文/Chiaki
サステナブルやエコへの関心が高まる中、日本のファッション業界では衣服の年間廃棄量が約33億着、さらにそのうち約8割が焼却・埋め立て処分されており、一度も着られないまま処分されてしまうことも少なくありません。
エアークローゼットでは、この現状を変えるために、ファッション業界において廃棄物を出さないように資源を循環させる“サーキュラーファッション”への取り組みを強化。まずは『airCloset』を軸に取り組み、ゆくゆくはファッション業界全体での洋服の循環を目指しています。
基盤になるのは“物流”
『airCloset』は、自分好みのファッションや体形、着ていく場所などに合わせてプロのスタイリストがコーディネートした服をレンタルできるサービスです。洋服を返却した後は検品やクリーニングなどのメンテナンスが行われ、また新たな利用者へと循環されます。
エアークローゼットでは、このシェアリングこそ“サーキュラーファッション”を実現させるための基盤であり、それぞれの洋服がきちんと着られる機会を増やすことが、無駄な廃棄を防ぐ“循環型の持続可能な仕組み”であるとしています。
洋服を最大限活用するために、シェアと販売を強化!
エアークローゼットでは『airCloset』の運営以外にも、2018年には着なくなった洋服を回収する『shareCloset(シェアクローゼット)』、2020年4月にはレンタルでの提供が終了したアイテムを販売する『エコセール』、さらに同年8月には試着のみされて返却されたアイテムの『airCloset』内シェアリングを行なっています。あらゆるポイントで廃棄を防ぎ洋服を循環させるような取り組みは、今後さらに強化していくとのことでした。
また、代表の天沼氏は、これらの取り組みについて、「『airCloset』を利用することで手軽にサステナブルな取り組みに参加できる仕組みづくりをさらに強化、および各社とも連携することで、ファッション業界におけるSDGs推進に貢献していく」とコメントしています。
■『エアークローゼットのSDGs推進』特設ページはこちら!
エアークローゼットでは、今後もSDGsに取り組むことを“当たり前”として、様々なプロジェクトを実施していくそうです。今後展開されるサービスからも目が離せません。
【参考】
エアークローゼットが、“サーキュラーファッション”の実現に向けた取り組みを強化 - PR TIMES
©エアークローゼット