーメントを推進している。
また岡山県の観光特使として東京を拠点に行き来するデュアルライフを行いながら、せとうちの農園や市場、工場などに自ら足を運び、創り手の‟想い”を伝えるため、商品開発、営業、PRなどを企業と一緒に行っている。

ecocoのInstagramはこちら
https://instagram.com/ecoco_eco/

(C)tagphoto/Getty Images

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