文・平野絢子 イラスト・宮本志保
洋服・靴・鞄を長く愛用する方法
【最近やってるecoなこと】vol. 92
今持っている洋服や、かばんや靴などの小物をみなさんはどのようにお手入れし、収納していますか。おうちの収納スペースも限られているなかで、いつのまにか乱雑に置いていたり、かばんや靴などが壊れたらすぐ新しいものに買い替えてはいませんか。
元ショップ店員のUKOさんに洋服、靴、かばん等を長く愛用するための収納方法や、お手入れで気をつけることをうかがいました。
UKOさん まず、新しくモノを買う時は、長く使えるモノかどうかを考えて買うようにしています。迷った時は買うのをやめます。かばんの金具が取れたり、ファスナー等が壊れたら、捨てずに修理へ出すようにしています。おうちで洗えないものはクリーニングに持っていったり、ブラシなどでお手入れしています。
洗濯はデリケートコース、アウターはクリーニングへ
UKOさん おうちではセーターやスカート、ワンピースなどを、洗濯ネットに入れてデリケートコースで洗うと長持ちします(※1)。冬物のアウター類など自宅で洗えないものは、クリーニングに出して自宅で保管をしています。防虫剤や湿気取りも一緒に置いていますよ。
洋服ブラシを使う
UKOさん 普段、おうちでできるお手入れとして、コートやスーツなどはブラシを使ってホコリや汚れを落としたり、繊維の流れを整えています。こまめにお手入れをすることで、長持ちさせることができます。
不織布に入れて保管
UKOさん かばんは専用の袋や箱に入れて保管しています。ほこりやカビを防ぐために、洋服を買った時にもらえる不織布を取っておいて、洋服をそれに入れたりもしています。
毎日同じ靴を履かない
UKOさん 毎日同じ靴を履くと劣化を早めてしまう原因になるので、1足1足を長く履くために同じ靴を毎日履かないようにしています。
UKOさん 以前は、質より量だと考えていてファストファッションを買うことがありました。でも年齢を重ねていくにつれて、モノを大事にする心、選ぶという行為を大事にするようになりました。質の良いモノを選ぶようになって気づいたことは、デリケートなモノが多くお手入れも必要ですが、お手入れをすれば長く愛用できるので、こまめなお手入れを欠かさないようにしています。
いかがでしたか。購入した時のワクワク感を忘れず、自分が選んだモノを大切にすることもゴミを減らせてエコになります。モノに合ったケアをすることでキレイに保ち、長く愛用することができるのでぜひやってみてくださいね。
UKOさん
Wellness Life Assister
発達障がいのある長女14歳と次女9歳の姉妹ママ。生活リズムアドバイザー 健康リズムカウンセラー。
ecoco代表 平野絢子
エコをテーマとし全国の女性を集めた団体「ecoco」を立ち上げ、身近にできるエコ活動、エコを通した地域活性とウーマンエンパワーメントを推進している。
また岡山県の観光特使として東京を拠点に行き来するデュアルライフを行いながら、せとうちの農園や市場、工場などに自ら足を運び、創り手の‟想い”を伝えるため、商品開発、営業、PRなどを企業と一緒に行っている。
UKOさんのInstagramはこちら
https://www.instagram.com/uuuuu_kooooo2/
ecocoのInstagramはこちら
https://instagram.com/ecoco_eco/
※1 日立の洗濯機のコースについて
https://kadenfan.hitachi.co.jp/support/wash/q_a/a14.html